なぜバイク離れが進むのか?バイク人口が減っている理由を大分析

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若者のバイク離れが進んでる?

そりゃあ当然ですよ。

それはなぜか?

バイク歴22年、職業ライダー経験があり、全都道府県と世界六大陸をバイクで走ったたびいちが、

なぜ日本がバイク離れになっているのかを分析します。

なお、バイク離れにひきつづき、

車離れの考察記事も書きました。

なぜ車離れが進むのか?若者のクルマ離れの原因の理由に迫る
以前、バイク離れの記事を書いたところ、 「バイク離れ」で検索すると見事トップに出たので、 次は日本の若者の「車離れ」をテーマにし...

構想半年、そして四日ほどかけてじっくり書いた、

肝煎りの記事です。

併せてお読みくださるとありがたいです。
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バイク離れが進む原因

少子化、人口の減少

まあこれを言ってしまうとミもフタもないんですが(笑)若年層が減ると当然新規ユーザーも減ります。

四輪よりも危険

まずは、よく言われるのがこれです。これで乗るのを反対されてる人も多いと思います。(とくに女性)

私は幸いなことに、これまでに日本と世界中を何十万キロも走っておきながら、入院したり警察沙汰になる事故は起こしたことがないのですが、

それでも何十回もコケました。とくにアフリカで60km/hで大転倒した瞬間、一瞬死ぬかと思いました。痛い思いします。

日本でも国道で転倒した時でも、運悪く後続車にはねられたりしたら・・・となると、いまでもゾッとします。

盗難が多すぎる

治安のいい日本ですが、バイク盗難にかんしては諸外国以上にひどいです。

なぜなら、何十万円、何百万円のバイクがいたるところに停めてあるので、敵(国内外のプロ窃盗団)からすればニッポンは宝島・ジパングなんです。

たとえばブラジルだったら銃を突きつけて強奪しますが、当然反撃されるリスクもあるので命がけです。しかし日本なら、そこまでしなくても路上に宝の山がたくさんある。

雨にやられる

ライダーの天敵、それが雨。

合羽を着ても、何度か履くとパンツまで濡れるし、靴や靴下がぬれそぼる、あの超最悪な不快感は耐えられない。



夏は死ぬほど暑いのに、冬は死ぬほど寒い

まずは、「夏は死ぬほど暑い」から

このような夏の晴れた日にバイクに乗っていると「夏はバイクだと気持ちいいだろうねー。」とよく言われるのですが、実はそうでもありません。

めちゃくちゃ暑いんです。

走っている時はまだいいのですが、信号待ちで止まっている時などは
(日差しの暑さ)+(アスファルトからの照り返し)+(周りの車からの排熱)+(自分のバイクのエンジンからの熱)
にさらされます。
しかも車のように冷房はなく、安全のために長袖長ズボンという服装ですから、尋常ではない暑さになります。

引用元:バイクに乗るには暑すぎるバイクの日
http://blogs.yahoo.co.jp/wth_map/64341999.html

夏の暑さは、もう大変。
渋滞で止まったりしたら地獄ですよ。
自転車だったらTシャツ&半ズボン&サンダルですむのに。

かたや
冬はどんなに着ても、めちゃくちゃ寒いですよ。

たとえ外気温が5℃でも、走行中は体感気温は-15℃レベルの極寒になるので、どんなに厚着しても、骨身にしみるぐらいの、歯がガチガチするぐらいの苦痛です。

となると、ストレスなく乗れる時期は春や秋ぐらいになってしまう。

ヘルメットと髪型と日焼け

ヘルメットをかぶるとせっかくセットした髪型は乱れるし、夏場フルフェイスでツーリングしようものなら、顔が変な焼け方をします!!

どんな焼け方をするかというと、額とほおの部分が白くて、目の辺りが焼けるという感じ。自分にとっても、変な日焼けについては、もうどうにもならぬ悩みの種なんです。

とくに美白にただならぬこだわりを持つ日本女性にとっては、致命的ですからね。

そういうこともあってか、バイクブームだった昔は三つ編みにしたりしてバイクに乗ってる女性を見かけて、メット焼けしてもまあお互い様みたいなところがあったのですが、ブームが去った今では若い女性ツーリングライダーなんてぜんぜん見かけませんものね。

差別

四輪との差別。高速料金は軽自動車と同じ。など

信号だらけ、走りにくい

おそい車を追い抜こうとしても、片側一車線のイエローセンターラインが続くとなればいらいらもたまる。
かといって街中だと無駄な信号も多いのでいちいち引っかかるものほどハラダタシイものはない

日本は制限速度低すぎ。オーストラリアでは、こんな道でも制限速度は100km/hですよ

かといって高速道路はめちゃくちゃ高い。いまやLCCなどつかえば安く国内にいけるのに、二輪の高速料金はいまだに高いまま。海外だったら暴動レベルの高さですよ。あの高速週末千円はもう夢のあと。

たとえばインドにも日本のような高速道路があるのだが、通行料金は180kmで340円ぐらいと日本の感覚だと非常に安いのだけど、しかし、インド人にとっては通行料が高いのでがらがら。

(110) タージマハルからデリーのインドの日本式高速道路
タージマハルの都市アグラから、デリーを結ぶ高速道路。 以前は国道2号を利用していたが、アグラからデリーの区間は、日本の援助でつくられた...

思えば日本で同じぐらいの距離(静岡から東京)だと、二輪通行料が3410円とちょうど10倍の値段で死ぬほど高いのに、東名高速は大渋滞。おまけにねずみ捕りもウヨウヨ。

そう思うと、日本なんか全くツーリングする気が無くなるわ。

ねずみ捕り

走りやすい道路になったと言って、へたにスピードアップすると、ねずみ捕りにあいます。
貴重なお金があっという間に飛んでいきます

スマホの普及

これはかなり大きいです。
スマホとバイク、どっちが楽しいか?といわれたら。
暑さ寒さや雨や排気ガスに耐えながらネズミ捕りにおびえながら、安全でないバイクで移動するより、スマホで遊びながら電車で移動。そのほうが楽じゃないですか。

今みたいにネットやスマホのない時代は、娯楽としてバイクであちこち出かけていた人が多かったけど、いまでは家でスマホやってたほうが安全で、金もかからず、資源(ガソリン)を使わず環境保護になり省エネになっている。

そして・・・・停められる場所がない

かつては、二輪車の駐車にかんしては、暗黙の了解でした。

これは2002年3月、

原宿竹下通りに近い、明治通りの歩道です。

スタバのあるあたり。

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いまでは信じられない写真だけど、見ての通り歩道にはバイクが何台も停めてありました

しかし

2006年ごろから二輪車にたいしても容赦なく切符を切られるようになった。

なので2016年現在では、ここでは自転車は停めてあっても、バイクは一台も停まっておりません。

いまや都内の駐輪環境は、世界一最悪だと思う。

駅周辺だと駐禁だし、数少ない有料二輪駐輪場はいつも満車。住宅街の路地にとめるとジャマになって迷惑になる。(マンションの近くとかだと、管理人から停めるなというステッカーをいやみなぐらいにバリバリ貼られます)

さらにしょうがないので探しまくった挙句、やむをえず児童公園内に停めたりしてるのです。
そんなわけで停められる場所がないため、いまや実用の足にもならなくなっている。

はっきりいって、私でもふざけんな!(怒)て気持ちですよ。どこにも停められず、やむえず児童公園ですからね。海外からすれば呆れられますよ。

だけど、東京の首都圏は、3400万人もの人口を有する、惑星最大の超巨大都市圏ゆえ、どこへいっても住宅などが密集しているので、歩行者や渋滞の問題や地権者などの問題等もあってそうそう解決できる問題ではないことはわかってるのですがね。

20年前とのちがい

私が乗り始めたころの20年前は、都会だと「実用の足」としてのメリットがあったんです。
バイクで移動すれば車よりも速くつけるし、しかも電車代よりも安かった。当時はどこでも簡単に停められたし、しかもガソリン代も安かった。
だけど、いまや街では自由に停められなくなったし、プロ窃盗団の進出により、昔よりも盗難にあう危険性が高くなったと思う。そうなると、単車で移動する実用性やメリットが失われてしまった。

結論

私の考えとしては、バイクに乗りたい!という人はどんどん免許とって乗ればいいし、

四輪よりも二輪のほうが、お財布にも環境にもよいので、

「車だとお金がかかりすぎるから、バイクに乗り換えたい」

という人は、大いに勧めます。

しかし、もともとバイクに興味のない人にバイクを勧める気は、全くありません。毛頭ありません。

さらにはバイクより電車で移動したほうが、リスクもないし環境にやさしいですしね。

「暑さ寒さや排気ガスに耐えながら危険に移動するより、スマホで遊びながら電車で移動。そのほうが楽じゃないですか。」

その証拠に、近年の東京は、一昔前とちがって季節を問わず空気もだいぶきれいになったじゃないですか!
デリーの世界一汚い汚染空気を知ってるものからすれば、これは世界的に見てもすばらしいことだと思うんです。

ベトナム・ホーチミン

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じつは私の友人知人には、バイクギョーカイで活躍してる人が何人かいるのですが、決してバイクのデメリットは書きませんね。

でも幸か不幸か、ギョーカイのしがらみのない私はあえてバイクのデメリットを書きましたし(笑)これからも不満があれば書く予定です。

二輪メーカーや業界は、バイクに興味のない人でもバイクを買ってもらおうと販促に躍起なので、バイクのいいところばかりしか宣伝しないと思いますが、私はバイクのデメリットを書きます。

だって、日本のバイク環境なんて、めちゃくちゃひどいですもの!!

あえてしがらみも名もない私のような海千山千のバイク経験者が、デメリットを突くことによって、問題点と今後の改善すべき点が見えるのではないか。

ということで、

この記事が、一人でも多くの政治家やバイク業界の方々の目に留まり、今後の二輪環境向上への参考になれると幸いです。

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