黄熱病予防接種とマラリア予防薬
(Yellow Fever Vaccination & Malaria Prevention Drugs )
マラリア予防薬
ドキシサイクリン Doxycycline ドキシタブ 毎日1錠(Doxitab:100mg)
予防薬にはいろんな種類があるが、効果の無いものや副作用のほうがひどいものもありました。
結果、ドキシタブが一番!一日一錠服用。毎日服用しなればならないのが面倒だが、私の場合は副作用も全然無かったし、マラリアにもやられなかった。
週一服用のメフロキンは、副作用でめまいもすることあるので、ドキシタブをおすすめします。
写真左から、ドキシタブ@150錠、防虫クリーム、イエローカード
すべてケープタウンのウォーターフロント内にある「MEDITRAVEL」で購入。マラリアの薬も買えるし、黄熱病注射もでき、イエローカードもその場でもらえる。
黄熱病接種含めて以下の全部で592.53Rand 6000円ぐらい。日本よりも断然安し!
マラリアを防ぐ方法
マラリアは蚊に刺される事によって発症するので、
マラリア予防は、必ず蚊帳を使い、とにかく蚊を全滅させること。刺されないようにすること。
しかしいまでは、おすだけタイプの殺虫剤が買えるので、本当に便利な時代です。
なおアフリカやインドの宿では、通気性がよく、日本とちがって天井が高いこともあるので、そうなると一回分(一日分)だけでは効かないので、何回も押す必要があった。
たくさん用意しておきましょう。冬でもここから買えます。
マラリア治療薬 (Malaria Treatment Drugs)
コテキシン Cotecxin (Cotecxin : 60mg × 8 tablets)
マラウィの首都、リロンゲのニコセンターにある薬局、その名も[Michiru Pharmacies]で購入。城みちるが経営していそうな店名。
1箱900クワッチャ(約600円) 1日1錠 1週間分
漢方が配合された治療薬なので、効果は高いらしい
なお、マラリアは潜伏期間もあって帰国後に発症する可能性があるので、日本に帰ってからも治療薬は保持しておく事!
マラウイ湖で起こる、ビルハルツ吸血住虫
インドやアフリカなどの水場に棲む住血吸虫・ビルハルツ。
とくにマラウイ湖はビルハルツに汚染されてるというので、ビルハルツにかかったときの駆虫薬、プラジカンテルも買おうと思ったが、マラウイ・リロンゲのみちる薬局で訊ねたところ、まだかかっていない人には売れないといわれた。
もちろん処方箋などの問題で、店によっては売ってくれるところもあるかもしれないが、日本に帰ってしまうと駆虫薬の入手が困難なので、どちらにせよ、湖に入るのは避けるべき。
http://blog.goo.ne.jp/wa9work/e/4234f5e8ec7bfb80d99ab49b5a12efd2
予防接種:アフリカとはいえ、無理に打つ必要はない!
いろんな種類のある予防注射。
世界に出ていくに当たり、何を接種すればいいのか迷ってる人も多いと思います
もちろん打つも打たないも自己責任ですが、注射にかんしては、
「何が何でも打っておきたい!」という方ならいいですが、
「打つべきか、打たざるべきか・・・」
と悩むぐらいだったら、汚染地域の黄熱病以外は打つ必要はない!と考えてます
その理由は:
とても高い費用
面倒な接種のインターバル
効果の不確定さ
そして、副作用
などがあるためです。
私の場合、予防注射については、イエローカードが欲しかったので、ケープタウンで黄熱病を打って来ただけです。
(しかも、東南アフリカ諸国では、入国の際にイエローカードは一度も要求されなかった。とはいえ必要なケースもありうるので黄熱病は接種したほうがいい)
そういえば、世界一周とかアフリカとかにちょっと行くぐらいで予防注射何万円も払って何本も打ってきたわよ~とさもドヤ顔する旅行者がいるけど、自分としてはA(C)だ。
そういうのでドヤ顔するのって、
「アタシは抗菌王国・日本から来た清潔人間だから、ビョーキだらけのアフリカ、コワイコワイ」
と、どこか現地の国に対して見下したニュアンスを感じてしまうのだが。
※アーミッシュは予防接種を打たないが自閉症がいないという話もある。
そもそも、日本人は義務教育期間中に、日本脳炎やツベルクリンやBCGや混合ワクチンなどのあらゆる必要な予防接種を受けています。
なので、さらにあれもこれもとなると、キリがないと思うのです。
注射が嫌いな私は、全然打たなくても、マラリア汚染地帯で過ごしたり、アフリカで平気で生水飲みまくってきたけど、ほとんど重大な病気にはやられませんでしたよ。
むしろ世界の悪菌によるさまざまな不調を克服して、耐性・免疫が付いて、強靭になったと思うぐらいです。
おかげさまで大健康です。
いうなれば「日本人」から、「スーパー日本人」「超日本人」になった気分でしょうか
ただし、マラリアなどについては依然まだ残っており、危険でもあるので、
マラリアの対策はしっかりしておきましょう! (20160522)