あれから1年!Vstrom DL250で行くユーラシア・アフリカ冒険計画はどうなった

本日はたびいち(tabi1)の1が並ぶ「1111の日」!

その記念に昨年の1111に大々的に電撃発表し、反響を呼んだ旅計画

Vstrom DL250の出現で一気に甦った、ユーラシア・アフリカ大冒険の夢
読者のみなさまへ!本日はたびいち(tabi1)の1が並ぶ「1111の日」ということもあって、新たな旅計画を発表します! これまで何年も...
から1年経って、どう変わったのか発表します。

あれから1年たつと

ユーラシアの思いはかすむどころか、アドベンチャーツアラーのDL250が実際日本でも市販されたこともあって、わがアドベンチャーツアー計画の思いはどんどん強くなりました。


昨年はまだ行くかどうかは未定だったけど、あのころに比べて、「絶対にいきたい!」という気持ちが強くなり、
GSR250を走らせていると、「あの空の向こうにロシア、そしてアフリカが待っている!」といつもいつも思うようになり、

「中央アジアでシルクロードの世界を感じたい」「ユーラシア・アフリカを行く過程で民族や文化の変化を見たい」「白夜を見たい」「砂漠を越えたい」「西アフリカでまったりしたい」

そんな、世界一周を夢見ていた若い頃のような熱い思いで、40歳の日々をすごしています。

夢から目標へ変わった。

1年で走りきるか、2年でいくか?

ユーラシアの難しいところは、ユーラシアを横断できるのは夏だけに限られること。
冬のヨーロッパをどうすごすか、9ヶ月前の日記よりしるします:

本来なら、春にロシア、夏秋にヨーロッパ、冬にアフリカ大陸というスケジュールだったが、
一年で一気にアフリカに行くのは、ほぼ無理だと思うようになった。

なぜなら、前回のインド一周ですら6ヶ月もかかり、そのうえいろいろ行き残したところがあるぐらいである。
なので広大なユーラシアの大地をちんたらのんびり走るわけではない。

冬の間、どうするか。
たとえば松尾清晴翁の場合は、ニースに預けてミラノから帰国したという
ある人はアテネに預けたり、ある人はマドリッドに預けたりしている。
安宿とかに単車を何ヶ月も預けるのは気が引けるし、治安の面もあるが、日本からヨーロッパまで来ると、そもそもマシンもダメージ来てるから、一番合理的なのがバイク屋に整備依頼をかねて、冬の間預けてもらうのが一石二鳥ではないか。

と、書きましたが、いまでは・・・

2年越しに「なりそうです」から
2年越しに「なります」  に変わりました!成増。

その予定は、1年目の前半は

オリンピックで有名になったソチからジョージア(グルジア)やトルコに抜けるか、
ペテルブルグからフィンランド・バルト三国に抜けるか、迷うところ。

と検討してましたが

現時点では
日本からイスタンブルでゴールという予定になります

春 日本からロシア(ウラジオストク>サハリン>など
夏 中央アジア モンゴル>バイカル湖>カザフスタン>キルギス>タジキスタン>ウズベキスタン
秋 カスピ海~コーカサス(アゼルバイジャン・アルメニア・ジョージア・トルコ
冬はアジアに避寒!

そして2年目の後半は イスタンブル>西アフリカ

春 4月にトルコ発、ブルガリアへ北上。東欧
夏 北欧>西欧・中欧
秋 10月スペイン・ポルトガル モロッコ
冬・春 西アフリカ

という予定となりました。

ヨーロッパの冬はつらいよ

ヨーロッパは日本よりも緯度が高く、晩秋から冬になると日照時間が極めて短くなるし、なにより寒いのはキライです!
そもそもとてもじゃないがその時期の欧州なんか寒すぎて走る気がしない。
単車で走るとなると、雪や凍結で危険だし。
なので
11月下旬ごろから4月まで、タイや日本などで越冬予定!

遅くても必ず11月下旬までにはイスタンブルをゴールにする予定。
早く到着しないと、コーカサスの峠は雪と氷で閉ざされる恐れがあるからだ。

なぜイスタンブルかというと、

●アジアとヨーロッパの接点ということで旅の中継地点という面では実にふさわしい
●シェンゲン条約にはひっかからない
●トルコなら物価もそんなに高くない
●親日国なのでDL250を整備をかねて春まで預けてくれそうなバイク店などはありそうだ
●そして、アジアに近いのでバンコク行きの航空券も安く手に入りやすい。
●12月になれば、雨季の明けたタイは最高のシーズンなので、言うことなし!

世界一周08-1 トルコ編 これより近代的な国へ。
●セクシイ冒険ライダー ●暗黒峠と色のない風景 ●タイムスリップ ●洞窟大好き ●飛んでイスタンブール 概要: ヨーロッパに...
ただ、予算がかかって金欠気味だと、物価の安いジョージアのバトゥミというビーチリゾートの町で越冬沈没する可能性もなくはない。

といってもそこにずっと4ヶ月も居るのは退屈だし、かといって周りは雪と氷に阻まれてるし、タイとちがって当然この時期泳げるわけじゃないし寒いし、アジアと違って文化が違い気苦労がある。

のでその可能性はまぎれもなく低いが、今回のルートでは沈没スポットはとても少ないので、じつに気になるところである。越冬はせずとも気に入ったら二週間ぐらいいたい。

道順について

本当なら、稚内からフェリーでサハリンに上陸したかったのだが、いまではフェリーのタイプが変わって四輪や二輪を乗せられなくなってしまった。
というか、それまでお金のかかる大赤字のカーフェリー運行に、慈善事業のように補助金を出しつづけていた稚内市はえらいと思ってます。

となると、もし稚内のカーフェリーが復活すれば稚内から出国だけど、現在あるのは鳥取・境港から韓国経由でウラジオストクから上陸するしかない。
やっぱりサハリンは旧大日本帝国時代の遺構があるのでぜひ行きたい・・・ところなのだが、大陸からサハリンのフェリーに2回乗らなくてはならないのが面倒で金も時間もかかるので、行けたら行こうぐらいに考えてます。

モンゴルも、ウランバートルは治安が悪いけど、寄っていきたい。インドやブータンなどで見かけたチベット仏教の面影もあるので、興味深い。

鬼門!中央アジアとコーカサス

そして楽しみでもあり、同時に悩みの種でもある中央アジア。

キルギスなどは人々も日本人に似ているというし、
カスピ海は大陸の中に海があるという自体が魅力的。

キルギスの首都ビシュケクでウズベクやアゼルバイジャンのビザをとる予定。
しかしそれらは「どS」なみの大変さだというので、その間、湖でキャンプしたりしながら気長にとります。

ウズベク西部とかだと道中荒野でガソリンも手に入りにくく、
カザフのアクタウからバクーのカスピ海フェリーも、
うんざりするほど何日もまたされ、船酔いするしで大変だったという話もある。

そのリスクを回避して北岸へ大回りする可能性もあるが、ロシアビザはダブルからマルチになると2万円ぐらい高くなる。フェリー代のほうが安いかもしれない。
いずれにせよ、悪路やらいじわるに対して歯を食いしばって苦労と試練に耐えながらも、イスタンブルをめざしたいと思います
前回のアフリカだって大変だったしね。

まだ先の話なので、自分が行く頃には中央アジアの国々のビザがフリーになって旅しやすくなることを期待するしかないですね。

そして、2年目の後半戦として

4月にイスタンブルから再開して、夏場は東欧などをメインに回ります
ただ、EUは物価も高く、ネタ的にはあんまりインパクトないし、シェンゲン協定の縛りもあるし、秋が来て寒くなるのはいやなので、西欧はかなりの駆け足旅になるとおもう。
これだけ世界がグローバル化された昨今は、ヨーロッパの都会となればもはやある部分は東京と同じだと思う。
その分物価の安い東欧などでのんびりしたい。残されたヨーロッパの田舎の文化を味わいたい。
ウクライナは宿代などの物価がとても安いし、アルバニアやモルドバなど、マニアックな国に寄りたい。

それでも、世界一周のときに寄った、パリやベルリンなどにももう一度寄りたい。
自分が行く頃には、あの世界一周から20年以上経つので、おフランスのパリがどう変わってるかみていきたい。



北極圏と白夜

ヨーロッパツーリングする人がよくいくのが、欧州最北の北緯71度のノールカップ。
でも、私は行きません。そもそも夏の間にヨーロッパあちこち行くと、スケジュール的にとてもきつい。自己満足のためにご足労をかけてまで行くほどの収穫がないし。
これが前人未到だったら行く価値はあるかもだけど、もはや大勢の人が「ノールカップ詣で」といわんばかりに行ってるので、出費の割にネタになるわけじゃない。

それよりも物価も恐ろしく高いし、せっかくの真夏なのにつめたい雨ばかりの湿った日々だと、私のような南国気質の人間は、逆に発狂しそうになるのです。世界一周のときも、デンマークあたりでそういう苦い思い出がある。

それでも白夜の世界はとても興味があるので、北欧なら治安を気にせずどこでも野宿できるし、スウェーデンとかならスーパーで買い物すれば多少は節約できるという話で、ボスニア湾に沿う形で夏至に北極圏で沈まぬ太陽をみれたらと思うけど、そのときの自分の状況や、季節に間に合わなかったらあっさり行くのをやめにする。

北欧の美しくも湿った冷たい自然は、アジアやインドや西成をネタにするようなたびいち的には似合わない。
面白い人間、変な文化、わけのわからん文化があるからこそ旅として面白いし、ネタになるのである

10月ぐらいに、アフリカ上陸。モロッコから沿岸沿いにサハラ砂漠を縦断。
冬から春までは西アフリカを満喫します。

予算はどうする?

2000年のときの世界一周は、超節約したため一切合財含めて16ヶ月で169万円で済みましたが
あれから20年以上経てば世界の物価も高くなり、単車も250ccになり、歳をとると無茶しなくなるし、ネットで稼ぐとなると旅の期間も長くなって2年越しになるので、2倍は見積もっております

ガソリン、パーツなどの消耗品、それぞれの国のビザ代や保険もかかるし、食事、宿泊費などのトータルの生活費はどんなに野宿・自炊して切り詰めて節約しても、最低で一月10万円かかるとして、24ヶ月なので240万円。
さらにDL250を買ったり、アジアに越冬したりDLの輸送などの諸経費や予備費などが出ると、合計で世界一周の2倍の338万円以上を予定しています。

通信環境 WiFiやSIMカード

さらに旅先でサイト更新したりとなると、データ専用SIMなどを購入する場合もあるかもしれないが、APN設定がうまくいかないという話もある。

でもそんな面倒しなくても海外ではFreeWifiも多いし、カフェだけでなく図書館などはWiFiやコンセントもつかえるらしいので、図書館やカフェ巡りもいいネタになりそうです。

野宿と安宿と自炊

基本は若い頃の世界一周と同じく、スーパーボンビーの超節約旅です。野宿・自炊の毎日になります。
物価の安い国なら安宿に食堂。
ヨーロッパは、自炊と野宿。体がくさくなったらキャンプとホステル。
森の中や丘の上など誰もいないところでテント張って独りでくつろぐのも楽しみです

南ドイツ。そのまま夜になって、このまま野宿。気分は途中で休憩するRPGの勇者なりけり

入浴・洗濯、PC作業などはどうする?

それでも野宿を続けると不便で汚くなって臭いので、適宜キャンプ場に泊まって、洗濯したり充電したりサイトの更新したりしなきゃならんのだが、ヨーロッパのキャンプ場は日本のキャンプ場と全く同じく高いので、どうなることやら。さすがに若い頃のスポ根のように73連泊野宿はできんですしね。

と思ってたら、最近では【TripAdvisor】
とか Booking.com
などで、ヨーロッパでも千円ぐらいか、それ以下で泊まれる安いホステルが簡単に見つかるので、実にありがたいです!キャンプ場よりも安い。
たとえば、以前はホテルがとても高い!と恐れられていたサハリン(樺太)のユジノサハリンスク(豊原)でも、最近ではカジュアルで明るい雰囲気の安いホステルも何軒かできてるようです

とはいえ、わが国日本でも、同じようなカジュアルで明るいホステルが増えているので、
あらためてグローバル化によるコモディティ化が進んでるなと思った次第です

ボロバイクでユーラシア横断しようとした無謀っぷり

ところで、2011年に書いた日記を見なおしてみると、
ユーラシア計画は、中古で8万円で買った1993年型の超オンボロのジェベル200でいこうとも考えていた。

そんな棺おけに片足をつっこんだようなポンコツバイクでアフリカまで行こうとしたものだから、
今思うと正気か?と我ながらおもいました

どっちみちジェベル200は2013年にエンジンぶっこわれちゃったし。
それから2016年まではユーラシア計画は完全にホコリをかぶってしまいました

しかしVstrom250なら、年式もまだ新しく、グローバルモデルのアドベンチャーツアラーの骨太重厚頑丈冒険仕様なので、そう旅先でやすやすと壊れることはないはず。

2年かけてアフリカまであっちゃこっちゃ寄り道しまくると、全行程はなんと7万kmぐらいになりそうなので、いままでの経験にこりて、新車か新古車で買う予定。

これが老人ジェベルだったら、まぎれもなく愚策。なので旅半ばでゲームオーバーになってたでしょう

そもそもタンクに書いてあったのは

ジェベル200だと 「For Touring

Vストロームだと「Sport Adventure Tourer

もう、全然世界に対する気迫と意気込みがちがいます。格段に進化。

巡航速度

DL250では、ノーエンジントラブルでアフリカまで辿り着きたい。

片側一車線の市街地ではない一般道は90km/h巡航

高速区間は100km/h巡航(追い越し時などは一時的に120km/h)

で走ります。これならエンジンに負担がかかりにくいので、アフリカまで行けるでしょう。

GSR250を買ったとき「100km/hまでで走るように」と買ったバイク店でいわれたし。

あと、中央アジアの辺境地帯などでガソリンが手に入らない場合は、エコランのため60km/hで巡航する可能性もある。どこまで燃費が良くなるかも楽しみですな。

どんな道をゆく?

もちろん、日本同様、有料の高速道路は使いません。
250ccにとっては非力でエンジンに負担がかかるし、ただでさえ物価の高いヨーロッパ、お金のムダです。ただし無料の高速道路なら喜んで使います(けち)

あとは全部下道オンリー。ユーラシアなら下道・国道でも充分快適だし、田舎の道は面白い。

海外ツーリングの常識をぬりかえたい。ユーラシア計画は「仕事」だ

これまで行った125ccの旅に比べれば速いペース(オーストラリアの650ccに比べればおそいペースだが)だけど、それでもあちこち撮影したりすると、ぜんぜん進めなくなる恐れがあります。

しかも、ネット収入も旅をしながら稼がなければならないので情報や詳細をタイムリーに更新していくため、より走行時間が少なくなる。

たしかに、ただ突っ走るだけなら半年で日本からアフリカにたどり着けるだろう。

しかしそれだけではダメなんだ!
ただ「日本からはるばるここまで行きました、満足です。私だけが楽しければそれでいいんです」ってえのは、単なる自己満足のツーリングではない!

世界の旅の経験を無駄にせず、少しでも多くの人も自分の経験を社会に役立てさせて、便利にさせなくてはならない。

ということで、

もう、ユーラシア計画は人生最後の大スペクタクルなので、派手にやりまくりたいです。

しかし、そのためにはまとまった資金を稼がなくてはならないし、その前にまたもう一度インドに行きたいので、ユーラシアは少なくても6年後以降になるでしょう。

それまでにじっくりと下準備と地ならしを練りに練ってから行きたいです。ごくごく最低限のロシア語とフランス語もマスターしとかんと。

さいごに

こうしてのんびりしながら実際の旅先の恐れや苦痛を知らず、都合よくネット見ながら旅計画しているときが、一番楽しいのかも。
実際旅しているときなんかは、毎日が必死だったので。

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