知っておこう!停電した場合の冷蔵庫の扱い方 ~311の計画停電の経験より~

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これは、ぜひみなさんに知ってもらいたい知恵です。

先日鳥取で地震が発生し、停電も起きました。そしてこの前は、都内でも大停電しました。

つまり、停電はどこで起こってもおかしくない状況です。

そこで、みなさんに知っていただきたいのは、

「停電時の冷蔵庫はどう扱えばいいか?」

です。

その方法はかんたんです。

2011年3月13日当時の日記より

電力不足による計画停電になれば、

終戦直後以来とのこと。

停電して困るのは、冷蔵庫の食品類。

停電の多い国での知恵ですが、重要なのでのせておきます

【計画停電になった場合】:
実は、冷凍庫は、まず、扉を開けさえしなければ、24時間程度の停電はまったく問題ない。冷凍庫の中の食品は、自分たちが「氷の塊」となって、“自助努力しているクーラーボックス”となるのだ。また停電時は冷蔵庫も電気が来るまで極力扉を開けないのが鉄則。
引用:http://soafrica.exblog.jp/19258768/


今読み返すと、震災直後の切羽詰った感じがするのですが

停電の多い南アフリカの、しかも暑いダーバンに在住している日本人の知恵なんですが、

真冬だろうが真夏だろうが、停電が起こった場合は、

冷凍庫は絶対に開けないようにしましょう。

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そして、計画停電とはなんだったのか?

311震災直後は、突然の計画停電が発表され、

我が地元も対象区域となった。

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震災直後の東日本は燃料ガソリンもなくなり、

ある意味、戒厳令並みだったが、

計画停電もあって、ある意味貴重?な経験でした。

 


これが計画停電だ!闇の国の逆エレクトリカルパレード

アフリカやアジア、中南米などに長く居たので、夜に停電することなんて珍しいことでもなんでもなかった

「夜に停電したら、おとなしく寝てるんだな!」といわれて終わり。

思ったのは、世界中のどこの国の安い宿に泊まっても、それが最低級のボロ宿でも、レセプションに行けば必ず火のついたローソクがもらえたのが印象的だった

「夜間停電=ローソクの無料サービス」は世界共通の法則、マーフィの法則だった。

 

しかし、日本で停電すると、別の世界が見えてきた。

その日の夕方、10km離れた家電店まで自転車で行くことに。

ところがその店が18時20分からの夜間停電のグループであることが判明。23区の大部分や60Hzの西日本の人にはご存じないかもしれないが、計画停電時間中は間違いなく全ての店が閉店するため、あらかじめ店の住所を調べてそこの所属グループを確認せねばならず(ネットがないとさらに困難のはず)めんどくさいのだ。

その店に着くと17時半で店じまいということが判明。これじゃあ~まともに経済が回っていかないよ。

そして予定より10分おくれの18:30分ちょうどに世界が一変した

前触れもなく「プシュウン」という音がほんの微かに聞こえたと同時に、街の何もかも全部が一瞬で真っ暗闇になった。

現在閉店中の本家デゼニーランドでも見られない、恐怖の「逆エレクトリカルパレード」が見れたのだ(泣)

駅前にいくと銀行の店内灯、マンションの非常灯は点っていたがあとは真っ暗闇だった。

さすがにJRの駅だけは普段どおり蛍光灯がついており、列車もあり何も無いように明るかった。列車だけは動いてもらわないと。

国道では大きな交差点では信号がちゃんと点っていたが、たもとを見ると、市販の発電機が回っていた。

そのほかの交差点では信号は消えていたが、車はみなゆずりあっていた。だから交差点とはいえスムーズだった。

えらいぞ!すごいぞ!

でも考えてみれば、日本にだって信号の無い交差点はどこにでもあるわけだし、今回の停電はその応用のようなもんだ。しかも夜間停電はこれからもしばらく続くので、いちいち焦ってはたまらない

騒雑な発展途上国の停電と違い、真っ暗闇なのに人も車が静かに進んでいる日本の停電は、SF近未来都市のような不思議な感覚であった

別グループになってる市境の橋にたどりつくと、半分から先が電気がついており、

「おお、光の国だ!」

とうなってしまった

闇の国と光の国の明暗がはっきり分かれておる。

「ひかりのくにから~きたぞわーれらがウルトラマン~」と歌う。

我々は今まで光の国で生活していたのだが、この日を境に光と闇の概念があることを認識した。

停電していたグループでは完全に全ての店が閉まっていたのに(アフリカでは停電してもローソクや懐中電灯で営業する露店があったが、さすがに日本では無理か) 節電はしててもまばゆいばかりの光であふれるコンビニを見たと同時に、現代に戻ったというか、文明国に戻った気がした。

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本当にすごかった。死んだような町になる。価値観変ると思う

まあ、24時間のうち21時間も電気がつくわけだし、もっときびしい被災地の不便さを共有することにもなる、と思えばなんだけど、

それにしても、

「東京電力」は、その名の通り、東京(21区)以外は見捨てているのか!(怒)

同じ料金払っているのに。

ほかにも停電したらビデオなどの時計設定もしなおさなければならんのでたいへんなのだ。(といってももうめんどくさいので電源抜いてほったらかしたままだが)

ましてや、東電のエリア外なのに福島・浜通りは・・


と、5年半前の話ですが、

私が旅してきた海外途上国では停電は普通とはいえ、

なんでも便利な日本で停電となると、前代未聞のため、やはり全く次元がちがいました

計画停電があると社会が立ち行かないことが良くわかり、

日本の意外な脆弱さと、電気のありがたさがよくわかりました。

記事のまとめ

冷蔵庫は、電気が復旧するまで、開けないようにしましょう。

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