1900円!バンコクからチェンマイ2等寝台夜行列車・予約と乗車リポート

東南アジア旅2018-19列車・鉄道
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日本では姿を消している寝台列車。しかしタイでは現役の人気の交通手段。バンコクからチェンマイは、東京から青森と同じぐらいの距離で、1800円から3500円の間で乗ることができます!

寝台列車は、人気あるので数日前から予約が必要

私の場合、バンコクからチェンマイの夜行列車は、3月17日にパタヤの駅で予約しました。

バンコク発の地方行き列車は、もちろんバンコクでなくてもパタヤの国鉄駅でも予約ができる。最近、タイ国鉄は空席状況がネットで確認できるので本当に楽になった。

https://www.thairailwayticket.com

アカウントを作ればそのまま予約購入できるが、そこまでするのは面倒なので、パタヤ駅へ行く。

口頭だけじゃわかりにくいので、行先などをメモに書いて、駅員室に入ってPC端末を見ながら。

 

バンコク発チェンマイ行きの時刻と価格表

エアコン付きは高い分だけあって時間的に効率的なせいか、1週間後の予約は埋まっていた。このノンエアコンなら、金曜と日曜は満席だが、土曜の24日は空きありなので予約。上段531B 下段581Bだが下段を選択。

20年前はノンエアコンが主流だった。当時はノンエアコンが450Bだったので、そんなに値上がりはしてない。が、現在ではエアコン付きがメインになって、1便しかない

夜行列車が来るまでの時間のつぶし方

チェンマイ出発当日の3月24日は・・・

8時10分ごろ起床。11時にはチェックアウト。今夜は22時のチェンマイ行きの列車に乗るので、宿に荷物を預けてもらう。

お昼から列車に乗る夜までどこで過ごすか?

お金もかからず、記事更新もたまってるのでPC仕事もしなければとならない。

となれば、やっぱり日本人旅行者にもやさしいここしかないでしょう。

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ということで、まずビクトリーモニュメントに行った後MBKに行くのだが、29赤バスが渋滞にはまる。気温は35度を超えており、風も入ってこないのでとても暑苦しい。安い分だけ、ときに忍耐力が必要だ。車掌さんなどは本当に大変だと思う。

きょうもMBKについた。5Fのフリードリンクをゲットして、PC広げてこれまた1時間無料のWiFiを使って更新。

エアコン効いて気温24度。思ったより寒く感じない。

タイ紅茶は味が濃い分氷だらけなので、大方氷が解けるぐらいがちょうどいい。氷が解けるのを待ちながら、時間をかけて飲んだ。

そのあと1Fのマクドナルドに入り、チキンバーガー1個だけ買って、またもそこのWiFiで更新作業。

レッツノートは、充電器を持ち歩く必要がないくらい電池が長持ちするのだが、今夜は夜行列車に乗るので、コンセントのある席にて満充電にする。フル活動のACアダプターはほんのりあったかい。MBKは更新仕事するには絶好の環境。

そのあとは、6Fの安いほうのフードコートで夕食。あんかけ揚げ麺55B。

そしてバンコク駅へ向かう

MBKでうだうだしてるうちに、なんと21時を過ぎてしまった。赤バスを待つ時間もないので、手っ取り早く40番黄色いエアコンバスにのる。赤バスの2倍の13バーツ。車掌はGジャンを羽織ってシルクハットという車掌らしからぬ変な恰好(?)が面白かった

駅近くの宿にて預けた荷物を引き取り、駅へ向かう。この時間、野宿してる人がいっぱい。親子ずれで野宿している家族もいる。しかも床に敷く野宿用シートを売り歩いてる人もいる

 

前回のインドでもムンバイの駅で野宿をした。若いころ、日本をツーリングしてた時は同じように駅の軒下で野宿をしていたし。そんなことを思い出した。

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寝台列車に乗車

出発10分前に列車に乗り込む。シーツなどは敷かれた状態なので、すぐに眠ることはできる。

スペースはあまりないので、荷物などは枕元に押し込んで寝た

ベッド間の高さは、下段だとわりとある。


出発してまもなく車掌がやってきて検札。「24 チェンマイ カッ」と座席番号と行き先を読み上げながら鋏を入れる。

バンコク駅を出発し、しばらくしたバンスー駅からタイ人女子4人組が乗り込んできたが、みな上段に乗った

シャワールームがあるので駅を出て間もなくシャワー。

汗でべとべとしてたのがさらさらになり、乾く時のすずしさが非常に爽快。これぞ2等寝台の醍醐味。このほかにもトイレはステンレス製の洋式。

バンコク駅出発時は熱気がこもって暑かったが、出発すると車内の室温は29.3度まで下がる。が、タオルケットが汗がにじみでそうなぐらいに暑苦しかった

22時50分ドンムアン駅。そして23時35分ごろアユタヤ駅。その時間から寝た。

途中、何気なく目がさめると、バンコクとチェンマイの中間・ピサヌローク駅についていた。まだ4時ぐらいで暗い。

今回の旅では、途中のピサヌロークで一泊してチェンマイに行こうかと思ってたが、バンコクとチェンマイを中心としたダイヤのため、ピサヌロークは早朝とか夜中発着の便が多い為、あまりに効率が悪いのでやめにしたのだった。

24日の食事

朝 ブラウニーソフトクッキー 6×2 コピココーヒー 10
昼 親子丼 55
夕 チキンバーガー29 あんかけ揚げ麺 55

3月25日

7時50分ごろ起床。そうなると自分は寝坊気味なようで、8割がたは片付いていた。延々と丘の登り路を40キロぐらいでゆっくり走っている。

結論から言えば、ノンエアコンの寝台列車は、思いのほか快適に眠れた。 上段よりも下段のほうが50B高くなるが、その分幅も広いし、窓を開けて温度調節できる。

エアコン付きの寝台に乗っていた時は節約のため上段だっていたが、ノンエアコンなら50Bしかかわらない。

そして20年前と運賃がさほど変わってないこと。450Bぐらいだったが、531~581Bとそんなに値上がりはしていない。

話は変わるが、パソコンのホコリを拭うとPCの液晶にすり傷がついていた。昨年せっかく替えたばかりだというのに。
画面の擦り傷はアフリカでもついたが、少し持ち歩くだけでつくなんて。
ペリカンケースに入れればつかないだろうが、ペリカンケース自体が重いので、ツーリングならいいが持ち歩くには重すぎる。
結論としては、持ち歩いて傷がついてもいいように、海外出発前に保護シートをつけるして予防するしかない。

車掌さんがベッドスペースを片付け、元のシートスペースに戻した。シャワールームで手足を洗い、足をのばしながらPC作業すると、とても快適。

今回、たびいちドットコムの更新作業が旅の任務となったため、車内でいても、空き時間であろうが仕事をしなければならない(?)ので、ぜんぜん退屈しなくなった

バンコクから608㎞ぐらいにあるメーモーという駅で停車。チェンマイ方面から3等列車がやってきた。3等なのにひげずら白人旅行者が乗っていて、写真撮ってた

 

9時50分、ランパーン到着。ここまで来るとあともう少し。バンコクから642㎞。

10時20分ごろ、660㎞地点で停止、またバンコク行き列車との待ち合わせ。2等だが3車両ぐらいしかなかった。

 

もぐもぐタイムふたたび

 

チェンマイ到着

遅れるのが当然なタイの夜行列車だが、今回は珍しく時間通りの12時8分にチェンマイに到着した

ありがたいことに駅はフリーWiFi。駅のWiFiをゲスト向けに開放してる様子。記事づくりのため、駅の食堂で昼食後は、駅のベンチで延々記事づくり。すると15時半過ぎになってしまったが、まだバッテリーは40%以上残っている。

少数民族のおばさんが大量の行商荷物を背負って15時半発のバンコク行き3等列車に乗り込んでいった。そのさまはずんぐりと太ったボリビア・アンデスの人々を思い出してしまった

チェンマイからバンコク行きの時刻表。

駅からターペー門まで歩く

毎度のことながら、タイの列車の駅は、街から外れている。駅からチェンマイの中心・ターペー門までは、昔はソンテウで10Bだったが、今回は歩いて行くことに。

なぜならチェンマイのソンテウは観光ずれしててぼったくり度が激しい。黄色いソンテウは路線バスのように決まったルートを運行するのでいいんだけど、赤ソンテウはとてもやっかいで、かつて赤ソンテウと揉めたことがあるので乗りたくない。

駅から西へ向かって歩いていると、流しの赤ソンテウがやってきた。誰も乗ってない。ターペー門20バーツだというので、10Bはダメかと聞いたら断られた。パタヤのソンテウに比べると誰も乗ってないことが多く、乗ってたとしても2人ぐらいなので、とても効率が悪い。

距離はかかったが、歩いてターペー門到着したのでした。

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