(113)インドパキスタン国境での退陣の儀式を見る 15年でどう変わったか

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日本では絶対味わえないもの。それが陸路での国境越え。

インドパキスタン国境のまつわる当時の日記と、15年後に再訪した時の話になります。

2000年当時の日記

国境に近い都市・パンジャブ州(インド側)のアムリットサルは、ターバンとひげのシーク教徒で有名。その宗教柄、酒や煙草を売る店はほとんどなく、代わりにターバンやサーベルが売られている

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そしてパキスタンへの国境に近づくと、民家も人もなくなる。国境付近は緩衝地帯となっており、森の中にはバトルスクールなんてのがあってものものしい。

インドの旅は、地獄もあれば天国もあった極端な旅だった。

道行くトラックの荷台にはこう書いてあったのが印象に残った。
「India is Great」

まさにこの言葉がぴったりの国で、思わず深く「そうだよ、そのとおりだよ!インディアはグレートだよ!」とほざいてしまった。

良くも悪くも「India is Great」

インド出国・パキスタン入国2000

初めての国境越え 2000年5月5日 15時。

国境に着くと、まず両替。小屋の中でシークのおっさんらがトランプなんかしてひまそうだったが、でてきたのはお札だけだった。パキスタンはコインのない国だった。

パキスタン側のイミグレーションは国境をまたいで1キロ。その間国境を行き来する人や車はほとんどいなかった。

インドとパキスタンは元々イギリスの連邦国だったが、長年の領土紛争と宗教観などのちがいで、両国間の交流はほとんど無い。

パキスタン側のイミグレ、税関(カスタム)に行く。役人らは白いイスラム服を着て、なんかしまりがなくニヤついている。インド側なんて一寸の隙も許さぬ真剣なイミグレなので両国間は雰囲気まで違う。

税関ではご好意なのかサービスなのか、わざわざカルネのファイルまで見せてくれた。
「君の知っている友達はいるかな?」

過去に通過したバイクや車のカルネを見ると、圧倒的にヨーロッパが多く、ドイツやスイスが主でその次にイギリスやフランスなどなど。

車両別ではバイクが圧倒的で、400cc以上の大型バイクが多くて125ccは私だけだった。
そして、日本人のカルネを発見した。住所は北海道で、750ccのオフロードバイクだった。欧米人並の格だが、その人はついこの前そこを通過した様子だった。



そして、15年ぶりに国境を再訪

と、以上が2000年の日記になりますが

2015年に再訪した場合、どう変わったのか。

私がかつて利用した国境は、かつては閑散としてのどかだったが

いまや両国の示威を披露しあうセレモニー会場になっていた。

2015年

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2000年

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そして15年の間で新しいイミグレーションができた。

新しいイミグレと国境は、この手前1km地点から、バイパスのように迂回したところにある。

そのまままっすぐ行くと、セレモニー会場(旧イミグレーション)左に行くと新イミグレーション。

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新イミグレーションへの入り口

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しかしいまだ険悪な仲の両国間のため、民間の行き来は今も昔も皆無の様で、

パキスタンナンバーの車両は全く見かけなかった。

15年ぶりの国境事務所

私も中に入ったであろう、旧イミグレの事務所は廃墟のようになっていた

あのとき、人生ではじめて「バイクごと入国」するという経験だったので、この中で出国手続きをしたわけだが、まさに緊張のひと時だった。

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中をのぞくと・・・・

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15年ぶりに現場を訪れ、あの日の空気を感じた途端、

あの日の緊張と興奮が15年ぶりによみがえってきた。

国境前のセレモニー 目の前はパキスタン

いまやセレモニー会場になった国境門前。

たくさんの人で、もう昔のようなのどかさはない。

ただし午前中にここに行くと、15年前同様閑散としているので当時の面影を感じることができた。

門の向こう側は、パキスタン。

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インド側はガンジーの肖像画。

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パキスタン側を撮って見た。

兵士以外の男は白いクルタを着ているのがわかる

インド側パンジャブも、パキスタン側パンジャブも、人種・顔立ちは同じなのだが、宗教を通じて別の国に分かれるという矛盾。

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両国の示威を競い合う

いつの日か、

インドとパキスタンが両国が自由に行き来できる日が来るのだろうか。

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