本日は終戦の日。
第二次大戦を経験された人は、当時のいまいましい、まがまがしい思いがよみがえる人も多いのではないでしょうか?
しかし!
タイでは、大日本帝国軍(?)を肯定的にとらえているようです。
なぜかというと・・・
タイでは、旧日本軍人はこんな扱いにされてます
タイ東北部・ブリラムの駅前ホテルのカフェテラスで、ノマド仕事してたときのこと。
すると、ホテルの外に一台のトラックが止まった。
それ見た瞬間、怪しい日本語が書かれていたので、
思わず店を出て一目散に駆けだして撮ったのがこれです
左のトレードマークを見てごらんなさい。
「せんそう」
ですよ!
しかも日本軍兵士をモチーフにしてるのに、なぜかKawaiiのである。
しかもなにがうれしいのか、ニコニコしてるため、タイ人らしくはあっても、全く大日本帝国軍人らしくないのである。
いったい何の会社なのか?
トラックにはkoborifood.comとかかれているが、日本の会社ではないようだ。
ドリンクを売るフランチャイズ店のようで、やはり日本軍・日本らしく抹茶味のドリンクがメインらしい。
そして、Koboriって何?という人は、こちらを参照ください。
タイ人が愛してやまない「クーカム」から、タイと日本の歴史を知る
タイの女流作家トムヤンティの作で、舞台は第2次世界大戦中のバンコク。日本の同盟国だったタイに進駐した日本軍・小堀海軍大尉と、タイ人女性アンスマリンの悲しいラブストーリーだ。
当時トンブリーのピンクラオ橋付近に実在したと言う造船所の所長としてやって来た小堀が、美しいが気の強いアンスマリンの反発に合いながらも、お互い惹かれ合い、タイ軍の上層部にいたアンスマリンの父親の陰謀も手伝って、結婚するが・・・
右に映ってる人は、コボリ役だろうけど、日本人のイケメン像からすると顔つきがちょっとちがう。
日本人による素朴なつっこみ
上のリンクの映画ポスターから見て気づいた人もいるだろうけど、
75年前の戦争時代なのに、なぜコボリはタイの現代風なヘアスタイルなのか?
当時の大日本帝国軍人は、坊主頭がデフォルトじゃないのかね?
となると、当時の事実に反してない?とツッコミたいが、
そこはゆるいタイなので、気にしてはいけない!
史実を再現して色気のない坊主頭にするとちっとも萌えないから、興行収益につながらんだろうしね。
そもそも、日本軍は完全悪か?
旧日本軍・日本兵というと、日本の某近隣諸国からは、超極悪非道の人でなしのサタンのデビルのように、めちゃくちゃケチョンケチョンに悪魔軍のような扱いにされてるけど、
親日的なタイは唯一
「ちょっとちがうんでないかい?」
と比較的客観的、肯定的にみてくれている。
だから私はそんなタイに9回も来てしまうんだな。
だけど「せんそう」って・・・・
戦争を肯定してどおーすんねん!
実際の戦争なんて、ころしあいのコロシアムなスプラッターなんやぞう!
まあ日本じゃありえないセンスだけど、タイは現在軍政だし、軍人もそこいらに身近にいるし。
ということで、竹やりや一億火の玉や月月火水木金金やインパール作戦や沖縄戦や空襲・原爆などの、無謀な戦争と甚大な被害に散々こりて、戦後に9条などの憲法を作り上げた国の国民からすると、やはりタイ人の独自のセンスは一足先を行っているのであった。