親日国タイは想像以上に日本食が普及しており、味も質も年々充実。特にバンコクは日本食には困りません!
かといって、このテーマは寿司や天ぷらのようなステレオタイプな和食ではなく、派手じゃないけど日本の食卓でも重要なポジションを占める「丼もの」
これがうまいかまずいかによって「真の日本食浸透度」が問われるのです。
1杯目:バンコクのすき家の牛丼並盛
まずはご存知、日本でもおなじみのすき家。
エカマイなどのスクンビッド沿いには在住邦人も多く、エカマイ駅前のショッピングモール“Gateway Ekkamai”は日本のテナントが多く入っており、ツルハドラッグなどもある。以前は幸楽苑に入ったが、今回はすき屋に入ります。
そういえば、私が日本でツーリングするときの外食先は、幸楽苑とすき屋は定番となっている。もっとも幸楽苑は290円ラーメンがなくなったので最近入らなくなったけど。
牛丼・並が79B(268円)と日本より安い。
左の写真がエカマイで、右の写真が2011年に青森県五所川原で注文した並盛。
見ての通り、味などはまったく日本と同じでした
みそ汁が15Bと安いので追加注文したが、若干酸味があった。
2杯目:現地人向け日本居酒屋「イナリ」の親子丼
そしてお次は、タイ人向けの日本料理店の場合。
ビクトリーモニュメント(戦勝記念塔)の大きなロータリーから3時の方向からすぐ近くにある「イナリ」という居酒屋型の日本料理店へ。
先日迷走してビクトリーに来た時に偶然見かけた店なのだが、タイ人向けの日本レストランとなれば安そうなので、どんな味なのか改めてわざわざやってきました。
てっきり親子丼が45Bかと思ってたら、照り焼き丼が45Bだった。
ビクトリーモニュメントという土地柄か、土曜のランチタイムでも店員も客も自分以外全員タイ人。タイ人のための日本料理店・居酒屋といったところ。
でもそのほうが安くていい。なぜかというと、スクンビット沿いの日本料理店だと、日本人客も多いから、かならず足元見られて高くなる。
店内にはひな人形や浮世絵など、いかにも邦人向けというより現地人を意識した日本料理店。韓国の酒チャミスルのちらしも混じってるのが、なおさらいかにも。
ビクトリーモニュメント近くの店なのでマサル、じゃなくて勝
ジブリキャラクターが描かれているが、なぜ三十?
居酒屋レストランでありながら、接客はいい意味でタイ式なスロー。落ち着ける。待ち時間の間PCで記事づくり。
親子丼が55Bと安い。サービス料なし。
味はというと・・・
うまい!うますぎる!思った以上に激しくうまい!45Bの照り焼き丼のてりやき肉を使ってるせいもあろう。本物の日本の味。
3杯目 コンビニ弁当のソースカツ丼 39B
そして最後は、7-11が出しているコンビニ弁当のひとつとして、ソースカツどん。
タイ国内ならバンコクのみならず、7-11あればどこでも売ってるという利点があります
肝心の中のかつはというと、つくねをひらべったくしたようなものなので、インチキくさい。それでもソースの味がしてまあまあおいしいです。
ごはんはというと、サラサラのタイ米ともち米(カオニャオ)を混ぜた、ブレンド米。そうやって粘り気のある日本米風に仕立ててある。
ニンジンやキャベツもあるので、少しは栄養のバランスもとれると思う。
とんかつがちっこいので、味付けが物足りないという人もいるかもだけど、自分的には減塩生活をするにはちょうどいいと思います。
おまけ 食後のデザート 喫茶店風
そしておまけに、7-11で買ったデザート。いちごゼリー8Bは固めで食べ応えあり。ロールケーキ29Bは濃厚で美味。コピコのペットボトルコーヒーは240mlで10Bと、缶入りよりも安くコスパ良い。
かつ丼とロールケーキとコーヒー。こうしてみると喫茶店のようなメニュー。まるで部活帰りの女子高生か。でも、今日も外回りの営業並みにひたすら歩き回るので、しっかり食わんといかん。
コピココーヒーは、「ストロングテースト」でもしっかり甘く、自分好み。もう一種類ある「スムーステイスト」は、ストロングよりもさらに甘く優しいテイスト。これまた自分好みの味。
そういえば、甘いものが好きなタイでは、日本ではわりとポピュラーな無糖のブラックコーヒーは見かけない。ストレートコーヒーなんて、ただの苦いだけの汁だ!というタイ人も多いだろうし、しかもストレートで飲むと胃が焼ける思いをするからだろう
まとめ
異国を旅しながら気軽に安く日本料理が食べれる国・タイ。こんないたせり尽くせりな食事環境はほかの国ではほとんどないので、やはりタイはすばらしいです。