タオ島は、旅してみてどんな島だったのか?をまとめました
ここはコンビニや町中にいくと「ここはヨーロッパか」とおもうぐらい異世界の島です
物価について
コンビニの商品は本土の3割増しの値段。20バーツのスナック菓子が26バーツ、
ビタミンゼリーが15バーツの物が22バーツだった。
ただ、同じコンビニでも島内の店によって同じ商品でも多少値段がちがう。本土で10バーツのコピココーヒーキャンディが港近くのコンビニでは15バーツだったが、街はずれの大き目のコンビニだったら13バーツだったり。
商店だと、本土で5バーツのパンが7バーツで売られている。店によっては3個買うと20バーツにおまけしてくれたりと、昭和の駄菓子屋気分。
内陸の方に行くとスーパーがあって、コンビニに比べると若干安い。処分品などは安く買えるが、ほかは高い。レンタルバイクがあれば楽。
両替所は随所にあるが、当然レートは極悪。
串屋台などはうまくいけばローカル価格(ムーピン一串10バーツなど)で買えるが、食堂などは普通の料理でも80バーツ以上と高い。
コンビニの弁当は本土よりも高くなるが、100~200バーツ以上するようなぼったくりレストランに比べれば安いのでありがたい。
果物屋は、マンゴなどいろいろ売っているが、みかんが1キロ80バーツなので6個で36バーツと離島価格で高い。がうまい。
この島はミャンマー人が非常に多く、道路沿いの八百屋や魚屋などの店員はだいたいがミャンマー人で、買いに来る客もミャンマー人だったりする。
それゆえに店内も、商品の並べ方などもタイというよりもミャンマーの店のような雰囲気だった
レンタルバイクについて
タオ島全体レンタルバイクを扱う店がものすごく多く、街中でもへんぴな宿でも、本当にどこに行ってもレンタルバイクが借りれる。
それだけタオ島は思った以上に割と広く、起伏がある。
もちろんちょっとした買い物なら徒歩でも充分だが、シュノーケリングできるぐらいのビーチに行くとなると、バイクが無いと不便。
港沿いの店を何軒か当たってみたがどこも1日(24時間)250バーツから。
そのなかで港に近い一軒に、200バーツのバイクがあったのでそれを借りる
パスポートか5000Bのデポジット必要。ヘルメット貸し出しあり。
ミャンマー人のスタッフから「ゆっくり走れ」と強調される。タオ島のレンタルバイクはしっかり車体チェックがあり、破損したりすると高い弁償金をとられるので。店によっては悪質な店もあるのでご用心。
レンタルバイクの運転も、街中や北のビーチに行くのなら問題ないが、島の反対側(東海岸)に行く場合、山を越える際にものすごい急勾配がある。上るときは相当アクセルワークが必要で、下るときはジェットコースターのような地獄坂なので、シビアなブレーキテクニックがが必要ゆえに、初心者にはきつい。
そのせいか、島に来る旅行者は白人だらけなのに、中国や韓国人はとても少なく、日本人はほとんど見かけなかった。
とくにナンユアン島を望む北の山の展望台への道は、平均20%、最高でおそらく40%ぐらいある急坂で、それをスクーターでブレーキングして戻るので、よほどの運転熟練者やトライアル経験者とかじゃないと危険。自分自身も腕試しとしてバイクで頂上まで行ったが、行きも帰りもかなり恐怖を感じた。自身が無ければ歩いて登った方がいい
ガソリンは離島価格なので46バーツ(約207円)もする。本土(35バーツ)にくらべると非常に高いが、島自体が小さいのでそんなに距離を走らず、高くてもあまり気にならなかった。ガソリンスタンドも島内何か所かあるのでガス欠の問題なし。
宿探しについて
タイのローカルに比べると、当然ながら非常に高い。
安くていい宿を求むべく、レンタルバイクを使って島中何十件も尋ねてみた。
まずは港近くの宿を当たるも、雨期みたいな天気だったが、フルだとよくいわれる
街中のゲストハウスだと、プライベートルーム(個室)は1500、ドミトリーだと500が相場。街を少し外れて山のほうに上るとビッグイエローはシングル700だがフルだった
島の東側にある不便な絶海にあるバンガローView Rock Resortは700~1000だがフル。
Revolution Hostel バーとクラブとホステルが合わさった宿で、昨年密造酒事件のあったバンビエンのナナバックパッカーズと同じようなタイプのうぇーいな宿。騒がしいところで寝たい人はどうぞ。
かなり街はずれの島の南にあるコタオホステルは300バーツとタオ島で一番安かったが、6人部屋で上の段、宿の前ではイキッた白人の若造が緑の葉をやってるようなザマなので保留。
私が泊まったのは港からコタオホステルの途中にあった、島の南の内陸にあるNokゲストハウス(旧称:The Corner Guest House)はその次に安い400で、Nokランドリーも併設してるのが目印。
部屋を見せてもらうとドミ部屋ではなく、大部屋にカーテンで8部屋分に仕切られた、病室やマッサージ部屋のような「模擬個室」なので、そこにした。
ひと区画につきベッド込みで2畳ぐらいの広さだが個室状態になるので、一番コスパがいいと思った。ここはタイ華人の家族経営のようで、街中の宿にくらべれば静かで落ち着いているので個人的にはちょうどよかった。
ダイビングスクールに通う若い白人旅行者御用達のようで風紀は悪くない。ウォールアートもセンスが光る。4年ぐらい前の日本のコミック週刊誌も置いてあった。欠点は海岸や街から遠いこと。レンタルバイクがあるとベター
気軽なシュノーケルスポット
タオ島といえばダイビングで、日本人スタッフがいる店も何店かあるが、気軽に味わえるのがシュノーケル
一番気軽に行けるシュノーケルスポットが、
島の北西にあるビーチAo Tha Then
対岸のナンユアン島に最も近い。
Dusit Bunchaというリゾートホテルの管理だが、ここは無料でアクセスできる
海に入ると浅瀬が続き、シュノーケラーも何人かいる
沖合まで行かなくても、カラフルな魚の群れを見ることができる
東海岸は、View Rock Resortは波も荒いので難しい。Ao Hin Wongは駐輪代20バーツとられるのでパス
南海岸も、リゾートホテルの管理で入場料200バーツとられるのでパス。世知辛い。
シュノーケルキットのレンタルは100バーツ。
なんでレンタルバイクが200バーツなのにたかが数百バーツのシュノーケルが一日で100もするの?納得がいかない!とずっと思ってたら
あとになってバイクとシュノーケリング付きのレンタルで250Bというのもあるらしい。
ただ、水中メガネが150バーツで売ってたので、それ買えば荷物にならないし、次の島でも使える。
(もっとも帰国後に地元のダイソーでもたった110円で水中メガネ売ってたので、安く買いたいならタイに行く前にダイソーで買っておくべき)
2025年4月19日