UberEats 40日目 新エリア・長野の初日 日本のヨーロッパでまさかの時給

国内ツーリングUberEats業務
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旅と仕事が合体!たびいちウーバーイーツツアーの第3弾は長野市です

そして今回もキャンプをしながら仕事しました

海の静岡に続いて山の長野でも、宿泊はたびいち流・ねるだけキャンプ!

39日目 7/2

まずは、たびいちドットコムは地味にVlogも初めております。

先日の長野までの走行動画(下道での最短距離:高崎>国道18号>軽井沢>浅間サンライン>新地蔵峠>長野)を4分間にまとめましたので、

今回載せる道中の写真はない代わりに、この動画を見ながら、走行中の臨場感と早朝のさわやかなシーンをお楽しみください

まだ暗い3時35分、熊谷を出発。前回の静岡とほぼ同じぐらいの出発時刻だ

17号バイパスをえて群馬県に入るころには夜も明けてきた

高崎からはR18。軽井沢の峠と言えば、バス事故があったのが生々しい

たびいちドットコムのはじめのころは、このバス事件を一つの記事にしたことがある

その現場が、動画の2:48あたり

そこに戻ると、慰霊碑が立ててあった。合掌。

のどかな高原地帯がひろがる浅間サンラインからは、一気に長野へショートカットする峠道・県道35号にいく。千曲経由の国道18号だと山に挟まれた道で狭いうえに、通勤時間で渋滞するのでロクなことがない。

地蔵峠。ウーバー用語で「地蔵」はマクドナルドなどの前で依頼を待つ配達人という意味なので、地蔵と聞くと最近はそっちのほうを思い出してしまう

山を下りると松代、そして長野市内の静かなる通勤通学風景。長野はほかの県よりも真面目な県民性というのがよく伝わる。

長野に到着

8時5分、長野駅に到着 自宅から190㎞・4時間30分

駅では、いつものようにキャンプ道具などの荷物をコインロッカーに預けた

駅のコインロッカーは、静岡でも麻布十番でもこの長野でも400円だった

それぞれに謎のご当地キャラが描かれており、某・ブルースソーに酷似したキャラのロッカーに入れた。その名は阿智村だからアッチー

長野の初配達

長野駅前からオンラインにしたが、思った通りそう簡単には鳴らない

コインロッカーで出会った、新幹線でやってきた折り畳み自転車配達員のB氏と共にくっちゃべりながら待つ

そして、日本一周中という若者に出会い、3人して待つ。この後新潟、そして札幌にむかうという。

「YoutUber」に笑ってしまった

人生初配達の大宮がそば屋、川越がスタバ、宇都宮が餃子。そして静岡ではタピオカの店Tapista。そして長野ではどこの店が初配達になるのだろう?

そう思ってても、まったく鳴る気配が無い

12時過ぎ、ついに初依頼が来た。それはケンタッキーだった

でも自分が一番乗りではないらしかった

 

ダブル配達だったが、2件目のお届け先が面白かった

学生らしき若者3人がいて、彼らもこれからUberEats配達員をはじめるというので、登録のことやシステムなどを矢継ぎ早に聞かれた。かれらは今回は客として頼んで、研究しているらしい。おかげで調子こいて20分ぐらい話してしまった。

 

といいつつ超ド級の田舎者の私は、実はまだUberEatsを注文したことが無い。

それどころか注文者用のアカウントやアプリすら持ってない。

いいかげんはよ作らんとなあ。

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謎の依頼

そして何軒か後の街外れのマクドナルドでは、配達先の住所欄には「外で」としか書いてない

なんじゃこりゃと思ってメッセージを読むと、

「若里マックのとなりのツタヤの駐車場にいますのでそちらにドロップおねがいします」

と書かれてあった。あの時は気づかなかったが、ドロップという業界用語を使うところが同じ配達員っぽい。

そしてどうせ隣だからバイクに乗るまでもなかろうと歩いて届けに行ったら、やっぱり彼も同じ配達員でした。

その彼、Q氏は、自転車配達の遠征組で、そこでまた私は調子こいて10分ぐらい話した。このQ氏とはこの後も明日も何度か会うのだった

 

長野と言えば善光寺

前回の静岡市は、東京を圧縮したような新しさを感じる街だったが、ひさびさに訪れた長野はかつての活気が抜けてる印象がした。

自分の印象としては、長野と言えばオリンピックで新幹線も作られるぐらいのすごい街という印象だった。21世紀以降も、なんとなくクリスタル知事が異様な特色を出してたものの、北陸新幹線が開業して終点ではなく通過駅になってしまう頃には、もう普通の地方都市に戻っていったのだろうか。

静岡と気温は同じぐらいだが、静岡は海に近いのでとにかく蒸し暑かったが、長野では晴れてるのに時おり冷たい風がそっと吹いていて、山と高原の国を体感する。

県庁に行ってみた

なんとなくクリスタルな知事の県庁。

国内ツーリング・アーカイブ 1995~2011 長野・静岡
本日は819の日!そこで、若き日のたびいちがしてきた(悪く言えばPVの低い)ツーリング記事は、この1か所にリストラ、ならぬ詰め合わせしました。だけどきょうにぴったりの内容なので、温故知新。とにかく長いけど読むうちにあなたもツーリングしたくな...

あの後どうなったのか

これが2006年

これが2020年。カーテンが閉められてそっけない。カーテンの向こうは知事室ではなく、観光課かなにかのの事務室になっており、もちろん元知事のコスプレもとっくに撤去されていた

 

長野では知名度が低い

静岡では新しもの好きが多いのか、市民の間では、UberEatsがはじまったことを多くの人が知っていた

しかし地域柄なのか長野では知らない人もいて、知名度が低いと思った。

タワマンに住んでいちいち外に出たがらないブルジョワ港区民と、日ごろから健康的な食生活を心掛ける長野市民とでは、UberEatsに対する存在意義も違う。

それでも若い子からはほかの街同様ウーバーイーツだとよく呼ばれる。やっぱり芸能人気分。

UberEatsを初めて見たという人は興味津々で、思わず私も得意げに饒舌になってしまう。

おかげでこの日は本当によくしゃべった。本当に面白かった。

 

仕事を終えて、すき屋で牛丼大森480円。近くにいたカップル女子が、牛丼大森に紅ショウガてんこ盛りだった。

こうして一日を終えて、キャンプ地である犀川の河川敷にむかったのだった

キャンプの様子と2日目は、次回のお楽しみに。

収益

8時50から20時まで稼働

2111円 6配達 OL9h37 時給219円

走行250km (稼働50㎞)

記念すべき長野の初日で、さらにさらにさらに最低時給記録を達成!

ついに時給219円\(^o^)/

静岡でもそうだったが、長野はもっと最低時給だった。サービス開始初日で飲食店側もまだ準備ができてないような状態なため、対応できる店がとても少なかったと思う。6回の配達のうち、健太と外れのMac1件だけだった。

ほかに対応してる店は「焼肉Monster」と「九州男児」という店があるぐらい

静岡ではTapistaという店を何度も配達したが、初日の段階で対応している店は静岡よりも少ない。

しかもビックリしたのが、単価の低さ

いくらショートとはいえ、この200円台という見たことのない単価の低さに、真っ青になりましたよ。下の611円はダブル。200円台と300円台で611円。さいたまなら歩いていけるほどのショートでも300円台だし、宇都宮でさえダブルしたら720円なのに・・

ほかの配達員にも聞くと、B氏は3000円越えで、まじめにやってた自転車日本一周君は4000円越え。それでもちゃんとやって時給600円いかないと思う。まさに少ない案件のウーバーいあいだ。

のんびり旅気分でやったため、遊び半分で仕事を楽しんだからいいけどね。

働く意義というのは、お金だけではない!

トーキョーでオニのように稼げばええわい。

だけど長野は単価そのものが異常に低いし、長野市民の食文化や県民性、車社会ということを考えると、利用者爆増の大化けになるとは思えないから、地元の配達員はかわいそうだな。2020/7/7

長野2日目(後編)長野県は日本のヨーロッパ?

 

UberEatsでキャンプする場合、キャンプ用品はとてもシンプルです。

昼間キャンプ道具をコインロッカーに預けて、夜ゲリラ野宿をする都合、キャンプ用品はテントとマットのみ。夏なので寝袋不要。

テント立ててマット敷いたら、すぐ寝るだけ。

残業を終えた独身寮のように素っ気ないキャンプ・これがたびいち流「素泊まり」ならぬ素野宿・素キャンプ!

長野の寝床は、市街地から南に下ったところにある犀川の河川敷の公園。長野市街に近いながらも、広大にひろがるのでキャンプするにはうってつけ。

橋の下で寝ようと思ったが、今夜は雨も降りそうもないので、もっと静かそうで広々としたところを探す

静かそうな場所を発見。手を洗ったりするので水の入れたペットボトルを持ってきたし、近くにはトイレと水道もあるので、キャンプにはもってこい。

昨夜はロクに寝てないので、21時半にはさっさとテントを張って、しばらくすると眠りについた

40日目 7/3 年寄りも元気な長野の朝

朝8時ごろ起床。曇ってるので冷え込むことなくテント内気温も22度と寝やすかった。きのうはロクに寝てなかったので、テントの中でも良く眠れた。 しかし8時過ぎには31度ぐらいに上がって暑い。

キャンプ場のようにおあつらえ向きの環境だった

しかし夜明けの4時台から「カン!カン!」と乾いた音が響くので、何の音だと思ったら老人たちがゲートボールをやっていた。でもそれはゲートボールではなく、マレットゴルフという。後で調べてみたら長野が発祥らしい。

いずれにせよ長野は老人たちが朝からとても元気であることを実感。長寿県らしい

のんびりテントを畳み、9時半出発。市内へ。片側1車線の国道19号は渋滞にはまる。

快活clubで朝食を

キャンプの後は、長野でも快活clubでモーニング。

前回はコロナのせいでセット(トースト2枚・ポテト)だったが、国道19号沿いの長野高田店では、モーニングは従来通りのビュッフェ形式になっていた。

しかしビュッフェ方式だと、ポテト取りに行き来したりトースト焼いたりで、結構時間がかかってしまう。

セットの時は効率が良かったので30分以内で腹八分にしてたが、これで30分以内だと時間的にきついので40分。お代は30分210円+10分延長の60円で270円。だけどしっかり食べることができた。

なお、椅子は直角になってるため、ナイトパックだと寝づらい気がした。

 

後ろにつんだキャンプ用品は、配達してるときはすごいじゃまになるが、きょうもおそらく全然件数が来ないと思うので、コインロッカーに預けるのはやめにした。

1000円かそこらぐらいの収益のために、ロッカー代に400円はもったいない。

なお、念のためコインロッカーに行くと、きのう入れておいたアッチーがもうふさがっていた。アッチー人気なんだな

 

配達開始

曇り空だが、雨が降ったりはしない。なんとも長野市は年間降水量が日本でも最小部類らしい

それでもどんよりとした曇り空といい、地方の住宅街といい、坂と背後の山といい、環境が静岡で配達した時とそっくりだった。

配達帰りに、善光寺下駅に入ってみる

途中までは地下鉄のようになってるのだが、IC非対応の改札が、じつにローカル線。

東京の地下鉄になれてる人は、この駅で昭和にタイムスリップすることうけあい。都会と昭和が混ざる不思議な空間。

2006年に寄った市役所前駅の写真

そして2020年の善光寺下駅も、まったく相変わらず昭和の地下鉄構内で、本当に味がある

長野駅前に戻っても鳴らないので、きのうのB氏と自転車日本一周の「先生」氏とくっちゃべる。

 

実は日本一周前は教員をしていて、チャンネル登録者数も元の教え子を中心に1000人を超えているのでユーチューバーと言っても過言ではない

先生氏は2800円のドミトリーに泊まりながら長野で4日間ぐらい働いて、新潟に向かうという。

昼過ぎになると、駅近くでは横浜や名古屋や関西からの遠征組が集まるようになる

初めての経験だが、ようするに案件が少ないためで、鳴りが良ければ、各々がとぐろを巻いているヒマはないのだろう

横浜から来た配達員が、地元長野の新入り配達員に対し「海に近いけどタワマンに運ぶのが大変」などと、まるで舶来の港町から山の町にUberEats文化を運ぶ遣唐使に見えた。

 

帰りはずぶ濡れの中、4時間以上走る

こうして仲間とぐだぐだしているうちに夕方になり、いよいよ本降りになってきた。18時半、長野を後にする

前回の失敗に学び、ワークマンで5800円で買った合羽を持ってきた。

合羽が無いとびしょぬれでこのうえない苦行だったが、しっかり合羽を着れば冷えることもないし、雨を防いでくれる。そう思うと少しは楽しい。

しかし何時間もずっと乗っていると首のあたりや腹部から雨が沁みてきて、濡れてくる。

長野はガソリンが高いし不便だった、埼玉で入れる

レギュラーガソリンは、埼玉県は120円なのに、群馬県は132円、軽井沢は138円、長野市内は140円以上と、どんどん高くなっていくこと。

長野はガソリン代がなんて高いんだということで、ガソリンは長野で入れず、埼玉までもたせることにした

Vストローム250同様、YB125Zもマンタンで500㎞走るので、自動車並みのすばらしい航続距離なのだが、それでも途中で何リットルか入れる必要がある。

大誤算だったのは、軽井沢では夜になると一挙にほとんどのガソリンスタンドが閉店になることだった

最初の店はフルサービスの店で入りずらかったので、もう一件ぐらいあるだろうと次へ向かった

しかし営業しているGSが軒並みないのだ。コンビニは随所あるというのに・・

軽井沢駅あたりまで来てもなく、結局、その追分のGSに戻り、1リットル138円のレギュラーを2リットルだけ給油。おかげで12キロぐらいロスしてしまった。

まだ8時なのに、軽井沢のほとんどのガソリンスタンドが閉まる。首都圏からくるととても不便だが、それだけヨーロッパ人のように自然な生き方をする県民性なのだろう

標高の高い群馬側の峠ではまた大雨になり、霧が出てきた。

中部と関東では天気までも変わる。信濃と上州と国分けされていたが、「気候の違い」で先人は国を分けていたのだろう

群馬を抜けて、埼玉に戻り思わずガッツポーズ。上里のGSは120円。

23時3分帰宅 全身雨で濡れてしまってるため、もう早く帰りたくて休憩なしで長野駅から202㎞、4時間37分ずっと走りづめだった

収益

11時から14時まで稼働

999円 3配達 OL2h30 時給399円

走行233km (稼働24㎞)

 

鳴らないし単価も低い。なので半分遊びに来たようなものなので、私は早々とオフラインにして、ほかのひとにチャンスを与えることにした。ようはくっちゃべってばかりいた。

これだけ低いと、遠征組はみんな不満に思ってるんじゃないかと思ってたが、それはとんだ大まちがい。

長野のUberEatsの幕開けを祝っているかのようで、みんな底抜けに能天気に楽しんでおらっしゃる。まるでラテン民族のようだ。

こんな遠征するようなモノ好きはてっきり自分ぐらいかと思っていたが、そんなもの好きたちがかなりいた。意外と日本の未来は明るいかもね。

UberEatsの背中に一生ついていきます

つぶやき

長野編、やっと終わった!長野の記事作成、いまいち進まなかった!

というのも、いろんな出会った人が出てくる都合、これが意外と書きにくいんだな。

面白い話もある分、人のプライバシーに直結するものなので、どこまで書き進めていいものなのか、地味に悩む。次の新潟の準備をしないとだし。

なのでそれらのエピソードや写真は、可能であれば後で出して行こうかなと思います

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