たびいちドットコム2年間も続けても、プロへの道はまだ遠い。
まだぜんぜん下積みなので、まるで職人と同じだな、と思うようにもなりました
しかし、自分には職人どころか世間様よりも根気も忍耐力もありません。人よりも才能もなく、集中力もない。めんどくさがりや。
そんな「不良中年」が、なぜたびいちドットコムへ強烈に心血を注ぐのか?
そこで、「プロブロガーへの道は「職人・芸能人・会社」と同じ」という視点から解説していきます
プロブロガーへの道は芸能人と同じ理由
先日、お年玉にて公表しましたが、
ブロガーの世界は、芸能界・演歌歌手と同じです。
わかったことは、人気と素質や実績と努力と地道な継続性次第です。
たとえば職場で重宝されるのは、当たり障りのない人間である。
そのほうが、会社組織では長く働けます。
しかし、私のような当たり障りのありまくる人間(?)は、結果的には職を転々とすることになります。
だからといって、ブログでは当たり障りのないことを書いても、誰も読みはしない。
むしろ、役に立つことやおもしろいこと書いて、芸能人のように全開バリバリに自己主張をしないと、読者の心に響かない。
はみ出し者なぶんだけ、組織人間としては不適格な自分にはぴったりの稼業だと思う。
40代になると、いっそうこれからの雇用などが不安定になるので、あとはない。
なので自分のメディアで稼ぐことに、人生を賭けているからである。
自分の経験を世界に伝えたい!という気持ちで、ゆくゆくはブログめしにまで上り詰めることができたら、それこそ天職です。
私のように人気もなく、カリスマ性もなく、人気のある記事を連発できるような才能はない。
となると、なまけものなりに、日々努力し、更新しつづけるしかないのです
そして、
いかに人の気持ちを動かせるか
いかに自分が社会に役立たせるか
いかに自分のサイトによって世間を面白くさせるか、
ぐらいの意気込みがないといかんと思いました
自分の場合、メカやテクニカルも得意なほうだし、20代前半のころからウェブ作成経験もあるし、ブログ歴は12年以上。古いけど膨大な旅のネタもある。おもしろいことを書くのも大好き。
それらの「素質」をちゃんと持っていて、素質のアドバンテージをフルに生かして、心血そそいで2年間一生懸命更新を続けてきても・・・
現時点では高校生のこづかいぐらいにしかならない、ということです。
なので、苦節30年じゃないけど、とにかく地道に、ドロくさく続けていきます。
しかし、考えようによっては「好きなこと書いて、こづかいがもらえる」
そう考えてしまえば楽なんですがね。
プロブロガーへの道は、「職人」と同じ理由。
それは
下積みがとても長い。
親方や兄弟子などの技を盗み見するしかない。
職人は、兄弟子などの技を見て盗めという。
ブロガーもそう。ブログの運営方法や記事の書き方なんて、誰も教えちゃくれない。
たとえトップブロガーが教えてくれたとしても、授業料として何万円、何十万円も出せ、てことになる。
しかも同じようにまねしたところで成功するとは限らない。
なので自分の力で一からいろいろ覚えていくのだが、覚えることがめちゃくちゃたくさんあるので、簡単に覚えられるものではない。
どのような記事が人気不人気なのか、SEOとは何なのか、サーバーをどう作って維持するか、
しかも時代により人気の流行やアルゴリズムなども変化するので、そんな波を乗り越えて強くなり、修業していく。
たとえば私の場合、人気・不人気記事の見きわめ方という「道具」のひとつを使いこなせるようになるまで、2年かかった。
もちろん天才なら2年もかからないだろうけど、私のような人並み以下の能力の人間が、さらに一人前のプロブロガーになるには、長い年月と根気で続けて経験値をつけていくほかないのです。
プロブロガーへの道は、「会社」と同じ理由。
それは、ブロガーは、ビジネスだからです。事業主だからです。
こちらにほとんど書いてあるのですが
5S活動などは、ブログの道にもあてはまります。長く運営するなら、スジの通ったことをしないとならんです。
そしておもしろいこと書いたり、ときには常識外れだと思わせつつも、社会人同様にコンプライアンスや、無駄に読者を不快にさせないよう、言葉遣いや表現方法なども、人の何倍も気を付けなくてはなりません。
そして、今年のほうふ。今年から「ブロガー宣言」します
私のやってること・肩書は「ブロガー」です。
(あとは、格安旅行研究家・海外ツーリング研究家など)
最初の半年以上は本当につらかったが、さすがに一生懸命2年も続ければ、毎月必ずいくらか収益が入っているので、プロブロガーなのかもしれないんだろうけど、でもいまのこづかい程度のブログ収入じゃ、まだプロではない。
とはいえ、今までブロガーという肩書は抵抗があった。
なぜなら、ドメインとサーバーを持ってるので、ブログだけでなくhtmlなどによるウェブページなども作れるスペースもある。
だから、ブロガーというと、ブログしか書かない(書けない)人に見えるし、自分自身これまでWebサイトを作ってきた人間なので、「ワシはメディアを作っとんだゾ」といった変なプライドが心のどこかにあった。
だがよくよく考えたら、
この2年間でたびいちドットコムがやってきた活動は、ブロガー以外の何物でもないのでことがわかった。
webデザインや音楽やCGやゲームなど作ってるわけでもないし、ユーチューブのアカウント(たびいち放送局)はあるけど、ぜんぜんユーチューバーでもないし。
そもそも「メディアクリエイター」とかだとわかりにくいし、それだったら「ブロガー」といったほうがよっぽど世間的にわかりやすい。
デジタルコンテンツなら、100年でも200年でも残せる
あと、あつかましいけど
たびいちドットコムのコンテンツは、100年でも200年でも遺していきたい。
紙の書物だと物理的にかさばるし、燃えたり劣化するので、博物館に保管しない限りはそれらを200年先に残すのはほぼ無理。
しかしデジタルデータなら物理的に0に近いため、理論的に何百年でも残すことができる。
たとえばいまから200年前は江戸時代後期になるが、1818年当時の写真的なものは全く残ってないはず。
しかし、いまから200年後の2218年に「200年前の日本やアフリカや世界はどうだったのか?」というのは、たびいちドットコムをみることによって、知ることができる。
デジタルなら、200年経っても劣化することなく気軽に見ることができる。
かといって、私は不死身人間じゃないので、これから30~40年ぐらいで老衰してしまう。そこが切ないね。
なので、老衰でたびいちドットコムの更新や維持が困難になったら、ドメインとコンテンツを丸ごと後生に売却して、維持管理してもらお。と思ってます。
その前に突然死しないようにせんとなあ。
ということで、
来年は「石の上にも3年」になるので、とりあえずは1年後が楽しみであります。
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