NISA成長投資枠で大損しました!号外版・最悪の下落からどう復活するか

つみたてNISA・投資
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日経平均、はでにやってくれましたね・・

そのため今回特別に「日経平均大クラッシュ・号外版」として、どう対応すべきかを分析し、私たびいちの成長投資枠がどこまで下落したのかも併せて書いていきます

私の場合は日本株は無視して、ほとんどアメリカ株なのだが、今夜自分の成長投資枠がどこまで下落したのか、その結果を知るのがすごく怖すぎるのです。
「第二のブラックマンデー2024」といった具合に、このNISA史上最悪の一日が、確実に歴史に刻まれるのでしょう。

この10日間でどれだけ損したか

7月26日
S&P500  -1.26% (※前日買い増す前は-2.52%だった)
オルカン -5.79%
楽天VTI -3.92%
野村世界半導体 -14.82%
合計で-5.37%の損

7月31日
S&P500  -1.68%
オルカン -6.10%
楽天VTI -4.12%
野村世界半導体 -19.86%
合計で-6.76%の損

8月2日
S&P500  -3.37%
オルカン -8.17%
楽天VTI -6.06%
野村世界半導体 -20.11%
合計で-8.22%の損

そして週明けで1日で-4,451円、-12.40%の日経大暴落した本日8月5日は・・
S&P500  -7.71%
オルカン -12.70%
楽天VTI -10.44%
野村世界半導体 -26.13%
合計で-12.97%の損

これ見た瞬間、倒れそうになりました。一日で想像以上に利益が飛びました

つまり、かりに100万円投資したとしたら12万9700円損して87万300円しか残ってないのと同じ状態です。

どんなに泣きわめいたって、この時点での失ったお金は戻ってきません。それどころか復活の兆しが見えず、もっと下がるかもしれない。本当に恐ろしいです

ただ気になったのがニュースの中で
「パニック売り」という言葉が出てきたときは、直感的に売らないほうがいいと思った

私も10何年か前、株が下落した際に、狼狽売りして損切りしたのを思い出した
パニックに陥って見境がつかなくなるような、轍を踏んではならない

野村世界半導体を半分売ることにしたけれど

とはいえ、半導体株の下落率がマイナス26%とあまりにひどすぎるので、拡がる傷を少しでも小さくするためにも、昨夜18時ごろ保有する半導体株を半分売ってみることに。何年か後にいずれは売ることになるのでその練習にもなるし。

ところが・・・

売り注文を出しても、すぐには売れず、約定日があさって8月7日になるし、半導体株のグラフを見ると、日経平均とはまたちがう下落の仕方なので、少し冷静に考えたら「いつかはまた戻るチャンスがあるのでは?」と思いとどまり、やっぱり一旦は売り注文を取り消しました

パニック売りすると同じ穴のムジナになるし、仮に何か月か後にまた回復すれば、あの時損切りしなきゃよかった!と自分に怒りがこみ上げてきそうなので。

でもグラフを長期で見て思ったのは、S&Pなどとちがって異常な高騰した半導体株がこれから不死鳥のように復活するようないい予感も全くなく、背水の陣のような気分。

売るならもう少しして一旦反動してから売った方がいいのか。そのままにするか。一寸先のタイミングが全く読めず、その選択が難しすぎて困る。

下落したタイミングで安く買い増すべきか?

前々からアンチNISAだったモリタク氏は

「“貯蓄から投資へ、新NISAをやりましょう”と国民全体で10兆円もやっちゃった。岸田さんに乗っかった人がいっぱいいるわけです」

では、株価急落を受けてどうしたらいいのか。森永氏は「下がってきたから割安だと買いに入るのは絶対にダメです」と断言。さらに「かと言ってもっといけないのは、下がって損をしたからと言ってもっと金を突っ込んで損を取り返そうとする、これはもっと最悪です。今は撤退する一手です」と言い切った。

森永氏はかつてバブル期の1989年に日経平均が大幅に下がった際、「これだけ下がったんだからもう下がらないだろう」と日経平均連動の投資信託に資金を「ぶっ込んだ」という。しかしその後も株価は下がり続け、バブルでもうけた金は泡と消える事態に。「今は潮目が変わったので、下がったから買うという選択は絶対しちゃいけないし、取り返そうと思って新たな金を突っ込むと悲惨なことになる」

引用:

https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2024/08/05/kiji/20240805s00041000229000c.html

https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2024/08/04/kiji/20240804s00041000251000c.html

これを思ったのは、だからNISAに反対していたのだなと、すごく納得。

「落ちてくるナイフをつかむな」と言われます
いまナイフが槍のように降りまくってるような状況で買うのは極めて危険な状態です

だからといって、NISAはダメだとか国の陰謀だとかは全く思いません。
むしろ無税で投資にチャレンジできるため、失敗しても従来よりも痛手も少なく、よりリターンが臨める、株投資をしたい人にとっては素晴らしい制度だと個人的に思ってます

だけど新NISAによって、国民が一斉に貯金を大量投資した結果、実態経済とは隔離したバブル状態になっててんやわんやの大混乱になってしまった。

クラッシュ後は、まずはつみたてから初めて見る

いまの想像を超えた暴落により、投資はひかえたほうがいいのだけど

もしこれからNISAを始める人は、絶対に絶対に「つみたて投資枠」にすること。

くわしくはこちらに書きましたが

つみたてNISA入門1 つみたてが素人にも最適!な理由とは
投資の素人のたびいちが、噂の「つみたてNISA」に挑戦!つみたてを開始してから半年たったので、どう思ったのかを素人目線で書いていきますつみたてNISAをはじめたきっかけそれは、このままでいると円安とかで貯蓄が目減りし、黙っていてはどんどん物...

事実、このところの暴落で収益もめちゃくちゃ目減りして、新NISAのつみたて投資枠までもついにマイナスになったが、旧NISAはいまでも充分プラスなので。

しかし欲にくらんで成長投資枠にまで手を出してしまい、6~7月のバブってる時に買いまくってしまい、その負債がすごくつみたて枠の足を引っ張ってる状態になってしまった。なので悔しさもひとしおだ。

投資枠で足りないぐらいにお金がたくさんある人は、NISAになれてから「大損してもいいぐらいのお金」を成長投資枠につぎ込めばいいと思います

同じNISAでも、つみたてと成長は別物だと思ってます。
つみたては資産形成面が強いけど、成長投資枠はある意味ギャンブルです。自分でタイミングを見計らって「購入」するのは決断がいりますが、自動のつみたて枠なら結果的には全然悔いもなく、マイナスになっても不思議とストレスが少ないのです

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まとめ 不労所得はもはや夢の彼方に

世界がオリンピックで浮かれてるころ、空き巣のように株価がどんどん転げ落ちて
正真正銘の「ブラックフライデー」どころか第二の「ブラックマンデー」までやってきた

最初はどうにかなるだろうと思ってたが、いまになったら地獄の業火のように収益があっけなく焼けつくされた気分。

FIREを目ざしてたら
FIRE CARになってる人多いはず。

ここまで見事に転げ落ちつづけると、
国は我々に「試練」を与えてくれました

投資に無縁だった人々が新NISAになってからは猫も杓子もS&Pやオルカンだのやり出すようになったから、遠くからハゲタカファンドやらが狙っていた気がする

ハゲタカにやられてハゲになりそうな気分ですが、投資の失敗に苦しみながらも、地道に働いて強く生きていきます・・

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