静岡・宇都宮の巡業から戻り、再び東京へ。
「旅と仕事が合体」の骨頂である「キャンプしながら仕事」が静岡で成功したので、東京でも挑戦。どんなキャンプ野宿になるのか?
東京ではホテルに泊まってきたが、キャンプならコインロッカー代2日分の800円で済む。しかし都会の野宿は、正直不安だった
本当は若洲キャンプ場なら安心して泊まれるのだが、安くて人気があるゆえにこの時期はほぼ予約が満員。しょうがないのでゲリラ野宿をします。
35日目 6/16
14時37分、のんびり出発。
2時間以上かかって麻布十番に着き、駅のコインロッカーにテントやマットなどのキャンプ用具を預けた。静岡駅の時と同じくすっぽり入り、400円。
地方から東京に戻ると、UberEatsはいたついんは、芸能人から空気のような存在に戻る。タワマンも多い。でもひさびさの東京に違和感はなかった
しかし、置き配が浸透したいま、無機質に料理を玄関に置いていき、すぐさま次の配達をするだけの日々。
上司もいない代わりに、孤独でもある。人間カンケーに悩むことがないぶん、ぜいたくを言ってはいけんのだけど。
街を行く若い女性を見ると、大都会の中のひとりぼっちな自分に、思わず心がうめいてしまう。
平日なのでいまいち件数も少なく、週末や地方のようなテンションも上がらず。
夜はブースト1.3倍エリアである三軒茶屋に来たが、ここはすごかった。
なにがすごいかって、街中UberEats配達員だらけ。R246の交差点を見ると、常に2~3人は入るほどだ
これぞ案件のウーバーい合い。そのおかげでちっとも鳴らず、たとえどんなに高ブーストでも仕事が来なきゃなんの意味がなく、効率悪いため246と六本木通りで、麻布に撤退。
収益
17時から22時25まで稼働
5627円 11配達 OL4h40 時給1206円 オフライン移動もあるので時給換算はこれよりも下がる
内訳:4985+ブースト95+チップ547
走行157km (稼働56㎞)
夕食時と夜だけ稼働したこの日は、港区はブーストもシミもないため、稼ぎが非常に低い。時給500円のさいたまを思えばまだマシだけど、平日はこんなもんかな
東京でテント泊をした結果・・
そしていよいよお楽しみのキャンプが始まるよ。
麻布十番駅のコインロッカーに預けたテントなどを単車にくくりつけ、野宿地へ出発。
予め目星をつけておいた、とある河川敷に入る。
土手から降りて、テントに適した場所を探して、奥の川岸のほうに行くと、
オラっとかいう声が聞こえた
振り返ると、土手の上から、得体の知れない一人の男が、ずーっと遠くからこちらを監視してるではないか。しかも深夜の0時。
10分ぐらい経ってもずっとその場で仁王立ちで監視してて、もう気味が悪くてしょうがない。
東京のこういうところが嫌いだ。都会はゆとりがないせいか、時々おかしな人間がいる。自分としては、東京は稼ぎに行くところで、ほどよい田舎に住むのがいい
気分もムカムカするので、そこでのキャンプを断念。しれっと立ち去る。不幸中の幸いで追っかけられたりはされなかった。
逃げるように再びバイクを走らせ、野宿に適した場所を探すも、夜中でもだいたい人がいて、いい場所が見つからない。
「やっぱり大都会のキャンプはダメかな」と嘆息しつつ、仕方ないので、とある公園で麻布十番のスーパーで買った半額弁当をひろげる。
食後、さらに別の場所を探すと、さすがに夜中2時とあってか、やっと人もいない、いい感じの場所を発見。橋の下の、土手からは人目につきにくい処にテント張った。
キャンプで怖いのは、オバケでも野獣でもない、人間が一番怖い。
そう思った東京のキャンプだった
36日目 6/17
9時起床。アンダーザブリッジのためライジングサンがテントに直撃しないため、気温が快適。
そして寝たのが夜中の2時半ぐらいなので、思わず寝坊した。9時に起きるなんてキャンパーらしくない。キャンプの朝は早起きという常識を破る男でごわす。
移動式我が家の中 意外にもウバッグがいい壁になって落ち着く。
だけどテントのあたりには誰も近寄らないので、思った以上に静かだ。しかも睡眠不足だと運転途中に眠くなると危険なので、しっかり寝ておきたい。
テントを片付け、朝10時10分すぎ、静岡と同じく快活clubに行き、朝食。モーニングのセットは、静岡の時と一緒だった。ソフトクリームやモーニングだけでなく、昨夜の弁当のゴミも捨てられる。最近は東京ではゴミ箱もぜんぜん見当たらないので、快活はほんとうに救世主だ。
きのうと同じく麻布十番のコインロッカーに荷物を預け、12時仕事開始。
平日なのでブーストも付かず、単価低い。12時と出足がおくれたのでシミも終わった。いまいち件数も少なく、やっぱりテンションも上がらず。
15時ぐらいを過ぎると、だるい。かったるい。麻布十番駅裏にある新広尾公園で昼食&ゴロゴロする。とても仕事に身が入らない。
17時まで、麻布十番商店街を歩く。半ば観光気分で歩くと、新鮮。
跨ぎクエストは25/35配達だったが、この二日で25配達やったのでおしまい。このペースだと35配達は無理。
21時すぎに仕事終えて、コインロッカーから荷物取り出し、23時3分帰宅。
野宿したので帰った時は体がべとべと
野宿と仕事の両立はそれなりにしんどいな
寝足りなくて仕事に身が入りづらかった
収益
12時から21時まで稼働
11269円 14配達 OL6h04 時給1417円(クエ込み時給1858円)オフライン移動もあるので時給換算はこれよりも下がる)
内訳:8386+ブースト65+クエスト2670+チップ148
走行182km (稼働96㎞)
この2日間で、OL10h44 25d クエ込み16896円。
平日は依頼も少ないせいか、世田谷とかでは鳴らなかったし、ロングばかり飛ばされ効率悪かった。
オフライン移動がおそらく1時間以上と長かったため、2日間での実質的な時給は1408円。
前回の週末で35000円近く行ったことを思うと、東京都心勤務でこの収益は低すぎる。
幸い、週末は天気悪くないので、また都心のホテル予約。
野宿や快活clubやドミトリーならもっと安いが、野宿のようなキャンプだと疲れが抜けなかった。
仕事では最大のパホーマンスを出さんといかんから、しっかり寝て休息しエネルギーをみなぎらせないと、翌日の稼ぎが変わる
予約したホテルは港区から離れるものの、コロナキャンペーンが続いているので、都心で1泊3000円はめちゃくちゃ安い(といっても1泊830バーツとか、1泊1900ルピーだと非常に高く感じるが)
旅や遊びだったら野宿でもいいが、ビジネスのために泊まるのだ。
UberEatsは、いかに成果をつかみ取っていくかのゲーム。
プロとして千円でも多く戦略的に稼ぎ、万全の態勢で仕事するためにも、泊る環境はケチらないほうがいい。
だけど都心ホテルも、いつまで底値で安く泊まれるだろうか。
ネットカフェやドミトリーは、他人の物音やいびきとかがとてもうるさいしなあ。
UberEats 37日目 祝!日給24994円 ヒルズに配達
25000円まであと6円!
だけど六本木ヒルズで配達なんて、我ながらすごい仕事してるなと思います
37日目 6/20 土
すっかり定番となった、
超ド級の田舎者配達員による、
週末東京出かせぎシリーズ。
なにせ勤務地の港区まで、片道72㎞ですよ。
そのためホテルに泊まって土日の二日間働くのだが、港区のホテルは高くなったので、今回は台東区のホテルに泊まる。
まだ13時なので、部屋には入れないが、チェックインをして荷物を預けてもらう。
ホテル出てただちにオンライン。第一件目は、秋葉原の外れの中華料理店。届け先は北へと飛ばされる。やけに老人多いなと思ったら、そこは三ノ輪だった。山谷に近いエリア。
三ノ輪の後はすぐさまオフライン移動。いつもの富裕層集まる麻布十番へ。
南麻布や代官山といった洒落たエリアを配達したが、この日は、アプリの地図が不安定だった
地図がバグを起こすと配達先がどこにあるのかもわからず、お手上げ。このスマホひとつが命をにぎるので、焦る。
端末を再起動すると、幸い何とか調子が戻ったものの、何分か待たせてしまうことになった。
16時前、東山一丁目から台東区のホテルに戻り、チェックインならびに部屋で休憩。いい部屋じゃ
休憩後、オン。蔵前タンタンタイガーから文京区。ロングが多い。そのあと港区へオフライン移動。
22時ぐらいには仕事を終えた。前回と同じく18件こなした
麻布十番のスーパーで半額弁当を買おうと思ったが、信濃町から十番に寄るのはめんどくさいので、唯一開いてた肉のハナマサでカップ麺とお菓子を買って帰った。
ホテルの部屋で夕食。うまい。その後大浴場を満喫。2時過ぎに寝る
収益
13時から22時30まで稼働
10550円 18配達 OL6h47 時給1555円 オフライン移動もあるので時給換算はこれよりも下がる)
内訳:10322+ブースト228
走行189km (稼働120㎞)
38日目 6/21 日
8時半起床。先日のテント野宿とちがって、いいホテルなのでちゃんと熟睡できる。朝食。10時チェックアウト。ホテルからオン。
本日一本目、上野駅前のロッテリア。
上野駅前にいると、まるで世界を旅しているような、いい気分になった
それは、今朝ホテルに泊まったため、それだけでも旅気分だが、上野駅では、これから成田空港で海外へ行く、あるいは海外から帰った時のことを、そっくり思い出すのだ
ああまた海外の旅行きたい。今年や2021年はまだ無理っぽいけど、2022年にタイとかに行けたらええなあ
毎年、9か月働いて、2~3か月旅ができるなんて、日本の会社じゃありえない。夏季休暇が1種間しか取れないなんて、日本の社会はどうかしてると思う。
世界中をバイクで旅してることもあって、バイクでの配達はその延長と考えれば、やっぱりUberEatsは天職だと思う
上野駅からの配達先は、4㎞先の尾久まで飛ばされた。といっても高崎線だとたったの一駅だけど。
オフラインにして、R4、昭和通りの地下道経由して、いつもの麻布十番に直行。
六本木ヒルズ、いよいよヒルズ族にお届けだ。
しかしヒルズレジデンスは、メインのヒルズのビルとは、別のタワマン。
これが六本木ヒルズレジデンスの入り口
超高級のタワマンだと、受付で手続きしたり、見栄っ張りなのか業者用のエレベーターだけ使えとかうるさいぐらいに、ここはそんなのなく、居住者用のエレベーターで行けて、拍子抜け。
この日はロングが多くてあまりスムーズにいかず、21~22時ぐらいが辛かった。22時ごろは港区でもさすがに鳴りが少し悪くなる。日またぎクエストは40/45なので、40配達したからノルマ放棄して帰ろうかとも思ったが、あとふたつ。最後の一件が鳴った時は、ダブルなので一気に45配達のノルマクリア。
23時35分、ホテルに戻り荷物を引き取り、23時54分出発。空いてる夜道をかっ飛びし、25時9分帰宅。
収益
10時50から23時20まで稼働
24994円 27配達 OL10h7 時給1780円(クエ込み時給2470円)オフライン移動もあるので時給換算はこれよりも下がる)
内訳:15016+ブースト2328+クエスト6990+チップ660
走行224km (稼働152㎞)
最高記録!24994円!時給2470円!もっともっと記録をぬりかえろ!
この週末の2日間で、OL16h54 45d クエ込み35554円。オフライン移動があったため、2日間での実質的な時給は1871円ぐらい。
前回よりもさらに稼げたものの、前回の週末よりもロングも多く不利だったので非常にきつかった。
だけどクエスト45d達成のため、かなり無理をした。それでも2日間で35000円を突破したことを思うと、我ながらよくがんばった。
分析すると、やっぱり平日よりも週末、特に日曜日は断然稼げることが分かった。日曜はブー、シミたくさんつくし、港区ならいつでも鳴るので。
はちゃめちゃに働いたので、もうクタクタ。
そして翌日月曜は雨。家でゴロゴロ休むにはぴったりや!
土日の配達中は、雨に降られなかった。運がよかった
ううばあいゐつの粒焼き
「日給23000円・軽貨物ドライバー」という広告を見たが、こないだはUberEatsで都心で日給24000円稼ぎました。
かなりの維持費や経費が掛かる軽貨物よりも、自分の125㏄バイクですむウーバーイーツならリスクも低い。よって収益率高い
稼ぎが35000円突破!だけどこれ、小学生のころやったファミコンで
「2面で35000点クリア!ハイスコア突破!」
みたいな感覚と似てる
梅雨待っただなかなのに今週末は天気も悪くなく、
ホテルもまた底値になったので、
土日はまたも港区に出張しやす。
先週同様、ノルマクリアは45配達。35000点いくかにょ。ウーバーイッツはゲームだ!
残念!日曜は雨だった
くそう、日曜は雨に変わった
雨の配達は、体じたいはkappaとか着ればなんとかなる。
しかし問題はスマホ。 雨では走行中の充電もできないし、水ぬれ誤作動や満足な操作もできなくなる
タイトなクエストノルマ。雨上がりを待つと、ノルマクリアが困難になる。
いろいろ天気予報みたが、日曜は降水確率高いので、雨もかなり長引きそう。そうなるとノルマクリアできないどころかコケたりスマホこわれたりの厄介なトラブルおこしかねない。
「楽しく安全に」仕事できる状況じゃないな
きょう一日悩みに悩みに悩んだ結果、くやしいけどホテルキャンキャン
梅雨の真っただ中だからしょうがない。雨の配達なんか大きらいだし。なのでそもそも気分が乗らないし。悩むぐらいだったら、あきらめることも大事。どうせ梅雨明けしたら毎週のようにできるし。
雨に負けた男。
だけどプロ野球だって、
ドームじゃなきゃ雨の日は中止するぢゃないか
てことは、プロ野球選手並みのメンタルちゅうことでいいのかな?
蒸し暑いとおもったいじょうにかったりい。心が怠惰になる。ので今週末の仕事、いかなくてよかったかな。そういうと負けおしみっぽいけど、これだけむしあちいと無理は禁物。
また、いつでも週末はやってくる。あと40年は生きるであろうことを考えれば、人生は長い。
先日日曜日はあれだけハゲしい雨が降ったのに、雨クエが出なかった。
おそらくあまりの豪雨だと危険だし、スマホのトラブルも多発し、料理も濡れたりするので、注文者は注文を自粛せよ、配達者はおとなしく家で寝てろ、って方針なのかな
しかし長野行きは雨でも決行予定。一生に一度しかない機会なので。
港区のようにがむしゃらに働く必要は無く、静岡のようにゆるく働く。雨天でも様子を見ながら配達できる。