AUS11 シドニーの生活記録 TVも、緊急車両も、シュノーケリングもすごい!

オーストラリア芸術・音楽・TV
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SYDNEY 2003-2004

 

たびいちは、半年間オーストラリア・シドニーに住んでいました。

そこでどんな生活をしていたのか、披露していきたいと思います

 

「シドニーでの生活記録」

オーストラリアのテレビ

この国では民放が数局。Seven とかtenといった、(日本だと7チャンネルとか10チャンネル)と、局名もひねりがないのだがSBSとABCが国営放送で、さしずめNHKのようなものだが、内容はNHKとはまったく異なった番組編成である

そしてUHFのシドニー限定のコミュニティ局(テレビ埼玉的)もある。シドニーの町の情報や、アルメニア系とかベトナム系といった、エスニック系のコミュニティ番組が多い。

民放では朝のマンガに遊戯王、とっとこハム太郎が放映。ここでも遊戯王のカードがよく売れている。あとはアメリカのドラマやくだらないバラエティ。イギリスのドラマも多い。

テレビを手に入れてからというもの、SBSを見ることが圧倒的だった。SBSは数ヶ国のニュースを放映するので世界一周気分になれるし、パリダカも期間中毎日30分放映。そして日本の映画もたまにやるので(しかも日本語のまま英語字幕がでるのでとてもいい英語勉強になる)本当に見がいがあった

国営放送とはいえどういうのが放映されるかと言うと、日本の時代劇映画(サムライもの)あとは菊次郎の夏、といったものや、エバンゲリオン(しかもカルトムービ―と書かれていた)といったマニアックなのも放映されている

その他にも勿論世界各国の映画を流すので世界一周人間としては興味が尽きず本当にテレビっ子になってしまう。

土曜日のゴールデンタイムに流れるのが「料理の鉄人 Iron Chef」。懐かしい番組だがここでは今でも人気番組だ。いかにもおそろしい顔つきな悪役ズラの挑戦者と余裕のニコニコ顔な道場六三郎が料理対決するあたり、プロレスのように茶番くさいところもあるが、同居人の寿限無マンといっしょに「チャレンジャーとアイロンシェフ、どっちが勝つと思う?」なんて予想するのも一興だった

そういえば2000年5月にアメリカにいたときもアイロンシェフは人気だったなあ。

あとビックリしたのが夜10時にやってたヌーディストアートの番組。マッパーな男女が大勢出てきて寝転んだりするのだが、女のおっπやスネオヘアーも見えるのがうれしいが、当然男のマーラーや金王だってみえてしまう。

(※日本に帰ってテレビを見ると、なんと全く同じヌーディストアートの様子が流れていたが、日本での放映だとちゃんとモザイクがかかっていた。残念!アートなんだからちゃんと見せろ!)

まあ、そんなのをミソもクソも国営放送で流すあたりがおおらかなオーストラリアらしい。好きだ。

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この国の緊急車両は派手に飛ばす

半年もシドニーに生活すれば緊急車両も良く出くわす。この国のパトカーも救急車消防車もさあどけどけ、といわんばかりにアホみたいに100km/hぐらいで街中をかっ飛ばす。しかも右折やUターンする時は派手に縁石を乗り上げて曲がるのだから、まさにハリウッド映画のロケさながらの運転である。

それに対して日本は、道を開けて先頭を走ってるのに関わらずトロトロ走ってることもあり、あんたホントに人助けする気あるのかいと思うぐらいとろかったりする場合もある。まあ、オージー式は太陽にほえろ!あたりでやりそうだが、実際には日本でオージー的派手な走りはあまり見たことがない。

御堅い日本はそれだけ慎重すぎる、ということなのだろうが、やっぱり見ていてAUSのほうが若々しくて本能に忠実でスカッとする。オージーの署員もこれを機に日頃のストレス爆発アドレナリンぶっ放し状態で走ってるんだろうな。

緊急車両はオラオラオラオラァアー!て走らないと、諸外国に負けるぞお!

 

摩天楼のそばでシュノーケリング

熱帯から流氷の海まで潜るのもおもしろそうけど、実は私の家から40分はしらせただけでダイビング&スノーケリングできるビーチがあります。さすがに石垣島と違って人も多いし水は透明でもなくさんご礁もないですが、大都市の近くなのに海もキレイで結構カラフルな魚もいたし、一度青い熱帯魚も発見しました

その名はマンリービーチで、高層ビルの立ち並ぶシドニーからたった15kmしか離れていないんだからもう、凄いと言うしかないですわ

異国でいかりや長介の死を知る

そんな職場に慣れていったあるひ、同僚がいかりや長介死んだんですよ!なんて言っていた。その同僚はいつもいつもオヤジギャグ連発し「いやあ,このチョコレートはちょこっと苦いなあ、う~ん今のは弱かったかな」と言う男なので最初はまったく冗談だと思っていたら次号の日系誌に本当にいかりやが死んだ、とデカデカ掲載されていた。

良くも悪くもみんな知っている怒り屋超透け、じゃなくていかりや長介は「いかりやちょうすけ頭がパー、正義は勝つ、ジャンケンポン!」これが子供のころのジャンケンスタイルであるほどギャグが身にしみていたあの日。

そのなかで、ドリフ大爆笑でいかりやと仲本工事がでてくる「ばか兄弟」というコントのなかで、弟役の中本工事がいかりやにクイズを出すのだが

Q「結婚25周年で銀婚式、50周年は金婚式。では結婚75周年は?」

A「おそうしき」

というギャグがあったのだが、そういっていた本人が御葬式になったのだから笑うに笑えないではないか(^^;)

それにしてもまさか海を越えた遠い異国でいかりや長介の死を知るとは自分が子供のころには夢にも思わなかったが、なんとも感慨深いものであった

オーストラリアのクリスマス(2003年11月末当時のBBSの書き込みより)

こちらのばあいは、オーストラリアも日本同様クリスマスムード満点。ですが、南半球なので今の時期、8時ぐらいまで明るくからっと暑い。今住んでいる所は海にもけっこう近いので夏真っ盛り気分なのに、街では北半球の暗く寒い英国風クリスマスソングが雑貨屋のスピーカーから発射されていると、なにか狂いそうです
当時すんでいた家の近くのショッピングセンター・ロックデールプラザにてサンタ(ここでもSANTAと呼ばれている)が王座のようなイスに座っていて、子どもと記念撮影するのだが、暑苦しいカッコのサンタの隣には扇風機が回っていた。

クリスマスツリーはマーティンプレイスというシドニーの中心部にもドドっと置かれているのですが、日本の冬に欠かせないイルミネーションは全くありません。8時ぐらいまで明るいし、夜になったら人通りがなくなるので光らなくてもいいんです。

その代わり電球の代わりに金や銀の鈴のようなものが何個もついています。省エネですぞ。「電気を大切にね、東〇電力」のでんこちゃんからごほうびがもらえる・・・かな?

日本だとそれまで洋風だったクリスマスも12月26日をさかいに一気に正月の和風ムードに変えますが、こちらはクリスマスも正月も同じようなものなので、(キリストが生まれた日がクリスマスで、

生後7日でキリストが割礼された日が正月になるわけだから、同じで当然なのだ)1月9日ぐらいまでサンタの飾りをつけっぱなしの家もありました。なんともめんどくさがりと言うかおおらかというか・・・

※割礼と言うのは、男児の陰茎の包皮を切ること。一人の人間として世に出る儀式となるわけだ。陰茎の割礼が行われてる国では包茎がいないから性病がとても少ないと言う。

正月になると手のひらを変えたように和風モード全開で餅つきだ、お年玉だ、着物着て神社に初詣だといっているけど、じつはキリストのち〇この皮を切った日なんだよ、と言う事を日本人は果たして何人知っているのだろうか

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