私たびいちは最近、AIが少し嫌いになってきました。
それは、以前なら「AIが人間をサポートする」
というバランスが取れていたからです。
たとえば2022年に書いたこのAIにまつわる記事は

「人間、楽しく生きれるのなら、その分だけ人工知能AIに支配されるほうがいい」
とか
「無能な政治家に振り回されるぐらいだったら、その分ビッグデータとAIで政治を判断させたほうがいい」
とおもったりした。
ところが。
最近AIが飛躍的に向上し、あらゆる場面においてAIが「出しゃばる」ようになると。
たとえば海外からのAI翻訳された、日本の繊細な言葉遣いとはそぐわない馴れ馴れしいコメントを見てムカッと来たり。
あらゆる創作がAIでも勝手にできるようになると、いいようのない違和感になったり
詐称犯罪にしても、少し前までは不自然な訳文とかの違和感を見抜けたけど、AIの進化で本物のように巧妙にだませるようになってきた。
そんな弊害を感じ始めるようになった。
そして、たびいちドットコムのPVがうばわれた。
かつては知りたい情報を求める場合は、グーグル検索してそこから当サイトに流れてきたけど
いまではChatGPTで完結してしまい、たびいちドットコム見向きもされなくなってきた(これはただの嫉妬かな?)
なので最近は
逆に「AIが人間を支配しだした」のでは?と思うようになった
40年前のSFゲームで、高度なAIシステムが自我を持つようになり、ヒロインに恋をしてしまうという物語があったが、それと似たような臭いを感じる。
そして
今回の巨人の監督の事件で決定打になったのです
全知全能の神が、牙をむいた
巨人の監督の事件も、娘の手紙から紐解いて見れば
よくある家庭の、単なる親子ゲンカなんです
なんだい、結局はおちゃっぴぃ~かい!と思った。
娘はChatGPTを使い、児童相談所に連絡せよという指示に従った
だけどただの一般人ではない、巨人の監督という立場のある人が
ひとつのきっかけで社会的な影響を及ぼすわけだから、
常日頃から本当にひどいことをされてるような深刻な状態だったのか、そうでないのか、
児相に通告する前に頭を冷やせ、冷静に考えろよと思いました。
しかしAIに頼ってしまったがゆえに、大事件の悲劇になってしまった
たしかにChatGPTはすごい。
CIAのように全世界から瞬時に情報を集め
それを優秀な執事のようにまとめてくれる
これは21世紀の現代における「全知全能の神」と言っていい位の存在だ。
「江戸時代の農民」をAI(MS Designer)が描いた結果。
とはいえ、
AIだって間違えた答えを出すことだってあるわけだし
ヤフコメにはこんなのもあった
Geminiに聞いた「AIがアメリカ製の影響ってあるのではないですか」に対する答え
「ChatGPT」をはじめ、現在広く普及している主要なAIの多くはアメリカ(シリコンバレーなど)の倫理観や法的なスタンダードをベースに設計・学習されています。この「開発国のカルチャーやシステムの差」が、今回の予期せぬ事態(相談から即逮捕へ)に拍車をかけた可能性は十分に考えられます。
なので、AIに助けを求めると、その家庭の背景や情緒も抜きにした回答を出す。
そのためAIも児童相談所も淡々と処理するだけだ。
AIは監督さん家の家庭の事情を知ることもないし、その後、巨人の監督職も名誉も失おうが、そんなのはAIにとってはどうでもいいことなのだ。
つまり「全知全能の最強の執事・ちゃっぴー」は親身に寄り添ってるように見えて、実際はめちゃくちゃドライで無責任なのだ。
AIによる明らかな弊害とは
そんな私も、いまでもしっかりAIを使っているし、ネット界に20何年もどっぷり浸ってきた人間なのでえらそうなことは言えないのだが
最近これは明らかに弊害だ!と確信してるのが
若い世代が「自分の頭で考えなくなってしまう」
ということ。
ふつう何かわからない事や、悩みがあったら
親や友人、兄弟や先生などに訊いていたはず。
それが恥ずかしかったりいやだったら、自分自身で足労をかけて答えを探しに行くしかなかった
しかし2026年、最強の執事・ちゃっぴーがすぐそばにいると
すぐにドラえもんのように頼ってしまう
なので
「それはひどいですね!すぐに児童相談所に通告しましょう!電話番号は000000です」
なんてちゃっぴに言われたら、
何も考えず手持ちのスマホで短絡的に通報してしまう
昔は通報をするにせよ、そこまでのプロセスの間に、一瞬でも一息ついて冷静になる時間があったからだ
そんな事件が起きても、テック社はAIを使おうと宣伝してくる。
だけど出しゃばりすぎてしまったAIと距離を置く必要があるのではないか。
もちろんAIの構成力や分析力は仕事などにおいても有能だ。その便利性は産業革命レベルかもしれない。
だけど反面、子供のうちからAIに依存し、飼いならされていくと、人間本来の思考力が削がれ、幼稚になっていくのではないか。
まとめ AI社会の犠牲者
結局、監督を辞任となってしまった。
「伝統ある巨人軍の監督の名を汚してしまった」と自責しつつね。
警察に連行される父の姿を見た娘は泪。翌日父も会見で泪。
そんなあまりの不条理で理不尽な展開による突然の辞任劇は、自分も監督と昭和の同年代もあってさすがに同情してしまった。
もちろん監督の側にとっても、娘に手をあげるのは悪いことだ。
しかし人間なんて聖人君子じゃないし、
せっかく仕事を終えて家で酒飲んで寛いでいるところに
娘同士の大ケンカが始まると、けんかのひどさやタイミングの悪さによっては酔っていきおい余ることだってあろう。
巨人の監督のような、ジャイアント並の名声のある人間にとって
「たった一つの失敗」
ですべてを失う現在のハイテクAI社会・コンプラ社会は酷なのかもしれない。
これはまぎれもなくAI社会の犠牲者のひとつだ。
まあ、たびいちドットコムもある意味同じく「AIに仕事をうばわれた」一人かも知れないが。
こうなってしまった以上、
AI社会の犠牲者になった以上、
一家は新しい人生2.0の門出を再スタートするのもありだと思いました
![]()
