軽二輪(126-250cc)を自力で緑ナンバー登録する方法 (自家用>事業用)

V-Strom250UberEats業務二輪車
スポンサーリンク

バイク便でおなじみの二輪の緑ナンバー。

白ナンバー(自家用)から緑ナンバー(業務用)に変更した話です。

126cc以上の250㏄バイクでUberEatsなどフードデリバリーの配達をすると、事業用の車両となり、緑ナンバープレートが必須になります

しかし変更方法が最初は右も左もわからなかったので、どうすればいいか?をまとめました。

(そのときの様子を取ったYouTube動画も記事の一番下にありますので、是非併せてごらんください)

緑ナンバーのデメリットは

もちろん、事業用にしたからと言って、仕事のみだけで使えという決まりはなく、ナンバーの色が変わるだけなので、全く自家用と同じように、いままで通りにツーリングに行ってもいいのだけど、デメリットがあります

「任意保険の加入が自家用よりも面倒」

UberEatsの仕事をする場合、登録上任意保険加入は必須になる。しかし事業用を対応している保険会社は一気に少なくなり事業用となると割高になる可能性もある。

身軽なネット契約ではなく、代理店の店頭加入となり、営業担当の予定に合わせて来店せねばならず、日にちも要するため、加入手続きが思った以上に面倒。

「ムダに目立つ」

ナンバーを緑にすると、ただでさえ目立つのに、バイク便の無い田舎や地方とかだと、非常に目立つ。見世物状態になって落ち着かない。

そして、新規登録に必要な物

緑ナンバーとは言え、タクシーやバスなどとちがって、二輪の場合は意外とシンプルです

1、軽自動車届出済証(251㏄以上は車検証)
2、自賠責保険証明書
3、現在のナンバープレート(外して持っていく)
※同じバイクで行く場合はナンバーを外すための工具、ドライバーやスパナ等
なお、実際は印鑑は必要なかったです。ハンコレス化が進んでるようです

 

地域によっては、2度行く必要がある。登録にかかる日数は?

即日発給できます

ただし、埼玉県の場合、最初に必ず大宮の埼玉運輸支局に行って事業用の届け出することになるので、大宮ナンバー以外の管轄外(熊谷・所沢・春日部)だと、二度手間になります。

しかし午前を大宮、午後熊谷の陸運局に行けば、即日発給も可能です

必ず運輸支局に電話して確認を!

いきなり管轄の熊谷に行ったら、まずは大宮に行けと無駄足になってしまった苦い思いがあるので。

まとめると

「大宮」では

バイク便(フードデリバリー)をやりますという事業届け出をしましたが

「熊谷」では、

軽自動車届出済証(いわば、バイクの身分証)とナンバーをもらうための手続きをしました

 

スポンサーリンク

その1「大宮の埼玉運輸支局で届け出」

さいたま市西区の埼玉運輸支局についたら、初めにメインの建物の2Fに行きます(くわしくは記事一番下のYouTube動画を参照ください)

・貨物軽自動車運送事業経営届出書
・運賃料金設定届

等の申請書を書き、書類をもらいます。

 

その2「熊谷の陸運局で緑ナンバーをもらう」

1、陸運局入口に、手順の書いてある看板があるので、それに従って行く

管轄の陸運局「自動車検査登録事務所」に行き、軽二輪の新規登録をするのですが

私の場合は「関東運輸局埼玉運輸支局 熊谷自動車検査登録事務所」

です。

(余談だが、日本語だとやたら長ったらしいけど、オーストラリアシドニーの陸運局はMotor Registry「RTA」だった)

なお、熊谷での手続きは、以前にもやった新規登録とほぼ同じになります

軽二輪(126-250cc)の新車を自力で新規登録する方法(セルフ型バイク登録)
新車で250㏄バイクを買うと、だいたいがバイク店で自動的に手続きします。しかし、今回250㏄バイク(Vストローム250)を買った店では、いちばん安く購入できた分だけ、通販のように車体が届き、新車登録は客自身でするという「通販型セルフ方式」。...

A棟のとなりには、導きの立て札。複雑なように見えるけど、自分のしたい登録は、これを見ればどこへ行くべきか一目瞭然です。

「軽二輪の新規届出」なので、まずはA棟の2番の窓口に行きます

申請書に記入し、大宮でもらった書類と、古い届け出済み証を提出。

2、D棟に行き、税申告。書類をもらう

3、A棟に戻り、新しい届出済証をもらう

4、C棟に行き、先ほどもらった書類とナンバー代を提示し、ナンバープレートをもらう

5、自賠責のシール(旧ナンバーについてたのを剥がして、新ナンバーに貼り付ける)を貼ったナンバープレートを車体につければ、すべての登録完成!

 

新規登録は落ち着いて書けば、全然楽勝。

新規登録にあたっては、何枚もの書類を書かされるので、

正直言ってとてもめんどくさいです。

しかし、同時に必ず見本をわたされるので、それに沿って書けば、そんなに難しくありません。

ちょっとでもわからないところがあれば、無理に書かず一旦は空白で出しとけば、提出した時に教えてくれますし、書いてくれたりするので、問題なし!

距離単価がわからなかったので、UberEatsは報酬も変わるので「1㎞500円」にしておきました。

自賠責保険の変更は?

車体番号しか書いてない場合は、記載変更することなく、そのまま使えます

しかしUberEatsの場合、ナンバーの記載された自賠責が必要なので、追記する必要がありました。新規で登録したさいの自賠責保険なら、陸運局内の代理店にてできると思いますし、私の場合は、後になって気づいたので、保険会社の熊谷支店にて追記しました。すぐにできました。

支払った金額

ナンバープレート代 550円

緑ナンバー登録者は、どのくらいいるのか

それぞれ大宮と熊谷で、担当の方に尋ねてみたところ

大宮(埼玉県全体)では「月によって偏りがあるけど、だいたい毎月5人ぐらい」

もっと少ない熊谷ナンバーエリアでは、何人いるのかと尋ねたら、「昨年まではほとんどいなかったけど、今年になって5人」だそうです。UberEats効果ですな。

まとめ:自力で登録した感想

こうして白ナンバーから緑ナンバーに変わりました

手続き自体は、これまで私は同じ陸運局で何度か軽二輪の譲渡や廃車手続きをしたことあるので、まったくの初心者じゃないけど、大宮と熊谷両方いかなければならないのが面倒だった。

見本などがちゃんと完備されてるので自力でも必ず登録ができるし、大変だったからこそ、ナンバーを受け取った後の達成感はもう最高!でした。

 

そのときの様子を取った動画も同時公開しますので、是非併せてごらんください

Loading