「君の名は。」それは南米エクアドルの老紳士が言った日本語の言葉。

映画「君の名は。」は、元号のちがう昭和28年と平成28年に大ヒット。これも何かの縁かもしれません。

私の場合、「君の名は。」ときくと、

どうしても平成のほうではなく、昭和の元祖のほうを思い出します

その理由はこれから述べるとして

昭和の「君の名は」のほうは、戦後まもない1952年にラジオドラマとして人気を博し、1953年には映画化して第一位の人気になったようです

そこが昨年ヒットした「君の名は。」と似たムーブメントだと思います。

昭和の「君の名は」によって、「真知子巻き」というのも流行りました。

おそらく60年以上たった今でも、北風吹き荒れる寒い季節なので、無意識に真知子巻きしてる女性も少なくないのかも?

なお、昭和の「君の名は」をリアルに見た世代だと、昔のと今のじゃ区別が付きにくい!という人もいるかも知れませんが

昭和のほうが
君の名は
平成のほうが
君の名は。

です。

さあいままでわからなかった人は、わかったでしょうか?

なので、判りにくいようで、意外と判りやすいと思います(笑)



それでは、

「君の名は」(「君の名は。」のほうではない)と

南米エクアドルについての話をします


2001年の2月。南米エクアドルの首都キト。

スペインのコロニアル風なキトの街角を歩いていたときのこと。

街角で出会った貫禄ある老人は、私を見るなり片言の英語で

「Japanese?」

と話しかけてきた

日本人だと答えると、
そこまではお互い英語で話していたのだが、

しばらくして老人は今度はひとつの日本語を言い出した。

その言葉が、ズバリ

「キミノナハ?」

それはまぎれもなく、老人が若かりし頃に流行っていたであろう日本映画
「君の名は」。

普通だったら日本人に相手の名前を聞くときは

「アナタ ノ ナマエ ハ ナンデスカ?」

というのだろうけど、

彼はあえてそのまま「キミノナハ」と言ったのだ

たしかにアナタ ノ ナマエ ハ ナンデスカ?もキミノナハも、日本語の意味は同じだし、
「キミノナハ」といったほうが、短くてわかりやすい。

ところで、

なぜ老人は「君の名は」という言葉を知っているのだろう?

日本より遠くはなれたエクアドルでは、

日本の映画なんて縁がないと思うのだが。

すると・・・・

老人は

「わしはコリアンウォー(朝鮮戦争)のため1950年からナガサキにいたのじゃ」

と言った。

きっと米兵・米軍基地従事者として1950年からの何年か長崎に住み
そこで大ヒットした「君の名は」を知ったのだろう。

原爆で焦土と化した長崎や、戦地の朝鮮をどのような思いで見たのだろうか。

日本人の若者である自分を見て、

きっと老人は若い頃の記憶が電光石火の如く甦ったのだろう。

同世代の若者が戦に駆り立てられ、そして敵として戦うわけだ。

「君の名は」も、太平洋戦争が舞台だったので、

従軍者であった老人にとっても

「キミノナハ」

は、忘れぬことの出来ぬ言葉となったのだろう。

世界一周18-1  エクアドル編2 金持ちの生活と、意外な場所に日本人
●マエストロの豪邸とおてんば娘 ●こんなところに日本人!?逆出かせぎ ●原住民村と黒人村 (2001年2月18日~) マエストロ...

ということです。

そのため

「君の名は。」の文字をネットで見るたびに、

そんな思いがよみがえるのでありました

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