夜明けに家を出発して
目まぐるしく変化する景色におどろきつつ、新潟に到着。
1日目の後半戦は新潟から秋田、そして青森。どんな旅が待ち受けているのか!?
行き1日目のスケジュール
上野513→高崎655(途中駅より乗車)
高崎710→水上814
水上824→長岡1021
長岡1027→新潟1127
新潟1143→村上1257
村上1335→酒田1556
酒田1631→秋田1819
秋田1841→大館2035
大館2119→青森2248時刻表の出典・参照先: さかなのページさん
新潟駅での葛藤
新潟に着いた時、
そのまま次の列車に乗りついで青森に向かうか?
それともせっかくだから新潟で少し観光しようか?
と迷っていた。
観光となる場合、その次の便は二時間後の1343発の村上行きになるが、そうなると青森には着けず、秋田か東能代で野宿する事になる。
とりあえず駅の外に出た。ひさしぶりの都会。
新興の政令指定都市なので地下鉄はないが
普通のバスのほかに
BRTがメインの市内交通になる
しかしスーツケースを転がしながら歩くのは、やっぱりしんどいことがわかる。
やっぱり一度村上行きの列車を見ておこうと思い、プラットフォームに着くころには
もう街に戻る気はなくなり、そのまま1143発の村上行きに乗ってしまった。
朱鷺メッセのある高層ビル。眺めのいいホテル。
このビルには韓国とロシアの領事館もある!
新潟>村上
村上行きの列車は、長岡>新潟行きと違い、かなり空いているので一安心。
100km/hで疾走
主に地元の高校生が乗り込む、ローカル線。
部活帰りの坊主頭の高校生がスマホをいじってる、2016年のありふれた光景だ。
新潟市内には全くなかった雪も、町外れになると再び道陰に姿を現す。
疲れたので昼寝をする。
村上駅 1257>1335
人情があるのは下町だけでない?
鮭・酒・なさけ・避け・裂け・・・
村上では乗りつぎに結構時間があるので、昼食にした。
家で作っておいたおにぎりを、レンタカーの建物の裏で食べる。
日向にいるとなんだか汗ばみそうなぐらいの、春の日差しだった。
村上1335>酒田1556
いよいよローカル度満点になる
たったの2両編成で、驚きのディーゼルエンジン。トイレもなつかしのステンレスの和式。
ボックスシートではなく、ロングシートになる
日本海路線のハイライト!念願の海が見える!
しかも今日は天気もいいので、テンション超あがりまくり!!
これらの「海・満開!」な曲を聞きながら日本海や漁村を眺めるのは最高だ!
15時47分、砂越駅で見かけた銅像。
これだけ最高の眺めだと、
そりゃあイネ持って踊りまくりたくなるよね
新潟の雪景色も良かったが、この日本海が見えるルートはいちばんすばらしいシーンだった。
日本はこんなに自然が豊かだとは!18きっぷの旅は、大変だけど、こんなにすばらしいものだとは思いもしなかった。
もっと早く知っておけばよかったと思う。
酒田駅
酒田>秋田
秋田行きの列車は、これもまた二両編成だが電化されている。トイレも洋式になった。
村上>酒田間とちがって、そんなに海は見えなかったが、夕日が美しかった。
日本海の夕日は、鉄道旅の真髄。
鳥海山
国道7号と併走。単車で青森や北海道にいく時は、この道を走った。
海を離れ、内陸に入るとところどころ雪がある。
それにしても車内はとても静かだ。誰も話す人がいない。
そうして、秋田駅に着いたのだった
つづく。
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