いまは無き沖縄台湾国際航路 フェリー飛龍21 船内の写真

日本でも、かつては台湾を結ぶ国際フェリーがありました

それが有村産業の、飛龍21。

名古屋から大阪>那覇>宮古>石垣>そして台湾の基隆/高雄を結ぶクルーズフェリー。

そんな写真を紹介します

2002年3月に乗った場合の運賃は

大阪南港から那覇まで 2等17300円 自動二輪車125cc 7300円

計24600円でした。2等運賃だけでも、LCCの3倍かかります。

乗船券の予約は、まだネット予約なんて普及してなかった時代なので、あらかじめ地元のショッピングセンター内の旅行代理店で予約しました(手数料はかからなかった)



大阪南港の夜景 2002年

3月13日23時26分、いよいよ乗船!

23時50分、沖縄経由台湾行きのフェリー「飛龍21」は出港。

3月14日 0時40分 しかし、まだ南港。

出航が遅れているらしい。その後出航


寝室のほうはユースホステルのようなつくりである。学生などの旅人でいっぱいだ。船は外洋のため大揺れにゆれたのでベッドの中で寝そべってひたすら耐えた。

船内の沖縄のブルーシールと、台湾時間の時計。

そういえば北海道行きのフェリーもそうだったが、なぜか船内には必ず両替機がある。

2等船室

2等船室とはいえ、北海道や韓国釜山行きのフェリーと違い、大部屋の雑魚寝タイプではない

そのせいか狭く感じてしまう?

2段ベッドのドミトリー形。

コンセントがないので充電はできない

外洋に出ると当然揺れがひどく、何も出来ないので、

結果的にずっとここで寝て過ごすことに。

クルージングフェリーによくある映画上映やディスコなどの類もなく、

もちろん当時はスマホやネットもない。

あったとしても揺れる画面を見ると、船酔いする。

なので退屈だった

1等船室の通路

ゲームコーナー

売店

まりんまりん アンティーク店のような店 だけど閉まっていた

朝食メニュー

そして、噂の自動販売機 なんと、ビールが120円

そのわけは、

免税価格だからです

韓国やサハリン航路でもそうだが、この台湾航路でも免税価格で販売しています

もちろん、石垣島>台湾間のみの販売で、石垣出航後に販売が解禁されます

残念ながら、本州>沖縄間では購入不能。

となりの自販機は、もちろんいつでも買えるけど

ビールは120円ではなく250円と、普通の設定価格でした。

ロビー

ところでこのフェリーには、実はちゃんとテーマソングがあったのです

そのグループが、ディアマンテス

船内で流れていたのがオキナワ・ラティーナという曲だそうです

たしかに青森=函館間の津軽海峡冬景色に比べれば

本州から長い長いフェリーの旅が終って

「さあこれから南国だ!青い海と島が待っているぞ!ハメ外すぞ~」

って気になりますよね

 那覇港到着

しかし待っていたのは、

南国らしからぬ、どんよりとした曇り空。

この時期は天気が悪いのでしょうがない。

曇っているが、南国なので潮風がいっきに生暖かい。

3月15日、2時間遅れの9時30分に那覇港到着。

車両甲板

沖縄のフェリーは、途中の島々に寄るためか、

行き先の書かれた紙が貼られる。

「有人車 ナハ行き」 とかかれている

そして、在りし日の飛龍21

この後、飛龍はどうなったか?

本州から沖縄の交通手段は、安くて早いLCCなどの普及により、有村産業が破産し、飛龍はパナマ船籍となって外国に売られたそうです。

名前も舞台も変わったけど、最後まで船体の天寿をまっとうしてほしいですね。

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