インドの15年で変わったもの、それは用便!

旅の前後と印情報
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※注意!!食事中の人はいったん箸を休めよ。

 

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先月講演会のゲストとして来て頂いた三井昌志さんは、次なる撮影の旅で再びインドへ。プリーに到着してサンタナロッジに泊まってる模様。きっと去年と同じ部屋に泊まっているのかな

それで大笑いしたのが、三井昌志さんのツイッター。

「インドでiPhone6用のSIMカードを購入。なんと4G(LTE)の高速回線が田舎町プリーでも使えるようになっていた。ちょっと前まで3Gも使えなかったのに。ITの進歩の早さには驚かされます。

その一方で、この町の漁民は相変わらず砂浜に座り込んでウンチをしているわけですが・・・」

 

 

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日本並みにネットが発展してるのに

砂浜で野具祖!そのどうしようもないギャップもインドの魅力(?)なのですが

2000年にインドに行った時は、まだインド全体が貧しかった時代なので、家に便所のない家が多く、朝になると国道の道端では男たちはみんな尻をまくって用便、つまり野具祖をしていた

都会でも、チェンナイ(マドラス)のスラムは、舗装路の半分が青空便所になっており、人糞と尿で覆われて、汚いし臭くて臭くてしょうがなかった。あの時は世界のどんな発展途上国を探してもインドがいちばんの「地雷原」で、おかげで病気で苦しみ2ヶ月で13kgも痩せたほど。あのときほどインドに来たことを呪った事はない(泣)




しかし15年ぶりに行くと、インドは経済発展して、2006年ぐらいから「公衆トイレを作ろう」と言うムーブメントも出来て、国民の意識が変わった。ハイウェイも整備され、料金所には無料の公衆トイレも必ずつくようになった。

その結果、田舎に行っても、たまに子供がしてるぐらいで、あからさまに野具祖をしてる人はほとんど見かけなくなった。

そしてあのチェンナイのスラムも、公衆トイレも出来てうんこは全くなかった。劇的に変化した。

もちろんデリーやムンバイなどの都会のメインストリートでは人糞はみかけない。

清潔になったのでインドでは病気にかかることも無く、ほとんど体重はかわらなかった

それでもプリーの漁村エリアの砂浜では、相変わらず漁村の男たちがプリプリーしている。そこだけ例外なのは、うんこも海に流れれば魚の餌になるからでしょうね。正真正銘のリサイクル。

もちろん観光客向けのエリアの砂浜では、誰も野具祖はしていないので、誤解なきように。

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