楽園のはずが濁流!
なんでこんな時に来たんだろう・・
2月のタイは、歓喜な乾季のはずなのに。
2/24 Day41
天気:大雨
9時ごろ起床。
朝からずっと雨が止まずに降っていて、時折、そして夕方からずっと土砂降りになる最悪の天気だ。宿に籠城。今時点では洪水になることはないけど。
せっかく乾季のタイに来たのに、まさかこんな島流しのような天気になるとは思いもよらかった。失敗。この先も天気悪く、もっと別の時にこればよかったと少し後悔。
でも滞在期間に限りあるし、成行き的にしかたがない
チェックアウトして次の島にいこうにもできない荒天。大雨だとずっと宿に避難するしかない。
こんな外に出れない荒天だとレンタルバイクの意味が無く、一日200バーツむだなので、雨の中急きょ返却することにした
海パンと赤いパーカーを着て港へ走る。傷や破損が無いか入念にチェックされた。2日前の朝の9時に借りて今朝10時過ぎに返却したので、1時間以上オーバーしたが無事事なきを得る
返却した後は雨に打たれ濡れながら港から2キロぐらい歩いて宿に戻るのだが、
雨のため西洋人は少なく、途中の街道沿いの八百屋や魚屋や商店によると、ミャンマー人が多い。ここはタイではなくミャンマーの島ではないかというぐらいに。
タイ式の食堂に寄る、2品盛りでも80バーツとぼったくる。しかしその次の串屋台は1本10バーツのローカル価格なので救われる
マンゴやみかんがキロ60バーツと書いてあったが、次の八百屋ではキロ80バーツ
さっきの買っとけばよかった
大雨だと外出もままならないのでダイエットモードが続く。
ツーリスト向けのレストランは当然高く、ハンバーガーを売ってるようなブースは、ハンバーガーだけでも150~200バーツと、タイ庶民物価からするとニセコのように高い
きのうの海水浴の時に指を少し切ったが、まだ治ってなく雨に濡れると鋭く痛い
物価の高いタオ島では、コンビニめしの出番だ。商品も本土よりも10バーツほど高くなるけど、ぼったくりレストランに比べれば全然安い。
どうせなら珍しいものを食べようと、チャジャンミョン63バーツを買う。本土だと50バーツもしないと思う。黒いソースに野菜と鳥肉が入ってて、うまい。
22時半、誰かが勝手に消灯。だけどなぜかにやける自分がいる
ここの宿がそんなに悪くないのと、次なる未知の島に行くという期待か。
朝 ムーピン10×2焼き鳥10×2カオニャオ10×2
昼
夜 チャジャンミョン63 ビタミンゼリー22 ツナパン7 チョコ菓子7×2 とんこつカップヌードル20
宿 Koh Tao Nok Guesthouse #7 400
2/25 Day42
天気:大雨
降り続く雨。朝は大雨だったが、だいぶやんできたようだ
11時40分、宿をチェックアウトしようかと思ったけどもう一泊する
ローカルホテルばかり泊まってきたけど
こういうバックパッカー的な環境というのも貴重かもなので
しかし正午にはまた大雨になってきた
離島では雨の降り方が半端ない
晴れてれば海とかあちこち行けるのに、ずっと暗い部屋にいるのはうんざり
週末からは晴れが続くというのも悔しい
遠くからウクレレの音が聞こえる。なのできょうもハワイアン的にのんびりするかな
と思ってたら、その後とんでもないことになるのだった
2日連続の大雨で道路冠水 pic.twitter.com/wTGJGkkYqp
— たびいちドットコム@タイ放浪済 (@tabi1com) February 25, 2025
その後は激しい土砂降りが続き、14時過ぎついに停電。めんどくさい。エアコンもストップしてじわじわとムシムシしてくる
天気が天気なので、停電はずっと長引くのだろうか
WiFiが消えたので、楽天モバイルで何とかネットを見る
14時54分。水かさがさらに増して、大きく悲しいぐらいの豪雨の濁流 ここまでくると恐怖。
15時半過ぎ通電。
豪雨のさなかの時は、地元の有志がロープを張って、ロープ伝いで歩かないと流されるぐらいの深い激流だった
集中豪雨から身を守るためにも、不要不急の外出は避け、宿から一歩も出ない。それが日本人式の危機回避かも
なのでタオ島にいながらきょうは海を見ていない
それにしても、二日連続の大雨土砂降りは壮絶だった
夕方には土砂降りもやっと止んで停電も復旧したのでほっとしたところ。
宿の前の道路が濁流になっていた。
テレビニュースで見るような集中豪雨の被害が目の前におこるとは。恐怖だった
離島価格と豪雨による強制ダイエットなので
雨も止んだ18時、食事を買いに意を決して外に出て、川のような濁流にズボズボ入る
宿の向かいの果物屋で
両足濁流に浸かりながら買った小ぶりのみかんがうめえええ
1キロ80バーツなので6個で36バーツと離島価格で高いが
佐賀・太良町で買ったのと匹敵するぐらいのうまさだった

タイの離島と日本では、大豪雨の時の行動がちがうのだなと改めて認識した次第
地元の人はこんな危険な水没道路でもわりと平常通りに平気でバイクを走らせる
日本だったら間違いなく避難勧告が出て通行止めにして避難してくださいと放送が流れるだろう
雨の止んだあとの宿の前はこんなかんじ
きのうの夕方 pic.twitter.com/wLRWWYcTZd
— たびいちドットコム@タイ放浪済 (@tabi1com) February 26, 2025
バイクに乗った白人のねえちゃんが、坂からこの激流水没路に入ろうとすると、スプラッシュマウンテンのように歓声をあげてたな。
逆境をとことん楽しむ姿勢はすごい
激坂や洪水をもろとも進むタイ人やミャンマー人の運転がめちゃくちゃうまい。
日本みたいに見栄と虚勢を張ってビッグバイクでよたよた走るよりも
どんな状況でも鋭く的確に運転できる小型バイクの方が断然カッコいい。
そうだ、豪雨後の町の様子はどんなふうになってるかいまからパトロールしたかったな
でもレンタルバイクはきのうとっくに返した。
もしずっとレンタルしてて、バイクが水没したら弁償金が目も当てられんから、返却して大正解だったけど。
かたや我が地元はあいかわらず寒いながら平穏な気候が続いている
夏は暑いが雨も比較的少なく、地震もひどくない。それだけ災害リスクが少ないのだ。
島流しのような天気に来たのは運が悪かった。失敗だとおもった反面、
こんな濁流洪水となれば貴重な体験をしたなと思う
朝
昼 インスタントビーフン処分品10 ベトナム菓子5 M&Ms半額
夜 みかん6個 ランチパックツナ15(10)いちごサンド10(7) チョコπ20(16)
宿 Koh Tao Nok Guesthouse #7 400
みかん3個24 4個25 ㎏80
2025年4月14日