(102)震災直後のネパールカトマンズでのインドビザ取得

果たして震災直後のカトマンズでインドビザは取れるのかという懸念でしたが、カトマンズにいるにつれて、インドビザも時が立てばなんとかなるだろう、ということがわかってきた。

今回のパターンは大震災直後のイレギュラーだったので日数がかかりましたが、通常なら1週間ぐらいで取れると思います

インド大使館の敷地を歩いてみた

震災直後にカトマンズについてからは、しばらくビザセンターが開かなかった。

まあインドと違って、絆の日本食もうまいので、カトマンズでゴロゴロ沈没するのはけっこうだけど、あまりに長引いてしまうと予定が大幅に狂ってしまい、目的地にたどり着けないかも。それが不安だった。

そんな週明けの月曜日5月4日。今日もビザセンターは閉まっていた。しかも何も書いていない。
足元を見ると、こないだまで張ってあった「ビザ関係は大使館に来られたし」と言う紙が剥がされ近くに落ちていた。誰かがトサカに来てひっぺ剥がしたのだろうか。

しょうがないのでインド大使館の前到着。係員に「ビザセンター、いつ開くのか」と聞くと、「まずは中に入れ」と言われた。いやいやこっちとしては、ビザセンターの再開日を知りたいの。それだけなの。
それがわかれば済む話なんだけどね。

インド大使館の敷地内に入るには入り口でカメラを預けるのだが、たかが預けるだけなのにいちいちごちゃごちゃ書かされて、余計に心の温度が高くなる。
敷地内に入る。敷地の芝生には何個かの軍用テントが見える。そこには災害救援をしていたであろうインド兵士たちが廃屋の下でくつろいでいる。

領事部(ビザセクション)への看板も、インドらしく何も無いので、人に聞きながらかなり歩かされてやっと一番奥の領事部(Consular Wing)へ着いた。

職員に尋ねて見ると、「ここは緊急ビザのみ。普通の観光ビザはビザセンターへ行ってください」
以前何日か前に大使館に来たときと、同じことを言われた

「ではビザセンターはいつ開くですか?」
「明日。明日には開きます」

それだったら最初からビザセンターの入り口の前に(ビザセンターは明日開きます)とでも書いとけば済む話なのに!!

なんでこう効率が悪いのだろうか。くそめんどくさいオンラインフォーム入力といい、ユーザー無視の不案内さといい、上から目線のアンフレンドリーさに思い出すだけでも温度が高くなるけど、まあ、やっと再開日がわかって不安がスッキリしたし、インド大使館の敷地内を散策できたから役得としよう。

明日、ビザ申請した後、ポカラに行って戻ってこようかな?とも思ったが、中途半端なのでカトマンズで沈没続行。



ビザセンターが再開した

翌朝の5月5日。10時半ごろビザセンターに行くと、係員が言っていたとおり、ちゃんと開いていた。タッチパネルから出てきた整理番号を見ると151番。だけどそのときのカウンターの受付番号は30番目だった、てことは120人も待ってるのか?!

震災復旧後再開の初日なので、とても多いのかもしれない。

待合所には50人ぐらい座っていたが、ほとんどがみな西洋人などの長期滞在バックパッカー。ヒッピーくずれも多いし、胡坐かいて瞑想しているインドどっぷり型白人もいた(笑)

東京のビザセンターだと背広を着たビジネスマンも多かったが、ここではそんな人はまったくおらず、ドレッドやタトゥーを入れた西洋人の暇人ばかりだった

ふざけている点としては、これだけ多くの人が待っているのに、カウンターがたった一つしか開いていない。
東京のインドビザセンターを見てきた人間としては、この悪名高きカトマンズのインドビザセンターのあまりのユーザー無視の唯我独尊ぶりだと、むしろ清々しい。
もっとも、職員は震災直後もあって他の業務に充填さてるかもしれないので、そういうことにしておこう。そもそも、ここに来る人たちは暇人ばかりだしね。

2015年秋~2016年のインドビザ申請情報まとめ
まずは2014年の取得から (15)インドビザの取り方2014 2014/11/15 まずはこのページでオ...
自分の番が来るまでかなりの時間がかかるので、その間、外に出てカフェに入ったりで時間をつぶすこともできる。ただし自分の番号が近づいたらそれまでに戻らなくてはならないので、タイミングが難しい。

結局、2時間以上後の12時45分にやっとこさ自分の151番が回り、コピーや写真や書類も全て完璧に揃えてきたので、無事受理されて心からホッとした。
申請書やコピーは、泊まっていたゲストハウス(トラベラーズホーム)からプリントアウトした。

合計代金1600ルピーを払い、レシートをもらう。それには5月11日とかかれており、次回は11日の月曜日の朝に来い、とのこと。

だけど次回の月曜もまた待たされると思うと、大して待たなかった東京のインドビザセンターの5倍以上疲れる。もうこんな酷いカトマンズではやりたくない(;д;)

ただ、このときは震災直後のイレギュラーだったので、普段ならインドビザ申請もここまでかからないと思うし、「ビザセンターは開門前から並んでる」というネット情報もあるけど、開門後の10時過ぎにのんびりビザセンターに行っても必ず自分の番はやってきたので、無理して朝早くから並ぶ必要は無い。

そして翌週の月曜日は、すんなりインドビザをとることができました

東京で取ったときは6ヶ月マルチだったけど、カトマンズでは今回は3ヶ月のシングルをとりました。

おまけ・たびいちinカトマンズのつぶやき

ネパール地震の募金が日本でも始まっていますが、やはり募金よりも爆発力があるのは、ネパールでお金を使うことです。ネパールではすでに3万円ぐらい使ってますので、一番の寄付者かもしれません。ははは

海外にいると、想像以上に日本の経済が凋落している事がわかる。
15年ぐらい前はタイでもインドでも、物価がとても安かった。しかし今ではアジア諸国は急成長し、かつて日本が独占していた富が再分配されている。

特にインドにいたっては、15年前に200円で泊まれた安宿が、いまではなんと800円もする。同じ部屋なのに、たかが15年で2~4倍はかかるようになった。これはあきらかにおかしい。

日本にいると、なんちゃらミクスで景気は良くなるとかほざいているが、これはただ円の価値を下げて水増ししているだけに過ぎず、逆に貧富の差が拡大しているだけに過ぎない。

その凋落(というか経済力が80年代、70年代に先祖がえり)している事実にいかに気づくか。

となると、一度きりの人生を、どう充実させて、楽しむか。

いま、ビザ待ちのためにゴロゴロしてるわけだが、いろいろと不満が出てくる。なのでこのまま止まっちゃダメさ。早くラダックへ走り出したい!

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