ナイロビで、なつかしの昭和のオカルトを見た

今回は内容がちょっと生々しい!以下の記事はナイロビで実際に見たノンフィクションですが、

読みたい君!覚悟召されよ。

街角の雄叫び

アフリカでもっとも危険な都市のひとつ、ナイロビ。

下町では私営バスにはガラの悪いデザインがペイントされ、物乞いやストリートチルドレン、シンナー薬物中毒者などが跳梁跋扈する。

お昼時にナイロビの下町を歩いていると、その一角にあるホールの前では、プロレスのマイクパフォーマンスように連呼する叫び声が聞えた。

ホールの中に入ると、小さな体育館にステージのついたようなつくりになっており、そこで教会の集会が行われていた

教会の集会と言えば、日本のホットスポット・釜ヶ崎の教会でも見たことがあって、それは居眠りする人がいるほど粛々としたものだが、

Super あいりん!2006年の西成・釜ヶ崎は危険でやばかった!
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さらに血のたぎるようなパワーに満ち溢れる黒人社会の集会は、やっぱ違う。

「ジーザス、パワー、パワー!!!」

「アイアムフリーダム、イエス、フリーダム!!!」

と、興奮した牧師が死にもの狂いで叫ぶ。

憑き物が乗り移ったかのような牧師の狂いっぷりの極致。なぜここまで自己陶酔できるのか。おそるべしアフリカのパワー。

普段絶叫して鍛えられてるから、日本の村おこしの大声大会にでれば一等賞を取れること間違いなしである。

この程度ならアフリカ黒人教会ではよくあることだが、もっとすごかったのは・・・

仁王像は臭うぞう!な市民ホール

そのホールに入った途端、

なんと5~6人ぐらいの中年女性がステージの上でのた打ち回っており、もがき苦しんでいる阿鼻叫喚の中で、男が狂った様に呪文を唱えている。

「マラミアターノ、トーマトーマトーマ!チュバチュバチュバチュバ!!マラミアターノ!!」

この催眠術にかけられている者達は、ただのトランスではなく、これだけ錯乱して異常な状態に陥っているので、これまで失禁や粗相したりする者もいたのだろう、ホールの中は少し異臭がした。

よく昔のテレビのスペシャル番組で、霊媒師が狐憑きだかなんだかで発狂しのたうちまわさせるシーンがあったけど、あれが実際に行われているんですな。

でも、娑婆に毒を撒き散らすようなカルト狂団とちがい、これは上九一色村のような山奥ではなく、街中のホールで、しかも自由に出入りができる。

もちろん見るのは無料だし、帰ろうとしたときに執拗な入信勧誘を受ける事だってない。

だからその気になれば気軽に参加して、飛び入りでステージの上でのた打ち回ることだってできるのだ。

ステージの上では地獄絵図のような様相になっている中、参加者はみんなずっと手をかざし続けていて、その様子を後ろで観察していると、はっきりいって不気味。非常に怖い。

その反面、「入場無料・出入り自由」というおおらかさと安全感というギャップも相まって、はたから見てる分には面白い。

地獄のようなオカルトがごく自然に市民権を得ているナイロビ。

ああ今日も、ナイロビの、いやアフリカのあちこちでオカルトが行われているのだろう。

お昼休み時は、

日本のおばさんはウキウキウオッチングのグラサン男の番組を観るのに対し、

ケニアのおばさんは怪しい教会でのた打ち回るのがトレンディなのだろうか。

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