軽二輪(126-250cc)の新車を自力で新規登録する方法(セルフ型バイク登録)

V-Strom250二輪車
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新車で250㏄バイクを買うと、だいたいがバイク店で自動的に手続きします。

しかし、今回250㏄バイク(Vストローム250)を買った店では、いちばん安く購入できた分だけ、通販のように車体が届き、新車登録は客自身でするという「通販型セルフ方式」。

なので、最初は右も左もわからないので、どうすればいいか?をまとめました。

セルフ型登録の場合、登録から納車の大まかな流れは・・

1、バイク購入。後日、店より自宅に必要書類が届く
2、書類などをもって管轄の陸運局(自動車検査登録事務所)にて登録手続きに行く。届け出済証とナンバープレートと自賠責保険をもらう。
3、車体にナンバーを取り付ければ、これで終わり。納車です!

そして、新規登録に必要な物

(▲印は、購入した店より送られてきたもの)

〇住民票 お住いの役所などで入手。200円
〇印鑑
〇現金 2~4万円(購入時の車両税や登録料や自賠責保険)
▲譲渡証明書
▲車両の説明書 (登録用紙に諸元を記入するため)

以上が必要なものです

購入から納車までの日数は?

最短で納車したい場合、電話してその日にすぐに店に全額振り込みし、

書類が届いたらすぐに陸運局で登録し、

単車がBASデポに到着次第、すぐにナンバー付けて納車した場合でも、

最短で8日ぐらいかかるとおもいます。当然、9日や10日ぐらいかかることもあります。

私の場合は、万が一のトラブルを避けるためと、ある個人的な都合上、かなり遅めの19日間で納車しました

 

8月3日土曜 1日目 「まずは申し込みをする」

ついにVストローム250の新車を買う決意をする。

Goobikeにて、値段が一番安かった、とある県のとあるバイク店(以下、店)に、見つもりの依頼を入れる

8月4日日曜 2日目 「店より連絡来る」

翌朝、店からGoo経由にてメールが来る。まだ在庫はあるようだ

たびいち様

はじめまして。
きくらげオート(仮名)と申します。

この度はお問い合わせ頂き誠にありがとうございます。

車両のセットアップは無料でございます。
ナンバー登録につきましても、お客様ご自身にておこなって頂いておりますので、
登録費用は発生致しません。

車両の配送はBASさんという配送会社への依頼となります。
埼玉県には11ヶ所のデポがございます。
お手数ではございますが、BASでご検索頂き各デポの立地をご確認の上、
配送先デポをご指定下さい。

—–
[見積り明細]
車両本体価格(税込み):xxxxxx円
支払合計      :xxxxxx円

 

安値の秘密は、店側が登録したり準備するのではなく、

お客側自身で登録する「セルフサービス」なので、いわばバイクの通販。

8月5日月曜 3日目 「電話で店に確認。そして購入確定」

その店は日曜が休みだったので、月曜夕方17:52に、詳細と在庫などの確認のため、店に電話する。

その店は底値で提供とあってか、想像以上にお問い合わせがあるらしく、まるでジュースを買うかの如く、いきなり店頭で現金全額持ってVストローム250を即買いする人もいるほどの繁盛ぶりらしい。

この時点でVストローム250は5台あるとのことだが、すぐに2台ぐらい売れるときもあるので、お早めに注文をとのこと。

購入するなら、代金の全額〇〇萬円を店の口座に振り込むようにとのこと。いつ品切れになるかわからないので、できれば2日後(8月7日)までに振り込み希望とのこと。

ということで、購入確定希望の意思を電話で伝えた。

電話の後、口座番号が通知される

18:11分、電話の後、自分の携帯のSMSに、店の振込先口座のメッセージが入ってきた。

入金が済んだらご一報をとのこと。

 

8月7日水曜 5日目 「ついに代金〇〇万円を店に振り込み」

夕方、埼玉りそなでお金をおろした後は、その近くのコンビニに行き、そのATMで、さっきおろしたお金を住信SBIネット銀行口座に預ける。これで代金全額が住信の口座に入った。

そして家に帰り、夜中、住信のネットバンキングにて、店の口座に全額振り込む。

・・・・・たかが振り込むのに、なぜここまでしたかと言うと、住信だと振り込みは月一回(ランクによってはそれ以上)無料だからだ。少しでも無駄な手数料は払わない主義。

住信SBIネットだと初の振り込みなので、気をもんだ。同時に振り込みしましたメールを入れる。

ネットで振り込めば、いよいよVストロームがやってくる。

あの日の3年来の夢が、少しずつ現実になってきた!

8月8日木曜 6日目 「書類発送・車体発送手続き開始」

10:56 店より、書類を郵送したとのSMSが携帯に来た
12:29 BASより、店より依頼ありとのSMSが来た Vストローム250のデポ到着は7~10日かかるとのこと。
16:11 店よりSMSが来た。BASにVストローム250持ち込んだ。ナンバー登録が住んだらプレート番号を店におつたえください、とのこと

8月9日金曜 7日目 「自宅に書類が届く」

朝、早速書類が届いた。だがその時不在だったので今夜、再配達。

届いたレターパックプラスには

▲店の名刺 ▲譲渡証明書 ▲説明書(V-Strom 250 ABS)の3点が入ってました

初めて見る新車時の譲渡証明書。

新車時の登録は、だいたいバイク店自身で登録してしまうため。

3番目の伏せてあるところに、購入した店の店名と住所と電話番号が書いてある。

この時点で、さっさと陸運局に登録して、バイクがBASにてデポ先に届いた時点でナンバープレート取り付けて走り出すこともできる。

しかし私の場合は、万が一の配送ミス(色や形式が違う場合)があるので、デポに届いた車体を確認してから、陸運局にて登録します。

8月14日水曜 12日目 「デポに到着」

デポから「到着しました」という電話が入ってきた。

なお、電話に出たのは昼過ぎだが、10時38分に着信履歴があったので、この時点で届いたものだと思われる。

本当だったら、すぐにでもVストローム250を引き取りに行きたいところだが、うちのバイク置き場の問題などでいろいろあって、すぐには引き取れず、来週に引き取りに行くことにする。

8月16日金曜 14日目 「Vストローム250に面会&車体確認」

いよいよ新車に会う日。緊張の瞬間である。

外からVストローム250を初めて見たとき、昔デートの時に、初めて会う彼女が待っていたかのような気分になった。

そしてピットの人に頼み、Vストローム250を駐車場に出して、いろいろ写真を撮った。

トラブルを避けるために!

そして大事なのは、先に届いた譲渡証明書と、フレームに刻まれた車体番号が一致してるか確認すること。

なぜなら、確率はほぼないとしても、まちがって店側が別のカラーや仕様をデポに送ってしまうということも無きにあらず。

なので、もし確認せぬまま先走って陸運局で違う車体番号でナンバー登録していたら、目も当てられない。

ということで、車体番号は、もちろん一致して問題なしでした。

BASのデポは8日以上放置すると保管料がかかる。今回の場合、21日の水曜日までなら期限内なので無料だが、22日木曜日からはオーバーとなって、1日あたり500なんぼか取られるとのことなので、月曜か火曜までには登録を済ませることに。

そしていよいよここからが本番です。

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8月20日火曜 18日目 「陸運局へ新規登録」

まずはわかりやすく箇条書きにすると・・・

 

1、陸運局入口に、手順の書いてある看板があるので、それに従って行く

管轄の陸運局「自動車検査登録事務所」に行き、軽二輪の新規登録をするのですが

私の場合は

「関東運輸局埼玉運輸支局 熊谷自動車検査登録事務所」

です。

(余談だが、日本語だとやたら長ったらしいけど、オーストラリアシドニーの陸運局はMotor Registry「RTA」だった)

A棟のとなりには、導きの立て札。複雑なように見えるけど、自分のしたい登録は、これを見ればどこへ行くべきか一目瞭然です。

「軽二輪の新規届出」なので、まずはA棟の2番の窓口に行きます

2、最初にA棟2番(熊谷の場合)で用紙をもらい、記入、提出。

 

3、C棟に行き、重量税を支払う(印紙を貼り付ける)そして自賠責加入。

4、A棟2番に戻り、譲渡証明書やもろもろの記入済み用紙や重量税の紙や自賠責を提出して「軽自動車届出済証」をもらう。これはさしずめバイクの身分証明書。

5、D棟に行き、税申告。書類をもらう

 

6、C棟に行き、先ほどのD棟でもらった書類とナンバー代を提示し、ナンバープレートをもらう

 

7、自賠責のシールを貼ったナンバープレートを車体につければ、すべての登録完成!

 

新規登録は複雑。だけど、落ち着いて書けば、全然楽勝。

新規登録にあたっては、何枚もの書類を書かされるので、

正直言ってとてもめんどくさいです。

しかし、同時に必ず見本をわたされるので、それに沿って書けば、そんなに難しくありません。

はじめたくさん書類がワッと出てくるので「うわーっ」となりますが、

そのコツは、「落ち着く」こと。

なぜなら、記入すべき項目は、バイクの説明書と譲渡証明書と見本などに必ず事項が乗ってます。

ちょっとでもわからないところがあれば、無理に書かず一旦は空白で出しとけば、提出した時に教えてくれますし、書いてくれたりするので、問題なし!

そういえば記入用紙が古いままだったので、申請年月日の項目には平成までしかなく、「令和」がないので、年月日をまるまる空白で提出したら、書いてくれました。

自賠責保険の開始日は?

「20日のきょうは乗らないので、自賠責の開始日は明日の8月21日スタートにしてほしい」と言ったら「ダメ」でした。

自賠責保険は強制保険なので、保険開始日は登録加入する日である当日付で作らないと、それから先の登録はできません。

ちょいとお得な住民票の情報:

住民票は、原本と一緒にコピーを見せれば、コピーでも受け付けOKでした。

もしほかに住民票原本を使う機会があれば、コピーをわたしておきましょう。

登録にかかった時間

13時10分ごろ陸運局に到着して、最後のナンバーをもらったのがちょうど15時なので、2時間弱でした。

支払った金額

住民票 200円 (←役所で払った)

重量税 4900円 自賠責保険(5年) 22510円 ナンバープレート540円

計28150円

まとめ:自力で登録した感想

これで、翌日21日に再びデポへいき、Vストローム250をひきとり、ナンバーをつけて、晴れてすべての登録作業が終わり、新車が自分のものになりました!

これまで私は同じ陸運局で何度か軽二輪の譲渡や廃車手続きをしたことあるので、まったくの初心者じゃないけど、

今回の新規登録は、個人がやるのはレアケースなため、その分さすがにかなり複雑でした。

が、見本などがちゃんと完備されてるので自力でも必ず登録ができるし、大変だったからこそ、ナンバーを受け取った後の達成感はもう最高!でした。

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