AUS04 カオスのインドネシア・バタム島 「謎の町・NAGOYAに潜入!」

東南アジア旅2017以前
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INDONESIA 

 

次の目的地、インドネシアのバタム島には、なんと「名古屋」があるという。

果たしてインドネシアの名古屋は、どんな町なのか!?

 

シンガポールから高速フェリーで1時間のインドネシア・バタム島。

バタム島は、バリ島とちがって観光地ではないので、

とくに名所やら何があるわけでもない。

が、海の向こうにインドネシアがある!

となれば、どんなとこなのか行くことにしました

 

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シンガポール側

は、ショッピングモールの中にフェリーターミナルとイミグレーションがあった

地図の通り、

海峡をはさんだ先がバタム島。

高速船は50km/hぐらいで航行中

シンガポール側は工業地帯がつづき

そしてバタム島が見えてきた

インドネシア入国

フェリーを降りて、フェリーターミナル内で入国手続きをした。

そしてターミナル内には2~3軒両替所があったが、他の国の両替所と違って客寄せ効果なのか、どこも看板娘の15才ぐらいのかわいい女子衆がいた。インドネシア人は少女に弱いのだろうか。しかし見かけによらずずるい事をやってくれる。

レート表を見るとSG$10だと48000ルピアなのに、47000しかくれなかった。これはチョロマカシだとおもい、あと1000はどうしたとすかさず文句をいったら、あっさり1000ルピア出してくれた。

おっさんならまだしも、少女が客を平気でだまそうとするなんて、なんて汚れてるんだろうか。日本から来るとまったく信じられんことだ。油断もすきもありゃしない。この国は発展途上国だと思った。

(翌2004年に行ったらレートが51000に変わっていた。ちょろまかしもなかった。しかしビザ代3日間で10ドルかかった)まずは両替に気をつけよう

ターミナルを出ると御約束どおり何人もの男がワラワラ寄ってきてタクシーに乗らないか?の大合唱。無視してバスを探したが町へ行くバスすら見当たらない、国際フェリーターミナルなのにどうなってんだ?

どうせならバイクタクシーにのることにした。

今回の目的地、NAGOYAと言う町は、なぜナゴヤかというと旧日本軍が地名を当てた名残だそうだ。いわばイギリスのリバプールとシドニー郊外のリバプールのようなもの。

 

けどだれも

「うみゃーうみゃー」

とか

「でらあついがや」

なんてのたまう人はいなかった(^^;)

街並

インドネシアの名古屋到着。ほとんど隠し撮りに近い状態でスラムを撮影!

市場。名古屋というよりもアフリカの市場のように見える

市場に入ると、南国の太陽と湿気にさらされて強烈な腐敗臭がするのが発展途上国の市場の世界共通である。

安っぽいデパートに入ると、吸殻が通路に落ちまくりヤニ臭い店内には海賊版や見るからに怪しいばったもん製品のオンパレード。

そしてデパートの前には、水頭症の子供を見世物にして物乞いをしている親。

道は汚い。砂埃が舞いほこリっぽく、しかも歩道はゴミが散乱し、ドブの穴が開いたままで危険。

シンガポールから海を越えただけでこんなに違うのか!先進国から発展途上国にワープしたようなもので、このカオス同然の落差はアメリカとメキシコの差そのもの、いやそれ以上かもしれない。

ショッピングセンター、ロビンソン

日本にもロビンソン百貨店があったが、それとは無関係だと思われる

ショッピングセンター・公認のニセブランドショップ

ナゴヤのショッピングセンターの中にあった店の一つに、ブランドショプがあった。プラダやルイビトンのロゴも表示していて店員のねえちゃんは英語も通じるからそれだけなら本物ぽかったけど、お世辞にもこのショッピングセンターには大金を持っている客はいなさそうだし、ブランド物(?)のバッグを無防備に店頭に置いてるあたり、どうも臭い・・・

ねえちゃんに思い切って「これらはニセモノですか?」と聞いたら、「はい、ニセモノです」と彼女は自信を持って答えていた(^^;;)

そんなニセモノ堂々と売っていいんかい!とツッコミしかかったが、面の皮の厚いインドネシア人に対しては雨乞いの踊り同様の無意味さである。

もうひとつの自分が滞在していたボロホテル(バストイレつき窓なし55,000ルピア)の近くのニセショップはブランド店というよりクーラーの聞いたお土産店のような感じだが、めっきが剥がれていたりで見ただけで一発で質の悪いニセモノとわかるしろものばかり。しかも店内は店のガキンチョが走り回り、商品の棚やバッグには埃がかぶっているような店にブランド品なぞあるわけがない。

シンガポールの高島屋から比べると雲泥の差、子供のブランドごっこ同然!

海一本越えただけで変わるこの価値観。是非お試しを。


人種構造

シンガポールやジョホールバルにあれほどいた中国系もここナゴヤではとても少なく、大半がインドネシア系住民や、混血などで占められるわけだけが、

ショッピングセンターの外を歩くとごくたまに顔立ちが日本人そっくりの女の子も歩いているのにはビックリした。

空似かと思ってみたが、中国系とは少しちがい、色白で顔の彫りの形からして、どう見ても日本人の顔立ちなのだ。

※ショッピングセンターを撮っていたら偶然にもおなごさんが写ったのですが、日本で出会っても誰もインドネシア人とは思えないほどです

ここは旧大日本帝国軍が駐屯していたとあって、戦後引き上げはせずそのままインドネシアに住み着いた日本兵も多かったらしく、彼女らも日本の血を受け継いだその子孫なのかもしれないと思うとロマンを感じる。

混血のかわいい美人もいたよ。

そういえばシンガポールとかだと、気軽に女子を撮れなかった。

 

こぼれ話・ゲームセンター

デパートの屋上にゲーセンがあったが、DDRや韓国バージョンのダンスゲームが目白押し。(2004年はパラパラゲームもあった)日本だとダンスゲームは1回100円だ200円だと取られるのでコインを入れる気もしない(踊るのが恥ずかしいというのもある)が、なんたってここではたった1000ルピア(12円)でできるのだからこれをいい機会に無機質な機械相手に踊りまくるのであった。とくにDDRで踊り終わったあとは汗がダラダラ、まるで取り組みを終えた力士のような息づかいだった

パラパラのほうはやりやすく、ミスを気にすることなく実に気持ちよく踊れるが、はたから見ればラジオ体操のような変な踊りにみえたかもしれない

結局一日で全部で50回ぐらいやったと思うが、それでも600円ほど。思いっきり身体を動かせて、リズム感がこれからの海外生活にも大いに自信がついたようで(?)大満足であった

食事

サテー

インドネシアの焼き鳥。日本の焼き鳥より小さく、味はピーナツソース。うまい。 10本で5000ルピア

ミーゴレン

インドネシアのやきそば。国民食。うまいけど、屋台で出されたのは、とにかく辛かった

屋台でもこのインスタントのミーゴレンを使い、さらに香辛料で味付けをしていた。

ナシゴレン

インドネシアのやきめし。デパート内のレストランのため、メロンジュースつきで20000ルピアと高い

インドネシアでは、シンガポールなどとちがって勝手を知らないので、はじめて食べたのが、ケンタッキー。これで22000ルピアとかなり高かった。

なお、オーストラリアでもインドネシアに近いこともあってか、インスタントミーゴレンが格安で売っていたので、オースにいるときはミーゴレンにはまるようになる。

 

テレビのドラえもんのせいか、インドネシアのスーパーでは、どらやきのようなものが売っていた。1450ルピア。左のピスタチオ、3950ルピア

そして、極めつけは、

ビスケットTimTam(4850ルピア)には、奇妙な食べ方がのっていた。

それは、ストローの代わりにビスケットを通してコーヒーを吸うという。

その図が、妙に江口いのであった

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