先月のパーティで、葛飾から、広島県尾道市にIターンとして移り住んだWEBデザイナーに会いました。
彼は26才で、のび太くんに似た、いかにもWebデザイナー!という人です。
彼は尾道の企業向けにWEBサイトを作っているが、
最近では企業向けのサイトもWordPressで作るのがが主流だと言う。
WordPressのサイト製作料と更新料が収入源になっている。
そんな風光明媚な尾道では、全国から新しい移住者が増えているそうです。
それでは尾道の写真です。
・・・うそです。これは尾道ではありません。タンザニア・パンガニの町。
いかにも尾道的というか、沖縄的というか。どこか日本的でなつかしくもあった。
それでは続いて瀬戸内海の写真を。
じつは・・・・
これも瀬戸内海ではありません(笑)ジンバブエとザンビアの間にあるカリバ湖。
ザンビア側・シアボンガより。大きい湖なので、まさに瀬戸内海のように見える。
その理由は、「変わらない街並み」
山と海に面した尾道は、平地部分がとても狭い。
町が狭いために開発が進まず、結果として昔ながらの町の姿がそのまま残っているのだという。
東京を始めとした日本各地ではスクラップビルドが多い中、
私が見た感じだと、瀬戸内などの西日本の平地の少ない田舎では、たしかに古き良き街並みが残ってることが多いように思った。
面白いのは、足の不自由な高齢者は、丘を降りた低地の、便利な尾道の街中に移り住むようになり、
その代わりに、全国からの新移住者の若者は、高齢者が出ていき、空き家となった高台の家に住み始まるのだという。
丘の上にある家はたしかに不便だが、そこから見える景色も、環境も良い。なので、
「丘の上は生活もう充分だから、次は便利なところに住みたい」
という高齢者側と
「元気なので高台でも古い空き家でも問題ない。
それよりも家賃が安くて尾道らしい環境のいいところに住みたい」
という若者側両者の思惑がいい具合にマッチしている好例である。
しかも、職場が廃校を建て直したような「シェアオフィス」で、しかも海に面してるという、
職場と自然が一体した恵まれた環境だそうです。
これからの新しいライフスタイルとして、自然の調和した魅力のある地方に住むのが、人生の勝ち組のひとつだ。
田舎に住みやすくなった
2011年の大震災以降、脱・東京の流れがより目立つようになってきたと思う。
某有名ブロガーも高知に移住したり、WEB系の企業も徳島などで移住したりで、地方でも新移住者のコロニーができている。
昭和やバブルのあたりは「東京一極集中」だったが、海外に移住したり、地方や田舎に移住することが難しいことではなくなっている。
なぜならネットの普及ですよ。
ネットの仕事が出来れば地方も東京もないわけだし、
むしろ地方の高齢化が進む中、現地の中小企業もWEBサイトが必要になるわけだが、WEB製作ができる人材は、東京では飽和しても、地方では引く手あまたかもしれない。
生活面でも、いまや田舎に売っていないレアな物でも、都会に出向くことなくamazonとかでも気軽に手に入りますしね。
だけどWEBデザインとか知らない、というひとは、地域おこし協力隊はいかがでしょうか。
地域おこし協力隊は魅力ある自治体のアピールを行うため、
働きながらWEBスキルを伸ばせるし、職務経験になります。
その点意欲ある人を求めてるし、
現地の人ともうまくやっていかなきゃならないため、
生活はハードかも。
まだ何もスキルはないけど、
これからはずっと田舎で生活したい!という人は、
地域おこし協力隊はお勧めだと思います。
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