(33)大みそか!出発前夜!千年紀最後の日のミレニアム革命

インド2015
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12月31日の日記

今日は2014年の大みそか。日本だと、年末年始で休みになったりでいろんなことが慌しくなり、店も閉まるしテレビは紅白だの何だのの特番をやるので、いやでもなんでも歳末を実感するけど、インドにいると、今日で31日?もう大みそか?と言う気分です。

インドでは大みそかもくそもなく、正月も平常通り営業している所も多いらしい。

西洋では、クリスマスと新年を一緒に扱うので、ここでもいまだにクリスマスやサンタの飾りがある。

これは南半球のオーストラリアや南アフリカでもおなじ。

日本だったら25日が終わったらサンタを片付けてイルミネーション消して門松おいていきなり年末年始の日本式に変わってしまうけど。

昨日とおなじ、インド式中華大衆食堂。シンガポールやきそば30ルピー。ハーフ。塩辛かった

そして、北海道の「いももち」そっくりの揚げ物を売っていた。食べてみると、中身はいももちと野菜カレーコロッケをあわせたような食感。日本人受けしそうだ。2個で20ルピー。

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そのあとチャイを飲みながら歩いていると、西洋人に向かって

「ボンジュール、サワ?」なんていってるインド人がいた。

そのインド人は西洋人老夫婦に思いっきり無視されてビミョーにかわいそうだったので、

こっちが「ボンジュール?サバ?」と言い返してみたところ、相手はよろこび「あそこの店のチャイでも飲んでやって」と言われた

その店には、すでに白人中年夫婦がチャイを飲んでいたが、その白人夫が「ここのチャイはイチバンうまいよ」と私に進められ、またもチャイを飲む。「ビンで飲むのが一番だ」とまでいわれ、そうやって他人にいきなりすすめる当たり、その白人夫は見かけによらずかなりインド人化している。自分もそうだが(笑)

そんなコミュニケーションの連続のため、メトロ駅まで行くのにどんどん時間がかかってしまう。そのかわりウツとは無縁なり!\(^ω^)/

調子に乗って飲み食いしたせいか、ラジーヴ・チョーク(コンノートプレース)駅で乗り換えると、げりぴー復活。駅内の公衆トイレ。小(Urinal)は2ルピーだが大(Toilet)は5ルピー。すかぽんさんからもらった薬を飲まなくては。

今日も日記やクラウドファンディングのリターンなどの、ひと仕事。もはやノマドといってもいいかもしれない。

昨日の女丈夫の日本人女性の携帯に電話をかけようと思っても、MGロード周辺には公衆電話が、全くない。ニューデリー駅かいわいには、まだISDとかSTDとか公衆電話やさんがあるのだが。。

結局、インド人のおじさんに貸してもらいかけることが出来た 通話料は5分ぐらいはなして5.5ルピーかかったので 10ルピーあげた。

インド人とはいえだれもが携帯を持っているので、持ってない人はやはり持ってる人にかけさせてもらってるのだろうか。

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ミレニアム通信革命

「大みそかの出来事」で今までで一番驚いたのは、2000年12月31日夜7時のこと。

大みそかの夜の南米ボリビアの首都ラパスのインターネットカフェにて

自分の今までの常識を覆す物に出会った。

当時でもOSはWindows98を使っていたのだが、日本語ソフトだとWindows95と初期の古いタイプなので、性能が悪く、文字化けが多いしやたらフリーズばかりするモニターに、かろうじてヤフーの画面が出てきたが、

そこにはなんと!

「渋谷の正月カウントダウンで3人負傷」と、

日本の2001年1月1日の正月の事件が載っていたのだ。

日本の雑誌や本が届くまで何ヶ月もかかるようなこの南米。しかもここでは大晦日の夜なのになぜ日本の正月の事が載っているのか。

このパソコンは預言者なのか?魔術師なのか?

あの時の未来を予言したような驚きは一生忘れない。

こうして20世紀、いや千年紀(ミレニアム)の最後の夜、日本では2千年紀、21世紀最初の日に、私は「通信革命」の本格的洗礼を受けたのである・・・

世界のどこにいても情報が一瞬で伝わるインターネットは、情報革命そのもので、ブラジルで3ヶ月遅れの雑誌読んでいたのがウソのようだった。パソコンの前にいると、標高3700mのラパスではなく、日本にいる気分だった。

なのでボリビアと同じように、ここインドの首都デリーで午後9時ごろヤフーを開くと、

さっそく2015年1月1日になっていた。

さすがにあのときの衝撃はもう感じないけど、やはり14年前の「ミレニアム通信革命」の事が鮮明によみがえってくるのである。

 

さあ、明日に備えて帰るとするか。

メトロの車内でPC開いて日記を打っています。

22時52分頃MGロード発都心行きは、さすがに空いていた。

さあ、2015年の新年は、どこで迎えるのか!

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