(124)半分インド人状態で帰国。8ヶ月ぶりの日本はどう映ったか?

旅の前後と印情報
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これまで「インド」という強烈な龍宮城にいたため、旅が終わるときにはもはや「半外人状態」と化してしまったたびいちにとって、8ヶ月ぶりの日本はどう移ったのか?

ということでやっと、帰国1日目のことを書きます

バンコクで過ごした後は、陸路で南下。列車でハジャイ>ペナン島、バスでクアラルンプール(KL)にたどり着き、KLセントラル駅からシャトルバスに乗ってKLIA2に到着。

そこから羽田行きの飛行機に乗ったのだった

マレーシアからのエアアジアXは、予定を遅れて23時過ぎに羽田空港に着いた。

 

ただでさえタイトな時間なのに、遅れてしまうと多くの人は終電には間に合わないと思う。

だけど今夜は空港内で寝るので、全く問題なし。

ひさしぶりの7ヶ月ぶりの日本。税関を出ると、さっそく仲間たちが迎えてくれた。

国際ターミナル内で宴会。ビール、助六寿司、厚焼玉子、などなど。ごちそうさまでした。やはり日本のポテトチップスは旨い。

コンビニで買ってきたというパック入り豚たんが100円と安かった。これはインドよりも安い。というかインドは肉が高いのだ。ターミナル内では疲れがたまっていたのでぐっすり寝れた。
仲間もいたことなので安心して眠れたのもある

 

日本の硬貨を見ただけで感動する!

翌朝コンビニで買い物。5000円札でおつりをもらう。7ヶ月ぶりに日本の硬貨を見た。それだけでも微妙に感動する。

物価が高くなったよ

でも商品を見ると日本も物価がかなり上がっている、それとも空港だからなのか
インドやタイもどんどん物価が上がっているので、日本もそうなっている。
パンを買おうと安そうでお手ごろ価格のクリームサンドのパンも120円だったが、ちょっと前なら80円、100円ぐらいで買えたのではないか?
おにぎりも100円、タイでも25バーツだったのでそんなに変わりは無い、しかし明らかに小さくなっている。いろいろ高くなっている。インフレ。
羽田国際線内のコンビニの時給は昼間1000円、たしかに時給も上がっているかもしれないが。

まだしっくりこない

インドの激烈な田舎から、デリー・グルガオン、バンコク、KL、と少しずつ先進国に戻っていき、先々で日本人に会って、日本語を使ってきたのに、東京の完全な日本スタイルにまだしっくりこない。
まるで海外在住の日本人が、日本に出かせぎにきた気分である。なのでまだ日系人状態だが、何日かすればいつの間にか普通の日本人に戻っているのだろう。
日本はインドなんかとちがって整然とされて良い反面、なにかが不安になる。
スマホが発達し、ネットできるので、世界一周から帰ったときのような極端な逆カルチャーショックはなかったが、やはり半年もインドにいるとそれなりにギャップはある。

日本ではインド人もマイルドになる

浜松町駅で、4人のインド人グループを見た。さすがに日本なので、インドにくらべれば静かに話していた。
モノレールで浜松町までは旅の余韻が残っていたが、山手線に乗ると、いっきに普段の日常に戻った気分。なぜなら山手線は何百回、いや何千回も乗ってるしね。

 

自分にとってのさわやかは、他者にとっては暑い。

外に出ても、そんなに暑くは無い、殺人的な暑さのインドや、蒸し暑いバンコクからくらべると、東京の暑さはさわやかにすら感じた

だけど電車に乗り込んできた中学生が「今日は暑い暑い」といっていた。そんなに暑いのだろうか。それともインドに慣れていた自分がおかしくなったのか(笑)

山手線のモニターより。

え???

30度で厳しい暑さなの?

45℃のインド帰りにとっては、快適でむしろすずしいぐらいなんですけど?

だけど埼玉に戻ると、やはり35度近くあるのか、東京・羽田より気温が高いので、羽田にくらべるとやはり暑くなった。タイの蒸し暑さほどではないけど、日差しが強い。

電車とベビーカー

ベビーカーを押した家族連れが乗り込んできた。とはいっても子連れも座っていない、大変に思える。
そういえば週末と言う事もあるが、ベビーカーで乗り込んでくる家族連れが多い
これまでの国では電車内でベビーカー、なんてほとんどなかった。
そもそもタイとかだったら子どもは家族に預けるのだろう。
といってもそのベビーカー親子は二駅ほどで降りたので、よく考えたらいちいち車を使わず、エコロジーだと思われる。

やはり電車内は静かだね

電車内でPCを打っていると、車内はやはりインドはもちろん、バンコクよりも、比較的静か
埼玉に戻ると、羽田より気温が高いので、羽田にくらべるとやはり暑くなった。タイの蒸し暑さほどではないけど、日差しが強い。

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帰国して2日目。猛暑日の地元を歩く

その夜はひさしぶりの日本の家で、心安らかに眠った翌日。

その日の北埼玉は、猛暑日だった。

 

とはいえ自分はずっ~と超激辛猛暑日のインドやタイにいたので、そこらにくらべるとほどほどの暑さに感じた。

日本だとこんな灼熱の炎天下だと人なんか歩いてないが、でもインドでは43度以上の暑さでも人々は歩いている

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そんな暑い地元の町並みを歩いていると、昨日の帰国直後の「半外国人状態」とちがって、いつのまにか「普通の日本人」に戻っていた。

暑い人気の少ない、静かな街。

「今まであの汚くてうるさいインドに行ったのは、すべて夢じゃなかったのか」

とすら思えた。

5つ星ホテルの接客

だけどショッピングセンターに入り、綺麗な店内と、丁寧な接客を見てると、あらためてインドのことが生々しく甦ってきた。

百円ショップですら、店員の接客は、五つ星ホテルのような接客に見えるのだ。だからこっちも丁寧に仰々しくなってしまう。

それにくらべてインドは、ものすごくめんどくさいし、めちゃくちゃ大ざっぱ。
商店で買うときも、店の後ろに商品があるので自分が「あの奥にある〇〇をくれ、いやちがう、そっちの小さいほう」といちいちいわないと商品が出てこない。非常に効率が悪い。そのうえ商品をピュッと投げてよこすしね。
だからといってもちろんお互い悪気があるわけではない。が、めんどくさかった。おかげでインド的泥臭さが身についた。
インドからタイに来るとコンビニが普通にあるので、天国に思えたね。

まとめ

出発前は、地元の人間の目線で、地元を見ていた。

なのでありふれた日常なので、どうってことはなかった

しかし、外人状態になって地元に戻ると・・・

地元のことなのに、外人の目線だったので、地元にいては気づかなかったことに気づかされて、逆に新鮮だったのでありました。

以上!

インド編は、これにておしまい。

長々となったインド一周記を見てくれてありがとう!

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