次は単車を探すことになりましたが、オーストラリアでは旅行者でもバイクや車を買うことができるので、その方法をしるします
オーストラリアで車両を買うための手順
1、単車や車を中古車店で買う場合は、旅行者でもお金を出せば買える。
2、納車は2日ぐらいで完了するが、まだ仮登録。
3、RTA(陸運局)に行き、本登録を完了させる。
オーストラリアなら、ビッグバイクが快適!
実は、オースでの欲しい車種の目星はすでにつけていた。 Freewindという車種だった。
https://tabi1.com/xf650-freewind
しかし日本ではほとんど売っておらず、オースのシドニーでも入手できるかも定かではない。
フリーウィンドのほかの候補としては、DR650-Dakarか、または欲を出してスーパーテネレ750を買おうかと思っていた。
ここは狭い道と信号と渋滞だらけの狭っ苦しい日本ではない。広大なオースなのだ。
渋滞の中すり抜ける必要もない(というかオースではすり抜けは違反になる)となると、すり抜けやすい小型バイクは必要はない。ビッグバイクしかない。
だからナナハンでもいいかな、と思ったが、さすがにバイク店でテネレの実車を見たときは、でかいし取り回しもきつそうだったので除外した。
なお、日本人だと、日本の習性なのか、どうしても250ccぐらいでオース一周する人が多いけど、オースを回るならビッグバイクをおすすめします。日本の普通自動二輪免許でもOKだし。
なぜなら小排気量でオースを旅すると、つねにエンジン高回転になりエンジンに負担がかかりこわれやすくなるし、さすれば当然燃費も落ちるし、おそいスピードで、来る日も来る日も何もない荒野を走り続けるのはガマン大会みたいになるので、決しておすすめはしません。
オースを回るなら、パワーに余裕のあるバイクが必要です。オースの1年で5万キロ走ったけど、エンジンなどはノートラブルだったので、650ccで本当に良かった。
実録・車やバイクを安く買う方法
オースでバイクを安く買うなら、やはり日本人向けの無料情報誌の個人売買だが、車種とタイミングがとても限られてしまう。
そこで、TradingPostという週刊新聞を買った。
https://www.tradingpost.com.au/
オースでは昔から個人売買が盛んなので、この新聞に個人売買が何から何までぎっしり載っているのである
今でこそネットでの売買が主流だが、当時は紙媒体も幅を利かせていた。
TPを2.70ドル出して買うと、早速、DR650ダカールが3000ドルで売りに出しているのを発見。コリのXR400を借りてその家に行って見た。
フランス人のおっさんが所有していたが、ところがそのDR650が思った以上にとんでもなくオンボロなので、キックのみのエンジン始動も至難で、試乗してもガタピシだったので、当然買うのをよした。
かといって試乗までしてタダで帰るのは失礼ではないかと「日本的」に考えてしまい、機嫌を取るべく、着もしないジャケットを100ドル出して買って帰ってしまった。
今思うとくだらない気配りで、もったいないことしたな、と思う。
なお、そのジャケットは、XR400を貸してもらってるので、レンタル代がわりにコリにあげることにした。
ほかにも、たくさんの中古車店があるシドニー郊外のパラマタParramattaまで行ってバイクを探したりしたが、やはりあせらず妥協せずに探したほうがいいと思った。
そして東京ビレッジを出て、新しいシェアハウスに引越ししたあとも、探し続ける。
10月8日。そこで電車でCityまで行き、ネットカフェで昼から夕方までずっとネットする。
そこのネットカフェはタイ人が経営していて、スタッフもタイ人。あのカオサンのネットカフェのようなゆるい雰囲気がなつかしい。
ネット検索してるうちに、オースでもFreewindを売っているのを見つけ、しかもその店はシドニーではないか!しかもピカピカだ。思わず震えた。本当にまだ売っているのだろうか?
ついに納車
早速翌日10月9日、ネットで見つけたその店に電車で行く。店に行くと、地下ガレージに発見!念願のフリーウィンドだ!コンディションもとても良く、とてもうれしくて叫びたいほどだった。すぐに前金A$500を払う。
10月10日、バイク代金のため、40万円ものTCを一挙に現金化。しめてA$5242.75。
週明けの13日に、お金を払ってついに納車完了!このときほどうれしかったことはない。
(フリーウィンドについては、これを参照してください)
店を出て、早速乗り回す。渋滞のCityを出て早速Freeway。
115~130km/hで巡航。か細いオフ車のXR400とはちがい、高速走行でも断然快適である。風のはためく音しか聞こえず、飛ばすと体力消耗するが、坂道やフリーウェイでの追い越しも楽だった。
RTAで本登録をする
こうして納車は済んだとはいえ、まだ仮登録なので、10月14日に、単車の書類とパスポートとクレジットカードと住んでいる住所を証明するもの(シェアハウスの家賃の手書きのレシート)を持ってRTA(NSW州の陸運局)に行って本登録をした。
初めてだし、英語で難しい専門用語などがでてきたらわからないので不安だったが、なんとかなったのでほっとする。
余談だが、そこのRTAはショッピングセンター内にあったので、今夜の食材(ベーコンなど)を買い、靴なども買えたので便利だった。
こうして晴れて本登録も完了し、我が愛車は、自分のものとなったのであります!