06韓国旅 大変貌のソウル駅と、韓国版新幹線・KTX

韓国・国境の旅列車・鉄道
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韓国の新幹線・KTXに乗ってみました。
KTXという響きからして、なんだか無駄に速そう。

たびいちの初めての海外の旅は、20年近く前の1997年だった。

その行き先は、となりの国、韓国。

なにもかもが初めてだった。

そのころ、JRが日韓共同きっぷというのを出していて

関釜フェリーと、釜山からソウルまでの特急セマウル号がセットになったものだった

飛行機で韓国に行くと高かった時代。共同きっぷのほうがまだ安かったし、なにより海路と陸路で行くという、距離感というものが味わえた。

そうして初めてソウルへやってきたときに降りたのが、ソウル駅。

なので自分にとっても思い入れのある駅であるが

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9年ぶりにソウル駅に来ると・・
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ありゃ、閉まってる?

と思ったら、

となりに新駅舎ができていて

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旧駅舎は博物館のようになっているらしい。

新しいほうはKTXも乗り入れている

それを記念するかのように

駅前のPCバン(ネットカフェ)の屋号は、KTXだった。

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駅構内は真新しくなったのだが

たとえるなら、旧駅舎の中は昭和の老舗デパートのようだったが

この新駅舎は明るい免税店やショッピングセンターのような雰囲気だった

日本料理の店・さぼてんも出店している。

昔の駅構内のレストランはほとんどが韓国式だったから、考えられなかった

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駅構内のコンビニで、カルビマヨネーズおにぎり 700wと、たいやきアイス700w

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まるで日本や。

おにぎりの海苔は韓国海苔だった(ような気がする)

 

いまでこそ日本風のものが簡単に手に入る時代。

旧駅舎時代は、日本的なものなんかなく、駅構内にあるレストランや食堂の中から、安そうな韓国食堂を見つけて入ったものの

キムチやきめしを食べたらこれが死ぬほど辛くて、

「辛い!」といっても通じないので「ホット!ホット!」とのたうちまわっていた思い出がある。

 

そして運賃表を見ると

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これから行く釜山は、韓国新幹線KTXのエコノミーで48100w (6253円)だった

途中の大田 21500w 東大邱 38600w となっている

 

なお、料金表には、ソウルから釜山は

KTX 1st 67300 Economy 48100

セマウル 1st 45700 Economy 39700

ムグンファ号 27000

 

と書いてあった。

1997年のとき、釜山からソウルへ行ったときは、日韓共同きっぷによって、最速の特急セマウル号に乗ったのだが、4時間かかった。

そしてソウルから釜山に戻ったときは、鈍行の統一(トンイル)号をつかった。6時間ぐらいかかったが1300円ぐらいで行けた。まるで18きっぷの旅だった。

しかし2006年になると、セマウルの上にKTXができるようになったため、統一号は廃止。一番安い無窮花(ムグンファ)号でも3500円するようになった。

ソウル釜山間は、KTXがメインとはいえ、ムグンファも何本か運行している。しかしKTXで最短2時間半で行けるのにたいし、ムグンファだと5時間半もかかる。

 

プラットホームへ。日本とちがうのは軍人が多く乗っているということ。帰省などに使うのだろうか。

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そして出発

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東北の田舎のような景色がつづく

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走行中の動画(音声無し) やはり速い。

車内販売もある。まるで日本

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大邱から釜山までは、2006年当時まだ高架部分が完成しておらず、在来線を利用していた。

手持ちのGPSで速度を測ると、ソウルから大邱までの高架部分は最高で296km/hだったが

在来線区間は110~150km/hだった。

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そして釜山到着

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釜山からソウルへ戻る

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コーラや手前のお茶は700w

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走行中の動画(音声無し) やはり速い。

夕方にソウルに戻ったが、海辺のウェッティーでマイルドな南の釜山から来ると、一気に寒い!

乾いた冷え切った空気がするのであった。

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