大したことじゃないのに、いつまでも後悔。そんな経験ないですか?

はい、あります。最近はあんまりないけど、以前はなんどもなんどもあったよ。

ということで、きょうのテーマは「後悔」です

たびたび当サイトにも出ている、現在北米を自転車縦断中の自転車冒険家・西川昌徳くんのFB記事より。

「これから一生後悔すると思うby宮﨑駿」

昨日の夕方、テントの中で思わず嗚咽を漏らしそうになった。
ずっと見るのを楽しみにパソコンに入れていた宮崎駿のある対談を聴いたときだ。

僕は映画監督の宮崎駿が好きだ。映画も見るし、本も読んだ。講演もラジオで聴く。あんなにも偉大な人が日々見て感じているものは、気がつかないほど小さく、また些細なことだ。
それは彼の講演や本を読むようになって感じるようになった。

彼は講演や著書などいろんなところでこう語る。
(多少僕の解釈が入ってるかもです)

「ヒトがヒトになるために必要なことは大昔から変わらない」
「ものを切る。縄を結ぶ。火をおこし、それを消す。そんな当たり前のことを経験することで子どもはヒトになっていく」
「オトナが手と口を出さなければ子どもは育つ。彼らには時間と空間を与えなければいけない(見守る勇気についてのこと)」

これは確かにただの情報として僕が学んだことであるけれども、なんとなく分かる。僕は自然あふれる国、例えばニュージーランドやカナダを旅してきた。今もしている。
これらの国は自然も豊かだが、人と自然との関わりも豊かだ。当たり前のようにオトナも子どもも自然のなかに身を起き時間を過ごしている。そして、これらの国の子どもたちと接して「人間らしいな」と幾度となく感じた。勉強ができるとか、スポーツがずば抜けてるとかじゃない。人間らしい。
彼らはそれを自然との関わりの中、遊びの中から学んできたんとちゃうかなと僕は思う。
skype交流での臨機応変さ。人との関わり方。遊び方。表情。
さまざまなことから僕はそう感じてきたんだと思う。

最近は誰かの言葉を聞いたとき、自分の経験に行き当たったり、自分が会った誰かの言葉と重なったりするようになってきた。そして昨日はあの言葉に行き当たった。
「これから一生後悔すると思う」という宮﨑駿さんの言葉。

昨日聴いたのは宮崎駿さんと解剖学者の養老孟司さんの対談。

その中で宮崎さんはこういった。
「ある日ね、スタジオにアニメーターが子どもを連れてきたんです。そしたらその子の機嫌が悪くてね。このクソジジイ!なんて言ってるわけですよ。そのあとぼくはその子を自分の車で駅に送っていった。
その途中にね。この子のためにオープンカーの屋根を開けてあげようかと思ったんです。そしたらね、雨が降ってきて。車が濡れちゃ困るとぼくは屋根を閉めたんですよ。
あの子にとってあの瞬間は一生ないんです。その貴重な瞬間をぼくは車の中が濡れちゃこまるという思いでね、逃してしまった。あの経験はね、エンターテイナーとして本当に後悔しています。それから、その子をオープンカーにのせてあげたこともあった。けどね、あの瞬間は二度と訪れないんです。ぼくはこのことを一生後悔すると思う。もしあのとき雨が降ってでも屋根をあけてあげたら、彼はぎゃーって騒ぎながら駅まで乗ってけたんじゃないかって。」

この言葉を聞いたときに。こないだの授業のことが頭をよぎって息が詰まった。ほんとだよなー。あの一瞬はもう二度と訪れない。ぼくは彼らの楽しむ機会を奪ってしまったのかもしれない。ほんまに申し訳ない気持ちになったけど。ここからまたやってくしかない。

「いまの自分が必要としていること」
「いまの自分に必要なこと」
それは自分のまわりにいつでも落ちている。ひょんなことから訪れる。それを「行動」や「体験」を通して得ることもあれば、本の中や誰かの話の中から見つけることもある。どこにだってあるんだと思う。

彼の偉大さとともに、その日常のささいなことをしっかりと受け止めることにぼくは心から尊敬を抱く。世の中にはすんげー人でいっぱいだ。この人と同じ時代を生きてることはすげーことだと。

大後悔時代

この記事を読んだとき

まさくんが嗚咽しそうだとか言ってたけど、自分としては正直どうも思わなかった。

そして「オープンカーの屋根を上げるかあげないか」というジブリのおじさんの記事読んでも、最初は何も心に響かなかった。

他人からすれば、屋根のことなんて取るに足らないどうでもいいことだ。

しかし!

きのう真夏の空の下、自転車こいでる時に、気づいたわけです。

たしかに自分も、取るに足らないことでいつまでも悩んでいた事があった!

つい以前まで、ささいな事で激しく激しく後悔していたので、そうか!と気づいたわけです

あの頃はまさに大後悔時代でした

たとえば、あのときアレをやればよかった!とか、
あのときアソコに行けばよかった!とか。

他人から見れば、実にくだらないことだし、
自分でよく考えてみても、ぜんぜんばかげた理由なんだけど、
自分にとってはなぜか、ものすごいくやしい、後悔。

そう言う経験って、意外とみんな、あるんじゃないでしょうか?

我が生涯に百片の悔いあり

たとえば、「いつかは行こうと思ってた店」があったわけです。
だけど「遠いから」とか「めんどくさいから」とか、理由を付けて行かなかったわけです
しかし、その店が
311の震災でつぶれて、突然の閉店。

もうその日から、行きたいと思っても、もう絶対に行くことはできないわけです。
そこになって、
「あのときに行けばよかった!」と激しく後悔しはじめたのです。そのつらさも長引きました。
ふとした時に、「行けばよかった!」と、後悔がぶり返すのだ。

ほかにも、一緒に旅をしていて、仲間と別れて、ふたたびひとりぼっちで旅していると、
「あの仲間と旅したとき、ああしとけばよかった!」と、その後2週間ぐらい苦しめていた。

そんな、はたから見ればくだらないこと。

だけど自分は、ものすごく何日間も、来る日も来る日も悩み、うじうじと後悔していた。

「我が生涯に一片の悔い無し!」というためには、人生でやりたいことをやり通すだけでなく、

生きているうちに、過去の悔いを消す必要がある。と思った次第です。

好奇心が旺盛すぎるがゆえに、苦しむのだ

屋根をあげるかあげないかで悩むジブリのおじさんは、あらゆるものにたいして、すごく好奇心が旺盛なんだなと思う。

私も好奇心が旺盛すぎるので、その手の悩みが、わかるのだ。

たとえばアフリカを旅したとき。

アフリカなんて、自分にとって遠い世界だし、人生最初で最後の旅なのだ。

もう人生で次に行けるチャンスは無いのだ。

悔いのないように旅をしなくてはならない。

となると、あまりに好奇心が強すぎるので、

目に入るものがあらゆるものが気になって気になってしょうがない!

何の変哲もない建物や、しまいには道端に落ちているくだらないゴミまで、デジカメで取ってしまう

なぜなら、撮っておかないと必ず「撮っておけば良かった!」と後悔しそうだから。

それだったらゴミでも何でも、いったん写真に収めたほうがいい。

たとえば、何の変哲もない、ある建物を撮った。

この写真は、かなり写りがきれいなほうだが、

ここはコンゴ国境に近い、ザンビアの村。

まるで北海道のような農村に沖縄のような建物があった。

DSCN7520

そこの中には何があるのか、どういう人が住んでいるのか、台所はあるのか、寝床はどうなってるのか、服はちゃんと洗濯しているのかなどなどなど・・・・・

などと、出会うもの全てにたいして、イマジネーションが瞬時に働きすぎて頭がパンクしそうでもあった。

とくにアフリカの後半になると、アフリカ旅があまりにつらすぎて精神を病んでいたので、

現地の人間とトラブルが起こったことも、なくはない。

人間の脳は、好奇心にたいする、ある程度の制限があるという。

なぜなら、好奇心が強すぎると、あれが気になる!これも気になる!と欲張ってしまい、キリがなくなり、処理しきれなくなると頭が狂うのだと言う。

だから、好奇心にたいするある程度のリミッターがあるらしい。

ほとばしる好奇心を、どこまでうまく制御できるか?

「行くか?行かないか?後悔するぐらいだったら、迷わず行け」

というけれど、遠方から駆けつけるのは時間も金もめんどうもかかるし、自分にとって本当に行く価値のあるものなのか、とこれまた悩ましい問題でもある。

だから人生というのはむずかしい。

だからこそ、味があるかもしれない。

まとめ

激しく長い後悔をしている人は、自分だけではなかった!

まさくんやジブリおじさんだって、後悔という苦しみを味わっている。

そのつらさたるや、南京虫に刺されたときのようなつらさなのだ。

南京虫にやられると、ものすげーかゆいし、そして何日もかゆさが残る。

さらに噛まれ痕がはっきり残る。

だが、刺されても、何週間、何ヶ月か経てば、かゆみも痕も、自然と消え去っていく。

となれば、後悔と南京虫は似ている(笑)

ほとぼりさめると、後悔も南京虫に刺された痕も、いずれはつらさや痕も自然と消え去っていく。

そう思うと、自分のほうがまだマシなのかも知れない。
人によっては、ウツになったり、自殺したりするかもしれない

それを防ぐには、体を動かす事もいい。

身近にできることで、しかも合理的なのは、車やバイクではなく、自転車で移動するとか。
たしかに後悔は時々ぶり返すけど、体を動かす事によって、軽減していくようだ。

結論。

後悔は、病に似ているのかもしれない。

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