(39)ピンクシティ・ジャイプル 近代都市の一面とローカルフードのお味は?

インド2015
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1月4日

10時半頃起床。室温16度。洗濯も干してるし、

今日は休息日とする。

 

今泊まっているプリティゲストハウスは、どうしてもプリティ長嶋を思い出す。

 

日本にいるときから注目していたマギーの「Pazzta」を昨日買って電機クッカーで作ってみた。

 

 

 

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マッシュルームもちゃんと入ってるし、思った通りうまい。いちいち食事のために外に出なくて済むし、毎日マサラ攻めになりそうなので重宝しそうである。

今日驚いたことは、空が青く、外からは遠くの山も見えること。ジャイプルの青空は、インドに来てはじめて見た青い空だった。

 

いかにデリーは霧と大気汚染まみれだったか。朝はまだ濡れていた洗濯物も、昼2時前にはもう乾いていた。からっと気持ちいい。

昼食は、山と池の見えるレストランで、フライドヌードル(やきそば)

好ロケーションゆえに90ルピーと高いがあまりおいしくなかった。

 

その後、旧市街の城壁へ行く。

ここの物売りも、謎の日本語を発射するので聴く価値がある。

「アナタニホンジン?イケメン」「カワイイ」「チョーカワイーネ」「オカマ」「ミルダケ、ミルダケ」「生麦生米生卵」

客引きの日本語、充分ネタになるのでよしとしよう。15年前は「ロンゲ、ロンゲ」といっていたなあ

 

駄菓子風ソフト10ルピー

 

 

  

大通りにチキン専門店を発見。このところベジ食ばっかだったので、今日はぜいたくする。チキンティッカ100、ロティ2枚10ルピー。

 

巨大なフライパンに地獄の業火のような炎でマサラチキンをつくっている。店員も客も全員男。まさに男の食い物、全員完全肉食男子!な空間。

店の近くには「おめぐみを」と乞食の人が。ここで食事できるのは比較的裕福な人だからだろう。チキンティッカはから揚げサイズでタンドリーチキン風。ロティはナンのように大きくうまい。

帰りの商店で、Pazztaだけでは足りないので、マカロニ200g 20ルピーを買った。

 

走行37km

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5日の日記 インドのソウルフードのお味は?

9時起床。今朝もPazzta。きのうのマッシュルーム味はうまかったが、今日のトマトツイスト味は失敗。

ナポリタンのようなイタリアンな味ではなく、例によってマサラ味がして、マサラ攻めのインドにいるときは食いたくない味。 日本に帰ったときの御土産にしよう。

 

10時チェックアウトなので、荷物をまとめて部屋を出たものの、出発する気になれず、結局もう一泊することにした。プリティGHもまあまあ静かで快適。疲れが溜まってるのか、午前中は何もする気がおきず、ヒルネ。3時半ぐらいに起きて、街へ。

 

近くの交差点では警察が待ち伏せしてノーヘル狩りをやっていた。つかまりそうになるとUターンして引き返すのもいて、昔と変わっていない。ちゃんとヘルメットをかぶりましょうね、といってもちょっと何百メートルか買い物する時はノーヘルのときもあるので、他人事ではないけど。

夕食。きのうと同じ店で、肉食男子。

19時ごろ宿にもどると、プリティGHの看板娘・プリティに案内されて、近くの公民館らしきところで、町内会?主催と思われる無料ディナーへいく。まるで親戚の家に泊まってるみたいだなあ。

ディナーといっても炊き出しのような雰囲気で、付近に住む住民と一緒に食べる。

この同じ釜の飯の、無料ディナーこそが、インド人にとってのソウルフードである。

そのお味は?というと、

サブジー(カレー)はまあまあだったけど、ほかは変に甘すぎたり、とにかく油っこく激辛。

レストランとかと違って、完全なインド人むけの食事なので、日本にはじめて来た外国人がいきなり塩辛や糠漬けを食べるのと同じ感覚。どっこい食べ残しは無礼。残ったパコラ(マサラ味の揚げ物)とプリー(揚げチャパティ)は持ち帰ることにした。

まさに同じ釜の飯を食う間柄であった。

 

今泊まっているところは快適なのはいいが、今回は宿代にお金がかかってしょうがない。プリティの一泊500ルピーは1000円。15年前は1泊150~300円ぐらい、高くても500円で済んだのに・・

15年前の価格で泊まるのは無理だとしても、せめて1泊300ルピー(600円)以下に押さえるべく、カツをいれんとなあ。

今はしょうがないけど、これから南インドに行って暑くなれば水シャワーでもOKなので宿の選択の幅が広がるし、野宿もできるようになる。

走行11km

 

1月6日

歩き方にものっているジャイプルのプリティゲストハウスの主人・ソノさんに別れを告げる。ソノさんは日本人の力になりたいと、なんと日本まで来て学校で日本語を覚えたと言うから、とてもいい人ですよ。

ラジャスタン州都のピンクシティ・ジャイプルから、ヒンズー聖地の村プシュカルへ出発。その前に寄り道。すばらしい建物と景色!


ジャイプルはデリーほどではないが、人口200万以上の州都・大都会なので、8号線に出るのにけっこう迷った。

 

ピンクの土色をした旧市街とはちがって、新市街のほうに出ると、空港への途中に幕張メッセのような未来的な建物があったり、

新幹線のような高架鉄道が建設中だった。

やっとこさ8号線に出ると、再び片側3車線の高速道路がつづく。

80から90キロで快適走行!

3時半頃途中のドライブインで休憩。

例によってチョコビスケット10、コーヒー20ルピー。インドのチャイは砂糖とミルクたっぷりで甘いけど、コーヒーも例外ではなく、インドのコーヒーはコーヒー牛乳のように甘い。日本人としては好みが分かれるかもしれないが、自分としてはとても大好物である。

下校時間。手に持っているの円筒形のは、

インドではポピュラーなタイプの弁当箱

アジメールの手前でプシュカル行きの道へ。道は1.5車線分で狭い。

途中、ヒンズー装飾をあしらった階段形貯水池を発見。

コロシアムのような野外劇場にも見えるが、人気が少なく、野犬がいて、猿がキイキイ叫び続け、とても不気味だった。

5時ぐらいにプシュカル着。