たびいちです。旅のウェブサイトを作っておきながら、これまであまり旅らしいことを書いてませんでした。
もしお金と時間があれば、いまごろ常夏のタイなどを旅していたところですが、
人生思うようにはいかないのは世の常。
しかし、旅のウェブサイトを立ち上げたからには、金と時間がなくても、旅をしなければならない。
そこで!ついにやります!
いよいよやります!
たびいちドットコム旗揚げ記念・初企画!
それはなんと、
「目指すは青函トンネル!極寒と試練の青春野宿貧乏旅行!」
目指すは、津軽海峡冬景色!
本州と北海道を結ぶ青函連絡船が廃止になり、
そして今年になって特急も廃止になり、
ついに北海道も新幹線時代の幕開けとなった。
しかし!新幹線ですっ飛んでしまうと、あまりにロマンが無いではないか。
タイのビーチリゾートなぞとちがって、まだまだ冬の東北の旅では、「哀愁」こそがテーマですよ。
新幹線開通後も18きっぷでも新幹線に乗れるようになるが、
何より別料金を取られるのはシャクにさわる。
ならば3月21日までは、青森県蟹田から北海道木古内の区間は特急でも18きっぷで無料で乗れるので、これを機に乗り収め!
ということで、今回の貧乏旅のルールは
期間は3月上旬。
目的地は、函館。
青函トンネルと最後の特急を味わう。
自宅から函館は、特急などの追加料金は一切払わない。18きっぷのみ。
函館以外は、宿泊代を一切使わない。
行きの青森と帰りの秋田では野宿する(厳冬期用の山岳用シュラフを使用)
埼玉から函館まで片道2日でいき、18切符は合計4枚分だけを使う
スケジュールは
1日目 スタート>新潟>秋田>青森
2日目 青森>函館
帰り1日目 函館>青森>秋田
2日目 秋田>山形>仙台>福島>宇都宮>大宮>ゴール
(盛岡以北の経由になると、第3セクター経由になり、別料金が発生してしまうため。)
とくに青森=函館間は、特急の本数は多いものの、これを無料区間だけで済ます場合、普通列車などの便数がとても少なく、乗りつぎも悪いので、時刻をしっかり決めておく必要がある。
時刻表 出典・参照先:
さかなのページさんより
http://www.navitime.co.jp/diagram/
行き1日目
上野513→高崎655(途中駅より乗車)
高崎710→水上814
水上824→長岡1021
長岡1027→新潟1127
新潟1143→村上1257
村上1335→酒田1556
酒田1631→秋田1819
秋田1841→大館2035
大館2119→青森2248
行き2日目
青森805→蟹田843
蟹田851→木古内946 白鳥93号
木古内1228→函館1333
帰路
1日目
函館1027→木古内1131
木古内1159→蟹田1252
蟹田1405→青森1442青森→弘前→秋田
青森や弘前に寄るため、時刻は省略。
2日目
秋田→新庄→山形→仙台→福島→郡山→黒磯→宇都宮→大宮→ゴール
山形や仙台、福島などに寄るため、時刻は省略。
予定は決めておいたが、初日は夜明け発のハードさなので、
青森ではなく秋田あたりで野宿するかもしれない。
結構なスケジュールなので、途中でどうなるかはわからない。
まさに番狂わせもあいうる「リアル桃鉄」な気分が味わえる。
青春は、泥臭く、汗臭いものだ。
そして、制約と時間の戦いになる18きっぷの旅は、まさにゲームだ!
我が青春の基本に戻る、野宿の旅!
2 装備編
2016年3月5~10日 5泊6日 埼玉から函館の18きっぷの旅で持っていったものを紹介します!
大きく二つのバッグで旅しました
デイバッグ
スーツケース
写真の右は寝袋。寝袋だけでスーツケースの半分も占有してしまった。左下は衣類などの着替え、左上の白いのは手土産。その上に古新聞やノートパソコンを入れました。残りはデイバックに入れた。
その中身:
サイフ
(現金、クレジットカード など)
18きっぷ
(これがないと旅が始まらない!)
日記ノート
折り畳み傘(一度も使わなかった)
ひげそり 石けん箱 歯みがき
友人宅への手土産
衣類:
北東北や道南の気温は、「0℃から-5℃」の寒さを想定。
冬用手袋
ニット帽
Yシャツ、MA-1ジャンパーと、赤い裏起毛の上着。
(3月上旬の函館なら、首都圏の最寒厳冬期の服装で充分だった)
靴下 4組(靴下は毎日取り替える)
Tシャツ・下着
寝間着(スウェットズボン)
デジタル製品
デジカメとSDカード
ノートパソコンとACアダプター
パソコンソフトカバー
マウス
MP3プレーヤー(iPod touch の予備として)
携帯電話
iPod touch 4G (iphone並の機能がある)
エネループ(単三 8本&充電器)
あまりにエネループは偉大なので、ほかの単三型充電池や乾電池なぞ使う気がしません(笑)
そんなエネループは量販店よりもネットで買ったほうが安い!!
モバイルチャージャー
2Aと余裕の出力なので、充電力も安定。携帯とiPod touch の両方同時に充電できる
電池式モバイルチャージャー
単三4本で携帯やスマホなどのUSB製品充電ができる。iPod touch 4G なら2~3回分は充電できるが、もっともエネループの電池自体も旅先では貴重。緊急用に持ってきたので実際は使わなかった。
GPS(Garmin 64)
列車に乗りながら走行中の位置や列車の速度もわかる!
写真は、特急白鳥の車内で撮影
野宿する時に使ったもの
寝袋 Nanga スーパー1000
8年前に当時1万円で買ったが、現在では売ってないかも。
快適温度 -10℃ 最低温度 -20℃
と書いてあったが、以前マイナス6度の真冬の山中で寝たときは、かなり寒かった。
ただ今回は、秋田や青森で寝たときも、0℃ぐらいだったので、このシーズンにしては思ったよりも寒くなく、充分に寝れた。
これから冬の野宿をしたい人は、これ↓でちょうどいいかも。スーパー1000よりも半額以下!
古新聞:
寝袋の下に敷く。普段野宿する時は、銀マットを使うのだが、野宿は2泊のみで、荷物をコンパクトにする必要があるため。
なので断熱とクッション性能というよりも、ただ単に寝袋に地面の汚れがつくのを防ぐため。
コンクリートの上で新聞紙をひいて寝たわけだが、寝袋がしっかりしてたせいか、地面の冷たさや堅さなんか気にならなかった。
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