きょうは3つ目の島、サムイ島へ。国際空港もあり、人口も面積も石垣島と同じぐらいの島です。
3/06 Day51
天気:晴れ時々曇り
11時のチェックアウト前に、ボートチケットを買いに行く。もし「今日は運休!」と言われて買えなかったら困るので。そもそも港のチケット売り場まで歩いて1分だし。
12時パンガン発・13時サムイ・ナートーン港着の便は250バーツと一番安い。出発時間もちょうどいい。
ほかの便は30分ほどで着く高速艇だが350と高い。
今回のサムイ行きは前回のパンガン行きと同じボートタイプだが、
今回は外の甲板ではなく中のエアコンの効いた船内の席に座れる。
下の階は人が少なく、楽に寝そべられる。下の方が揺れも少なそうだし。
ここで痛恨の失敗。
無事乗船して、船内に座ってやっと一息ついた時に・・・
「あ!宿の鍵のデポジット500バーツ返してもらうの忘れた!!」
と気づいたときは、時すでに遅し。すでに船は動き出していた
ちくしょう!
デポジットのことを忘れた自分もミスなのだけど、あの宿のおやじ、とぼけやがったな。
普通だったら鍵返却と同時に500バーツ返すだろう。後になって気づいても、フェリーだとたやすく戻れないので、確信犯的だと思う。パンガン島は邪な島だと改めて思う
戻って取り返すにしても、フェリー代で相殺か、フェリー代のほうがかかってしまう
人生から見ればたかが500バーツ(2300円)とは言え、500バーツはけっこうなお金だ。こういう不本意な結果による2300円の喪失は想像以上に痛い。
フェリーの中で文字通りのなきねいりしてもうた。くやしすぎる。
さらばじゃパンガン島
そしてサムイ島へ! pic.twitter.com/nSqpKygmgS— たびいちドットコム@タイ放浪済 (@tabi1com) March 7, 2025
失った500バーツのせいで、サムイ島のナートーン港に上陸しても心が晴れない。
サムイ島は、パンガンのようなどこか荒んだような雰囲気はなく、洗練されてきれいになり、ごく普通の田舎の港町という感じ
まずは桟橋を出てすぐの目の前にあるレストラン兼宿に行くが、一泊400Bだが、Fullだった。ほかにもナートーンの街の宿やホテルを何軒か当たってみても、どこもフル。そもそも港近くの海岸沿いのホテルは900バーツする。
こういう時は毎度のようにレンタルバイクを借りて宿を探したほうが速い。
港の近くにあるレンタルバイク店では、ちゃんとしたバイクならタオ島やパンガン島と同じ1日250Bだが、ボロいスモールバイクは200B、2日なら300にしてくれるので、2日間借りる。9万キロ走ってるClickだ。9万キロも走るなんて働き者だと思う
タオやパンガンとちがってサムイでは観光客よりもローカル島民が圧倒的に多く、「ヘルメット着用100%」という標識があったので、サムイではちゃんとヘルメットは被ったほうがよさそう。
ナートーンは島の西側にある港町だが、宿を探しながらとりあえず時計回りで、島の東北にある空港のある街をめざす。その先にヌーディストビーチ(?)があるので確かめに行きたい。
サムイは面積も人口も一番多いので、地形的にゆとりがある。島の北西端のあたりは、須磨や垂水のあたりの国道2号になんとなく似てる。
さっきまでいたとなりのパンガン島を見ながら、レンタルバイクで快適に走る
国道沿いにはバンガロー600Bなどといった看板が出てて、その中で一番安い290バーツという看板があったが、やはりフル。
空港のある街では、2週間ぶりぐらいにマクドナルドを発見。タオやパンガンにはなかったので、見た瞬間、驚いた。スタバもKFCもあるので、サムイ島は都会だ。
その代わり、タオやパンガンとちがい、ローカルの人も多いのでヨーロッパのような異邦感はなく、海のきれいさもどうってことない。タイ本土に戻りつつある。
福岡空港のようにバンコクエアウェイズの飛行機が目の前を豪快に横切る。パタヤやプーケットに多いロシア人もサムイ島でも多い。そして遠路はるばるブラジル人もわりと見かける。
ここでまたトラブル発生
走行中、後輪がいきなりぶれてしまった。あっけなくパンクしてしまった。なんとくぎを踏んでいる
しかしそこはよくしたもので、ちょうど近くにタイヤを並べてる店があるので、そこで修理することができた
チューブのパッチ補修なんてめんどくさいのか、チューブの交換扱いとなる
タイ人らしく陽気なおばちゃんとは対照的に、無口な旦那が緑の草を吸いながら修理交換してもらう。
ここは緑の葉も安くて1g100バーツぐらいらしい。バーゲンセールの看板も見かける。値段のことはよくわからんが、ここではきっと庶民にも手が届くのだろう。そのため草をたしなむ地元の男がかなり多かった。だけどタイはこのままでいいのか?昔に比べると、不健全にも程があると思った。
交換のお手並みを拝見。まずはホイールを外すことなくタイヤレバーでタイヤからチューブを取り出し
そして、スイングアームの部分などの3か所のボルトを抜いてアームをずらし、そこからチューブを中に忍び込ませて、タイヤにはめていた
そのため思った以上に素早く完成。
代金はおばちゃんいわく、180バーツ860円と良心的ではないか
てっきりチューブ代が180バーツでそのうえで工賃とられるのかと思ってたので。
とはいえサムイ島である以上、店が店だったらぼったくられたので、いい店にあたって不幸中の幸いだった
かたや日本では、以前南海部品でチューブを買っただけで3500円取られたので、日本は高すぎる。
それでいて日本は工賃も高く、しかも店の当たり外れがでかい(それはタイも同じだが)のでやってらんない。ますます日本のツーリングに興ざめだ
途中「FishermansStreet」のあたりに見かけた「1泊290B」の看板の宿に戻り、チェックイン しかし実際は最低でも400バーツから。パンガン島と同じくサムイ島も満室が多くホテル代が高い。一番安い部屋は3階の端の小さな部屋なので西日が遠慮なく当たって、サムイ島のくせに暑い。部屋の奥にはバスルームで水シャワー。エアコンやテレビや冷蔵庫などはない。これで400バーツは高い。250~300Bなら納得いくのだが。
となりの部屋の西洋人は、ずっとノマドワークしてるっぽい。
サムイ島のガソリンは、廉価なガスホール91もあり、38バーツと本土より1割高い程度で、タオ島46B、パンガン島40Bに比べるととそんなに変わりない
飲料水の値段もコンビニで水ペット7バーツ。タオだと15もした。パンガンだと10ぐらいだったろうか。
島の北東にある、サムイ島で唯一のヌーディストビーチ「Naturist Beach」に着いた。
山を下り、秘境のようなビーチにたどり着くと、がく然。
みんな水着を着ているただのビーチだった。ヌーディストじゃないやん!
もっともヌーディストビーチはタイでは合法ではないので、きっと地元民の多いサムイ島では日本みたいに「行政からのご指導」が入ったのかもしれない。
となれば今後パンガンもどうなるかはわからない
サムイ島でも全裸になりたいのにい。みんなでフルチンこわくない!
とはいえみんな水着を着ているヌーディストビーチを見た瞬間、パンガンに戻ろうかとふと思った
サムイの次は本土に戻る予定だったが、サムイは早めに切り上げて、サムイからもう一度パンガンに戻り、パンガンから直接本土に行く。そしたらデポジット500Bも奪還できるし、またみんなでヌードパラダイスになれる。
パンガンに戻れる。そうすりゃもやもやも吹っ切れた気分だ。
1時10分ごろ寝る
朝 マンゴ アルフィーチョコ12
昼 ビタミンゼリー17 カスタードパン8×2
夜 チョコ牛乳割引7×4 からあげ25 カオニャオ10 串揚げ 野菜(キューリトマト20)
宿 Samui Bophut Residence #16 400
走行99km
2025年5月21日