(117)マナリ、そしてヒマラヤをもって有終の美を飾る。

たびいち、雪とともに燃え尽きる!そんなヒマラヤの景色を、とくと味わいください!

6月17日

廃墟のラブホテルのようなボロ宿に泊まったのだが、そのせいか寝てるうちに熱っぽくなる。あまりよく眠れず、やっと夜が明けた。結局9時まで寝た。室温27度。だけど風邪の症状は無い。よかった。

マンゴを食し、そのあとカフェで、チーズバーガー。50ルピー。ベジタリアンの店なので肉は入っておらず、まずまずの味だけど、やっぱり肉が食いたい。

11時半頃出発。マナリへ北上。ダラムサラからマンドゥの山道にくらべれば、いくぶん走りやすい。
全長3kmのトンネルがあった。これだけの大きいトンネルは、インドでは珍しい。

日本のトンネルとちがうのは、奥へ進むとほとんど照明が無くなり、まるで洞くつのようなトンネルだった
トンネルを出ると、いきなり明るくなるのでとまどう。

その後クルの町に着く。移動遊園地がある。行楽シーズン。

乞食の子どもが車を相手に物乞い。

ここで驚いたのは、クルは山の町なのに、川沿いに10kmも20kmも住宅街が延々と続いている事。ここでも思った以上に人口が多い。

川沿いにはラフティングの看板であふれる。

そういえば荷物をつんで走るツーリングライダーもよく見かける。西洋人ライダーも見かけたが、インド人ライダーのほうが多い。ほとんどがエンフィールドなどで二人乗りで旅している。ガソリンだってインドの物価からすればリッター700円ぐらいするのにかかわらず。

日本でも、ツーリング創成期の1960年代はこんな感じだったのかもしれない。15年前にくらべてレジャーや旅ができる余裕のある中流階級があきらかに増えている。

日がくれた頃、やっとマナリに到着したのだが、有名な避暑地とあってか、町の中心はなんと新宿や渋谷のような人の山。大混雑の大渋滞。一気にガックリ。夏の軽井沢よりもひどいのではないか。

いやな予感がしながら宿を探すが、当然足元を見ており、安宿でも一泊1500だの1800だのと、超ぼったくり価格。どうみても400~500ルピーのクオリティなのに。タイですらそんなに取らないぞ。ふざけるのもいいかげんにしろ。

物価がぼったくりなくせに、ただインド人観光客がウジャウジャ大混雑してるだけの町なので、全く面白くもくそも無い。マナリなんて嫌いだ。ジョギンダナガルやマンドゥは素朴で実に良かったので、マナリもいいかと思ってたが、見事に肩透かしをくらってしまった。

こうなったら町外れで野宿しようかと思いつつも、川の東側の道を戻ってみる。相変わらず高そうなホテルばかりだが、10kmほど離れて、やっとHomestayという民宿・ペンション風の宿をあたってみると、600でOKだった。

一泊600はちょっと高いが、ここはマナリなのでやむをえん。部屋のクオリティも値段相応だし、寒い中野宿するよりはいい。

室温22度。ホットシャワーも出る。これから先の高山地帯ではシャワーには入れないかもしれないので念入りに洗っておく。洗濯もする。

1時半ごろ寝る



6月18日

9時起床。21℃。

いよいよマナリからさらに山奥へ。とりあえず行けるところまで行く。

マナリからさらに北へ進むと、エンフィールドのレンタルや修理などの店がある。ここで借りてラダックを回るのもあり。

街外れで、いよいよ景色が開けてきた。この雪山の先のはるかかなたにレーがある。なんてロマンがあるのだろう。

山の民

海外からのバイクも発見。

バイクも多いが、ガソリンが高いので大概二人乗り以上。

こちらもカップルだが、むっちむちの体

雪渓を発見!

こないだまで45度の地獄にいたことが信じられない。雪解け水がうまい。もうここまでくれば、正直満足だ。もう今回はこれにて。ラダック行きは次へのお楽しみにしよう。

夜道を走り、マナリに戻ったが、もう23時半なので、きのうの宿よりもさらにはなれた空き地で野宿する事にした

19日

野宿明けの眺めがすばらしい


今日は野宿の日だが、やはり野宿は、ビッグに寝なくちゃ。狭い公園でセコセコ寝るもんじゃないね。
今日は国内便を手配しなくては。

もういちど、峠のあたりまで行く。

今夜はおとといと同じ宿に泊まる。夜中になって、はげしい雷雨が降り始めた。ああ野宿しなくてよかった!部屋で護られていることの喜びをかみしめる。

20日

8時40分起床 晴れている
昨日はろくなものを食べてなく、今日はちゃんとしたものを食べようと、500mほどはなれた、小さなレストランに行く。

インドのレストランは、やたら高くて、客は全然入っていないのが典型的。
でも客がいないほうが、落ち着いててちょうどいい

メニューはとても高いので、思わず出ようと思ったが、その中で安くてよさそうなのが、マトンバーガーセット140。
ひさしぶりの肉はいい。マトンのくさみも無い。

ペンション風の民宿に泊まり、小さなレストランで朝食なんて、避暑地・軽井沢ならぬマナリらしいじゃないか。

途中の山沿いのとある町では、男も女もこれまでのインド人と人々の顔立ちがちがうことに気づく。まさに中央アジア系なのだ

その日の夜は、大きなバス停で野宿。

296 total views, 1 views today

スポンサーリンク
336×280
336×280
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*