あなたは、感動してますか。

超人口大国として、中国と張り合うインドでは、漢字を見ることはほとんどない。

ほかの近隣諸国、いやアフリカなど世界全体の国々では中国の浸出が進み、

街に行くと方々で漢字が目に留まる。

しかしインドは文化の変化を拒み、大国同士の中国とは頑なに張り合っているので、

ほとんど漢字を見かけない、珍しい国である

その中で、インド一周に旅立つ前に、

マシンの整備をするためにデリーのヤマハの店に行った。

DSCN6527

その待合室の中で見つけたのは

DSCN6762

この「感動」という文字。

英訳ではそのままKANDOとなっていた。

KANDOといってもはじめて聞くインド人にはわからぬだろうが、日本人にはしっくり来る。

ひさびさに見た漢字。

言うまでも無くヤマハは日本のメーカーだ。

そして世界グランプリでインドが勝ったのにかかわらず「感動」の文字が使われている。

人の心を感じさせて動かす

その思いにインドも日本も、国境は無い。

そのポスターの「感動」という二つの文字に、

当然印象が残り、頭に焼き付いてしまう。

そしてインド一周がはじまり、旅先のヤマハの店に入ったりして、

その道中で「感動とは何か」とおぼろげながら考えるようになる。

もしヤマハ以外のほかのメーカーの単車を買ったら、

「感動とは何か」と考えることもなかったと思う(笑)

感動のダメだし

しかし以前、デリーに戻りゴールした時、

「感動のゴール!」とブログに書いたところ、

ダメだしを受けたことがあった。

「自分で「感動のゴール」とか書いちゃうから、しらけるし勝手にせい!って思ってしまう。バカなバラエティ番組のりはいい加減止めた方がいい。幼く見えるだけだから。」

と。

たしかに、映画の宣伝やテレビなどで安易に「感動」なんていうとうさんくさい。

「感動の人間ドラマ」「70億人が感動した」とかね。

マスコミやテレビなどが飾り立てた「感動の結末」てのは、

視聴率稼ぎの、すなわちビジネス上の演出であって、よけいに白けてしまう。

それは、辛い苦難を耐え抜いて、自分の「心の底」から感動したからこそ、

「感動」といえるのであって

少しでも宣伝な演出や、誇張、疑問や偽りなどがあると、純粋に感動できないからだ。

しかしね。インド一周の長く辛い旅を終えて、

ゴールした時は心の底から感動した。

それは、危険な旅から生きて帰って来れた喜びと、苦労した旅を終えた達成感により、

普段の理性の壁を破って、本能として心の奥から自然と飛び出したあふれんばかりの、

「心の衝動」。

偽りの感動ではない、その「純粋な感動」は、素直に表に出してもいいはずだ!!

「心の底からの純粋な感動」は、普段日常の生活では簡単にはつかめない、貴重なものだからだ。

思えば、若いころに125ccで世界一周した時は、感動の連続だった。

もちろん、旅先では死ぬほど辛い事もあった。

だけど、もがき苦しみながらも、

若い力で全力で道を切りひらいて、世界一周を成し遂げた。

なので我が人生でも1番の最高の旅だった。人生の誇るべき宝である。

インド一周の3つの感動

しかし年を取り、世界での経験が当たりまえになると、受ける感動も弱くなる。

日本で日常の生活をしていると、なおさらのこと。

それでも、

インド最南端に辿り着いて、地の果ての夕日の沈みゆく海を見た時と、

豪雨に打ちのめされたあと、生まれて初めて世界最大8000m級の

白いヒマラヤの神々しい山々が見えた時と、

そしてゴールとしてデリーに戻った時

などは、あふれる気持が止まらないほど、感動した。

また、世界を旅したい。心を揺さぶられるような旅をしたい!

さまざまな感動を経験するからこそ、

心から自信と情熱を持って、相手に伝えることができる。

そして、「人の心を動かす」事が出来る。と思う。

あなたは、感動してますか。

392 total views, 1 views today

スポンサーリンク
336×280
336×280
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です


*