(52)インド軍宿舎で迎えた朝  ♪カッチ、カッチ、ここにカッチ♪ 

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1月19日

7時起床。だいぶ西にいるのでまだ半分ぐらい暗い。軍の宿泊所で迎えた朝。

ふつう、自衛隊の施設や米軍の施設に泊まれるなんてありえないが、ここはインド。何が起こるかわからない。だから毎日がとても新鮮。非常にいい経験。

宿舎の中は、兵士たちが寝泊りしていた別の部屋を見ると、椅子があるだけでほとんど何も無く、非常にがらんとしている。兵士たちは寝袋で寝ていたようだ。パソコンもネットもない。各々の携帯のみ。軍人は、究極のミニマリスト集団でもある。

自分の部屋だけ特例でベッドがあったが、かといってゲスト向けでもないので、ここを訪れた将校などの高い身分の軍人が泊まる部屋らしい。キッチンには冷蔵庫と浄水器があるのみ。チャイも軍用携帯型のコンロで沸かしたのであろうか。

これがインド軍が作ったチャイだ!軍人らしく、量が多い分、味はうすめ。

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外を見ると、庭には青い2つのテントが見えた。新兵はそこで寝るのだろうか。

冷え込んだ朝の空気。眠いのか動きにぶし。だけど日の出ている時間は貴重。

中年軍人も、出発前なので昨日とはちがって、引き締まった表情を見せていた。

軍人たちが乗った軍用ジープを見送った後、3人ぐらいの私服のスタッフが残っていた。自分も片付けて出発することに。

これより国道へと南下。その道は悪く、トラックもひっきりなしだったが、国道に出ると、高速道路になり非常に快適。

高速走行を続けてエンジンが熱くなったのか、またクラッチから謎の悲鳴が。速度を落とす。

そして今度はこないだ修理したパンク箇所の修理ゴムが吹き飛んでしまった。いっきに二重苦。だけど近くにパンク修理屋があった。70ルピー。

しかし、修理している間にエンジンが冷えたせいか、ウソのように悲鳴が消えていった。きつねにつままれた気分。

浜名湖のような湖。湖の果てに列車がゆく。

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らくだ。まるでタイムスリップしたかのよう。

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夕方、オドメーターは300kmを突破。今回のインドの最長走行記録更新!そして暗くなった頃、グジャラートの半島の中央にある中都市・ラジコットについた。

しかし、ここは封建的な田舎州なので、英語表記がとても少なく、グジャラート語がわからないし、宿も一泊1000ルピー(2000円)などとふざけているので、こんな砂埃でゴミゴミした町には泊まりたくない。

なのでこうなったら行けるところまで行き、眠くなったら国道沿いのドライブインなどで野宿させてもらおう。

ということで禁断の夜間走行を続行。

昼間だといちいち写真を撮って立ち止まったりして進めなかったりするが、夜間ならその分距離が稼げる。片側二車線のハイウェイなので対向車のハイビームもそれほどひどくはないし、対向車からの追い越しもない。

それでもハイウェイは相変わらず逆走してたり、車線の間を人が歩いてたりと、まるで別の惑星を旅しているような狂気の道で、スリル満点!

10時近くになり、そろそろ疲れ始めてきたころ、「Buddha Cave 7km」の標識を発見。仏陀ということは、タイにある洞くつと同じようなものかと気になりだし始め、明日行って見たくなった。

なので今日の走行はこのへんで切り上げる事にする。近くの食堂に入り「そこで寝たい」と頼み込むと、スタッフたちが快諾してくれて、空いている部屋に縄のベッドと布団と毛布まで持ってきてくれた。

グジャラート州に入るといっきに英語が通じにくくなり、意思疎通も大変だが、その分人々は田舎的でピュア。11時半寝る

走行405km

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