80年代を代表する伝説の漫画「超人キンタマン」とカンボジア

書籍・まんが
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祝!

今年の漢字は「金」に決まりました!

そこで、

2016年を生きるあなたに問いたい。

それは・・・・

Do you know Kintaman?

そう、知る人ぞ知る、(知らない人はまったく知らない)

超人キンタマン。

あなたは、キンタマンを知っているか?

今年の漢字は金なので、

「金 太満」

ならとても大金持ちで縁起がよさそうだけど、

なぜこの期におよんでキンタマンになったかというと・・・

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アンコールワットの町で

それはアンコールワット遺跡で有名な、

カンボジアのシェムリアップに来たときのこと。

その町にあるカルテックスというガソリンスタンドで、

「ULTRA V」というカップを見つけた

タイ語が書かれているのでタイのカルテックスのコンビニが作ったのだろうけど

そのとき!

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このウルトラマンに似たキャラが、はじめて見たのにかかわらず、

なんかどこかでみたような

Deja vu (デジャヴ)な既視的なキャラクターだった。


「でも、よく見るとなんかキ〇タマンっぽいな…」

と思っていたものの、

きっとタイで描かれたデフォルメされたウルトラマン風の

タイのオリジナルキャラクター

ではないか、と思っていた。

海外では無名のキンタマンなので、

わざわざキンタマンにする意味も無かろう、と思っていた

 

しかし!

 

その後ネットで調べると、

この絵の正体は、

初めて見たのでも

dejavuでも

なんでもなく、

 

あの80年代を代表するお下劣まんが

「超人キンタマン」

そのものだった!!

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キンタマンは、昔コロコロコミックでさんざん読んでいたマンガなのに、

それ以来20何年も見てないので、

カップを見たとき、

自分でもキンタマンと気付かないぐらいに忘れていた。

なので、まるで

「忘れかけた旧友に20何年ぶりに偶然再会した気分」

であります!

キンタマンと因果応報と輪廻転生

キンタマンがとってるポーズはそのままで、

ただ色とキンタラッガー(V型だとどうやって飛ばすのか?)

を変えただけのパクリ!

こんなんでええんかい。

 

ところが!

キンタマンというマンガ自体、

パクリ・パロディのオンパレードのやりたい放題で、

さすがにキンタマンのキャラの一つの

「オガンダム」

にいたっては版権元からクレームが来て、

バカラスという名に変えられた。

それでも

「金太一家」の円〇プロや

「お面ライダー」の〇森プロは黙認してたようだ。

 

その後、バンゲリングベイや、北斗の拳にも手を染め、悪のりのとどまるところを知らぬキンタマン。

 

そんな、人のマンガや特撮を散々ぱくりまくって、

まるで他人のフンドシで相撲をとっていたキンタマンが、

連載終了して何年も経って音沙汰なくなった頃、遠くはなれた海の向こうの企業(しかも米大手のCALTEXの系列現地企業)によって

ぱくられる側に回ってしまったという、

因果応報、輪廻転生でリサイクルなキンタマンであった

 

 

神ってる!金太一家の名前

キンタマンはやはり、

つボイノリオの金太の大冒険

にインスパイヤされたのか、

このキンタマンの家族の名前ひとつとっても神。

父 :金太舞次郎   まいじろう

母 :金太真無代   まないよ

祖父 :金太真黒以造  まくろいぞう

祖父のいとこ :金太真草以造  まくさいぞう

当時のアホな小学生は大いに喜んでいたわけだが、

いまだとあまりに下品すぎて無理でしょう。

 

ともあれ

あのキンタマンカップを異国で偶然見てからというもの、

あのときは20何年ぶりのキンタマンブームになったのであります

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