【お宝!】17才のたびいちの旅日記・前編 「真夏の価格破壊旅 1995」

本日8月15日、tabi1.comは新サービス開始!

https://note.mu/notes/nb6de56650b9e

広告収益にまつわるマル秘話、解禁。

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名作復活シリーズ

青臭さ万点! 青の野宿人の

ツーリングレポート

「青の野宿人」と言うのは、たびいち・アフロあきらの旧称です。

この夏の緊急企画!!

ちょうど22年前の1995年の高校時代に書いた、我が旅の原点とも言える「野宿ツーリング日記」を公表します!

当時17歳。もうオートバイに乗りたくて仕方がなかったあの日。

その理由は、私のような運動神経ダメダメ人間でも、オートバイに乗ればカッコいいし、そしてどこまでも遠くへ行ける!

だから受験勉強そっちのけで、バイク雑誌をオニのように読みまくり、1995年4月、17歳の時に勝手に自動二輪中型限定免許(現・普通二輪免許)を取って乗り回すまでになった。

二輪中免を取得と同時になぜか中古のスズキGN125Eを購入。

理由は、中免とったとはいえまだ若造で、運転もヘタで、金が全然なかった。

アメリカンスタイルなのに何故かアジアンテイストあふれる渋いスタイルと、燃費抜群、維持費も50cc並という経済性に惹かれたのだ。(高校生なのにえらい所帯じみてた)

日曜日になると、朝4時に出発して、日光や湘南方面を日帰りツーリングしていたほどの精力ぶり。あの頃は乗ること自体が未知への旅に燃えていた。

しかし当時は学校の目を逃れて単車生活を謳歌していたので、もちろんおおっぴらには乗れないし、友だちともバイクの話すらできなかった。

そして高校最後の夏休み。

自分にとっては処女航海とも言えるツーリングに挑戦した・・・・!

※雑誌・月刊モーターサイクリストに掲載された文章をそのまま書き起こしました。

だから若気のいたりと思われる文章もありますが、気にしないでね♪  

だけど、雑誌に掲載された時は写真もモノクロだったけど、ついにカラー写真で完全復活!

さらに充実したので是非御覧ください 

1995年8月 9,000km走行。静岡市にて撮影。ベンチの上でシュラフで寝た 2002年2月 72,000km走行。錆びて色あせてる老体だが現役だー!

        


 懐かしい街を訪ねて 真夏の価格破壊旅

月刊モーターサイクリスト 1996年3月号 掲載

スズキGN125E(’89年式)

 青の野宿人 18歳  

      

価格破壊車ボルティーをさらに縮小したような愛車GNで、一泊とはいえ野宿旅をするのは初めてだ。行く先に静岡方面を選んだ理由は、見どころも多いだろうし、昔、親の転勤で、清水市日立町で暮らした事があったから。懐かしさと不安と希望を抱きつつ、発動機に生命を吹き込む——。

日立町を目指して

<1995年8月9日>

朝6時30分出発。本当は、これより2時間早く出るつもりだった。だが日帰りではないし、まあいいだろう。

R407を進み、途中、東松山図書館前で荷物を積みなおす。GNのリヤシ-ト後ろのキャリヤには、トランクをつけている。これが便利で、日帰りくらいなら、これだけで充分だ

R407を走っているうちに、「あそこ」と書かれたホテルの看板を発見。思わず単車を止め、写真を撮ってしまう。まったく、彼女がいないからこんなことができるのか?

入間からR16へ。相変わらずトラックが多い。トラックに囲まれながら、アリみたいに走る。

東京都に入りしばらく進むと横田基地が見える。渋滞していたので、基地を眺めつつスリ抜ける。中はアメリカそのものという感じだったが、「YAKITORI」と書かれた露店を認めて「日本伝統の味が、米軍を占領した。万歳」とヌカ喜び!?

8時30分頃八王子に着きようやくR 20に入る。そして大垂水峠へ。

ここは休日には、125cc以下のバイクは通行禁止。平日なので通れたが、なぜ125cc以下は通行禁止なのか。

ローリング族が峠にタイヤの跡を残している。跡を見ただけで4輪とわかる。しかしなぜか2輪が通行禁止になっている。

しかも原付2種は、攻めるようなバイクは少ない。実用的なバイクが多い2種でさえ通行禁止になるのは、実に愚かで納得がいかぬ。

そう思いながら、相模湖を見つつ水筒の茶を飲む(夏に冷茶は最高だが、中身が空になると、水筒はただの荷物になってしまうのである)。

   
鳴沢氷穴の最深部。地獄穴は、ふさがっている感じだった

狙撃手のアジト発見!?

9時50分ごろ大月に到着。ここからはR139で富士吉田を通り富士市に向かう。

富士吉田に着いたのは10時30分。富士山は毎年7月25日に登山競争が行われる。ここは裏富士の玄関口にあたる、山梨県で第二の都市である。

そんな街で、私は狙撃手(スナイパー)のアジトを見つけた!が、アジトのくせに、市街地の道路沿いにある!?

その建物の名は「ゴルゴ13」・・・ならぬ「ゴルゴ」。つまり実を言うと、古本屋の名前だったのだ。

これがR139沿いの”スナイパーのアジト”だ!? もちろん「ゴルゴ13」も売っています

「ゴルゴ」に入り、暇つぶしのための本を買おうと思ったが、店内には誰もいない。どうやら、店主は狙撃に出かけたようだ(大ウソ)

富士吉田を出て、精進湖方面へどんどん進む。

途中、鳴沢氷穴というのがあったので単車を止めた。入場料は190円。期待しながら中に入る。

たくさんの客がいて少しずつしか進めないが、とても涼しい。最深部に入るとますます冷え、氷柱がそびえ立っている。温度計を見ると2度Cしかない。1年中、気温は一定だという。5分くらいいたが、身も凍えるような寒さではなかった。

30度C近い差のある外へ出ると、真夏の光を浴び、ジワジワと暑くなる。この温度差だからこそ、私は大満足。

氷穴を見た後は、樹海の中を走る。やがて小さめの湖が見えてきた。精進湖だ。

さらに走り、静岡県に入って間もなく、富士宮道路へ。

料金所前にPAのような施設がある。そこの食堂で ”あさぎりうどん” というものを注文した。朝霧高原にちなんだものだろうが、他の天プラうどんなどに比べれば、220円と安い。

出来上がったのを見たら、思ったとうり、うどんのほかにはネギしか入っていない。味は250円の「山田うどん」(注・埼玉にあるうどんのチェーン店)よりも数段劣る。

私は「山田うどん」の回し者ではないが、ぜひ、寄ってみてはいかがかな。



若い女性とオニごっこ

富士宮道路は、高原を通っていて、まるで北海道のようだ。牧草地帯なのでクソだめの中を走る感じもあるが、通行料は50円ですんだ(2輪は210円。ちなみに私は原付2種友の会 №124である)

県境から25kmぐらいで、ようやく富士宮市の市街地についた。富士宮市は広かった。

次は富士市だ。新幹線の新富士駅の下を通って、R1に出る。

この道は車線が多く、流れが速い。信号も少なくて、高速道路にも似ている。せっかくなので、こちらもガンガン行くぞ。

今まで、山や高原を走ってきた。今度は海を見ながら走る。じつにバラエティーに富んでいる。当然ペースも速くなり80~90km/hぐらい。実に快感だ。気持ちええ。

と、そのとき右の車線から、さらに速いクルマが追いかけてきた。白黒のクルマかと思いきや、水色の丸みを帯びたクルマでほっとした。乗っていたのは若い女性だった。

そのクルマが私のそばを通りぬけるのを見て、「女には負けん」とばかり追従する。パワー全開じゃ。

しかし実用車のGNは、せいぜい100km/hしか出ない。彼女のクルマはあまりに速く、すぐ視界から消えていった。

「さすがスゴいぞ、静岡の女は」と思いつつ、駿河湾が望める興津のドライブインの駐車場で水筒の中身を飲む。現在、午後2時。清水はもうすぐだ。

後編につづく

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