(119)インド一周最後の日!巨大な〇〇と、ふんどし男がお出迎え!?

ついに、このインド一周の旅も最後の日となりました!

さあ、はたしてどんな結末が待っているのか!

6月24日

茶屋の軒先にあるベッドで野宿。「朝だぞ、おきろ」と6時に店員に起こされる

6時間も寝ておらず、死ぬほど超眠いので、ほかのベッドで移って二度寝しようとすると、その病人のような寝方ゆえに
「おまえ、病気か?薬ならあるぞ」
と病人に間違われたほど。

出発して、前回行きのときにGSで出会ったシークのおじさんに再会しておこうと寄り道してGSに行くと、

あいにく不在だった。

そうなれば思い残すことなく、デリーに一直線で戻れる!

だけど今日が旅の最後だと思うと、ついつい寄り道ばかりしてしまい、どんどん時間がかかるのであった。

国道1号の標識にあるキロポストで、デリーまで250km。デリーまで200km。デリーまで160km・・・・・

と、見るにつれ、どんどん我が旅も終わりが近づいていくのを心より実感。

デリーまで120kmぐらいのところで、田舎のど真ん中の国道沿いに、バブリーなベジタリアン高級レストランを発見。

高級そうな店だから、肉やワインがあるのかとおもいきや、なぜかベジタリアンである。

インドの文化だと「血の滴る肉なんて汚らわしいのよ!」ということなのだろうか。

ともあれ、日本にも田舎のど真ん中にバブリーな宮殿のようなパチンコ屋があったりしたけど、その不釣合いさは日本もインドも似たりよったりだ。

あまりにごうじゃすすぎるので、はたしてどんなところなのか覗いてみたくなった。
普通のレストランとはちがい、シェフも一流レストランのいでたちだし、従業員も完璧なスーツを着ている
それに比べ、野宿の連発で3日も洗濯して無い黒ずんだ汚いボロボロの、ドレスコード完全マイナスの格好で入るのはすごく勇気がいる。

入り口にはいかつい黒服がいて、入店を断られたらそれこそ屈辱だ。
なので、「人は見かけやない!心や!」
ということで、
「May I come in?」
とクインズイングリッシュ風の思いきりカッコつけたキザったらしい発音で尋ねて見ると
意外なことに

「Why not? Welcome!」

と笑顔で迎えてくれた

バスも止まっているので、庶民でも入れるらしい。激烈に貧しかった東インドとは明らかに違う。

扉の中は、ムンバイのタージマハルホテルのような豪華なロビー。メニューを見ると、格の割りに、Tea(チャイ)は30と安い。日本だとたったの60円。ほかのフードもそれほど高くは無い。

もう時間が無いし、荷物も単車にくくりつけたままなのでそのまま立ち去ったが、じっくりゆっくり優雅にアフタヌーンチャイを味わいたかったわい。



100km地点で、高くそびえる〇〇

インドからちょうど100kmの地点で、巨大な尖塔、すなわちインドのリンガ・日本でいう「かなまら」を発見。

「かなまら神社・インド支部」である

これが、聖者の行進だ!!

そして、デリーまであと50kmぐらいから、民家などもぼちぼち増え始めてきた

そこには、ふんどし一丁のおっさん、ではなく聖者が歩いていた

ジャイナ教の高僧になると、すべての所有を放棄するという意味で、全裸で過ごし、全裸で行進するというが、ここは首都圏のお膝元なので、さすがにフルチン全裸ではまずいのだろう。

しかし、

しかしね!我がインド一周の最後を締めくくるのが、男根とふんどしじゃ、あまりにも感動のゴールには程遠いではないか!

このままじゃ、感動もへったくれもありゃしない!

そして感動のゴール!3つの感動

夜になると、どんどんデリーの街に近づいてきた。と同時に雨が降ってきた

いつもならイヤな雨。だけどこのときは違った。

「もう少しでゴールだ!!明日から走らずに済む!野宿しなくても済む!」

そのうえで、雨が降ろうものなら、異常にテンションが高まるのである。

フィナーレを飾るかのように、曲を聴きながら無我夢中で走る。

そして、デリー到着!

この「Welcome to Delhi」の標識を見たとき、

「帰ってきたんだーー!!ついに半年以上に及ぶ、長い旅が終わった!!」

と、腹の底からの押さえきれぬ衝動を爆発させたのだった。

そう、この何の変哲もないこの標識こそが、最後の感動だった。

思えば、このインドの旅で、心より感動したのは3回あった

ひとつは、インド最南端の岬についたとき。

8000m級のヒマラヤを見たとき。

そして、このデリーのゴール。

だけどまだ旅は完全に終わってはいない。今日は最後なので、大雨に濡れまくりながらも、デリーを目指す。

これまでだったら、GPSがあったので楽に戻ることができたが、もうGPSもこわれているため、当然のように大いに迷ってしまった。標識も不親切なのでノイダのほうまで行ってしまい、どんどん時間がなくなっていく。

すでに感動から冷めて、現実に戻っていたが、結局検問の警官にこちらから道を訪ねながらも、日付が変わるころにようやくパハールガンジの宿・ホテルナマスカールに戻ったのだった。

わがFZ-sの、最後の雄姿。

最後は自分もボロボロになり、マシンもボロボロになって、何とかたどり着くことができた。

完全燃焼!

ということで、昨年から連載してきたインド一周編は、これにておしまい!

苦楽をともにしてきたインドヤマハ FZ-sと、

インド一周プロジェクトにサポートしてくれたみなさん

旅先で世話をしてくれたみなさん、

そして読者のみなさん、

本当にありがとう!!

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