AUS07 ついにオーストラリア! 伝説の宿の生活とシドニーの部屋探し

オーストラリア
スポンサーリンク

これまでオーストラリア編といいながら、シンガポールなどで引っ張ってしまいましたが、これからやっとやっとオーストラリア・シドニー編です。


 

マレーシアからシンガポールに戻り、

そしてその日の夜にシンガポール空港で出国。そして早朝にオーストラリア・シドニー空港に到着。

ついに上陸だ!人生初のオーストラリア大陸上陸!

南国の空気と違って、ひんやりとからっとした空気。空はどこまでも青い、とてもさわやかな朝だ

シドニーの列車から見る街並みは狭い国土に団地が絶え間なく林立するシンガポールとは違い、伸びやかで、煉瓦造りのプラットホームやトンネル、駅舎のつくりはロンドンとまったく同じだった。

地理的には地球の対極なのに、ロンドンで電車に乗ったときとそっくり彷彿させてしまう。

英語だらけなのはシンガポールと同じだが、英語に時どき併記されていた中国語はシドニーにはなく、英語オンリー。白人がとても多い。イギリスに戻った気分すらある。

スポンサーリンク

空港から電車に乗って、しばらく歩くと「東京ビレッジ」到着。

この宿はライダーにとっては有名なシドニーのバックパッカーズ(ゲストハウス)。しばらくお世話になりますっ

 

シンガポール同様、シティのど真ん中に紀伊国屋もあった。日本にいるときよりも紀伊国屋が身近にかんじるものだ。

途中チャイナタウンによるとシンガポールとほとんど同じだったりするが、ちがうのは、物価が高すぎる!ちょっとした料理がA$7~8以上もして、シンガポールの食堂の2~3倍はする!もう気軽に食うことはできない。

さて、食べる物もガマンしてやっとの思いでコンビニに入ることにしたのだが、日本やアジアの感覚でコンビニ入ったのが間違いだった

パワーレード600mlと、スナック菓子を買っただけなのに、

たったこれだけでなんと6ドル(500円)!

死ぬほど高い!

シンガポールはおろか、日本以上に高い物価に、どん底に突き落とされたような嘆きの日々に変わったのは言うまでもない。

さあ、あまりの物価高で、しかも知り合いもいない完全アウェーの異国の生活がはじまった。

これからどうなる!?

 

 

伝説の東京ビレッジの生活

人生初のオーストラリア。来た当初は、あまりの物価高に打ちのめされたのだが、しばらくしないうちに、だいぶ慣れていった。質素に生活すればなんとかなる!そして働くのだ!勤労せよ!

とりあえず、オーストラリア版の伝説のライダーハウス・東京ビレッジには、一週間泊まる事にする。

なぜ伝説かというと、多くのオース一周ライダーがここを出発点とし、その中には後にバイク業界で有名になった人さえ輩出している名門宿だからだ。

いかにも名門宿な面構えだが、ちゃんと裏に庭があるので単車は常時3台前後は停まっていた

 

早速、仲間と出会う

全くのオースに来たばかりの初心者だし、実は私は人見知りな方なので、日本人の多い宿にいると緊張してしまう。が、仲間が見つかるのも早かった。

日本人ライダーを発見。実は彼も同じワーホリで今月シドニーに来たばかりだという。まさに同期じゃないか。すでにXR400を買っていた。

その男、通称・コリ。そのコリという呼び名の由来は、子供のころ「コリコリしてそうだから」ということでコリと呼ばれていたそうだ。日本人からすると、適当に聞こえるかもしれないが、いまでいう「はあ〇ゅう」みたいなものなので、呼びやすく、わかりやすければそれでいいのだ。

生の情報も聞けるし、慣れない異国での生活ではある意味相互扶助になるので、仲間との出会いは欠かせないと思った。以後1年間のオースでは、コリとは腐れ縁になるのであった。

 

シンガポールとちがって、外食もコンビニも高いので、近くのスーパーに行って、食材を買って共同キッチンで自炊することになる。

この日の食事は、グレービーの缶詰(3ドル)と、御飯を炊いた。まるでハヤシライス風で、まあまあの味だった。

でもやっぱりわびしい!!

そのかわり、ときどきやるシェア飯(割り勘で食材買って、みんなで作る飯)も、合宿のようで案外と楽しかった。

日本人のライダーや旅人が集まっておもしろいのだが、ずっとドミトリーだとやはり落ち着かないし、宿の雰囲気自体もよくないともいえなくはない

なので、これからシドニーで仕事もすることだし、落ち着ける部屋を探すことにした。

別のシェアハウスにとまっても、東京ビレッジに行けば仲間と会うこともできるしね。

 

シドニーの部屋探し

まずは日本語の無料情報誌や、日本センターに貼ってある掲示板でさがして、電話を入れる。

ハウスシェアとルームシェアがあるが、ハウスシェアはあいてる部屋を貸すので個室。ルームシェアは相部屋(当然安い)

自分が探したのは当然ハウスシェアのほうだが、最初に行ったところは、海に近くて人気のBondi JCTで、スイス人男と日本人男(留学生)が住んでいる一軒家。住環境も良く、静かにすごせそうだし、しかもネットもできると言う。

しかし、スイス人とインタビュウした結果、自分の拙い英語力のため、体よくことわられてしまった。共同生活なので、こぎれいで意思疎通のできる長く住めるトラブルを起こさない人間がいいのだろう。正直くやしいが、すぐにほかを探すしかない。

かといって安いとこのルームシェアだと、それこそむさくるしい野獣のような男たちの棲家(笑)なので、それは御免こうむりたい。

そして、日本センターの掲示板に貼ってあった2件目に電話を入れると、まだ部屋に空きがあって、現地に行くと、結果は取引成立!家賃はBondiJCTよりも安く、1週間でA$90。シドニー中心部から南に10kmのBanksiaとRockdaleの間にある。駅にもほど近い。

これでやっと定住した気分になれて、そのときの飛び上がるようなうれしさといったらない。以後、シドニーの半年間はここで住むのであった。

なのでびれっじに一週間住んだら、早速ロックデールに引越しだ。部屋が見つかったら、今度は間髪入れずにバイク探しをする必要があるので、けっこう忙しいのである。

さあ期待と不安の混じるシドニー生活、どうなっていくんだろう!?