魚君もギョギョッと戦慄!?人面魚があらわれた!三途の川までナビゲーション!
6/13 Day107 39/02
天気:はれ
6:40起床。白河の震災祈念公園は朝になると車が来るが、割合静かだ
朝食はたびいち名物・よもぎスパゲティ。そこらへんの草(よもぎ)とPastaをゆでてミートソースをかけたもの。よもぎをゆでれば歯ごたえも良く、栄養もある。
この公園は重みがある。東日本大震災という十字架を何十年、何百年もずっと背負い続けるのだろうか。それとも今後100年、300年も経つと、風化していくのだろうか。
という感傷に浸りながら公園でメールを開くと、
うお!
今月の楽天カードの請求は11万円だと!
人生でいっちゃん高いやんけ!
今回の旅では、ほとんどカード払いしとるが、ムダ使いせず、野宿と自炊の旅でどんなに切り詰めても、物価高だし、業務用二輪保険やつみたてNISAとかあるからなあ。
福島からは自動車専用道路で太平洋側に行き、そこから仙台方面に北上。震災遺構の中浜中学校に来た。外側はコンクリートで整備されている
静かで穏やかなのでひるねする しかもアベノマスクだし。
被災地をしのびつつ、北海道編でも業務スーパーのインドチャイ。これがあれば、ささやかながらインドのバイク旅気分になれる。
今回は仙台には寄らず、そのまま海沿いから松島を経由して三陸自動車道へ。鳴瀬奥松島ICからは無料高速が八戸までつづく。
驚いたのが、仙台港ちかくのGSでは、シェルが167円だったのが、その近くの三菱で入れたら152円。15円も違ってレギュラーとハイオクの何かの間違いだと思った。16リッター入れたので250円違いますからね
あまりに安いので場所を教えておきます
16:41。きょうの松島は、ああ松島やとほざけるぐらいにとてもナイスな景色
それにしても三陸は寒い。13度ぐらいしかない。でも北海道もそのくらいなら何とか懸念していた寒さも持ちこたえるだろう。
震災時のボランティア時と、そして半年前に立ち寄ったウジエスーパー南三陸店に寄る。
20時、釜石のイオンに着いたが、前回あれだけ見かけた半額総菜などは全然なく、運よく寿司うどんセットが一つだけ残っていた。閉店近いので慌ただしく食べた。せっかく充電できるのに時間的にままならず、もうちょっと早く来ればよかった。
さあ、今夜の釜石の寝床はどこじゃいな?ということで、さっそく最新ハイテクのGooglemap様の出番。
「公園」で探すと、近くに松原公園があったが、そこは住宅街の中の狭い公園なのでパス。だけど水は汲める。
国道45号を進むと、標識には太平公園とあるので、そこなら大きい公園だろうと行くと、水もトイレもない昭和のままのような公園。松原公園に戻って水を汲んでからそこで入口の石碑の裏にテントを張った
23時前ぐらいに寝る まだサラッとしていて快適
朝 よもぎスパゲティ
昼 ロールケーキ100 チャイ
夜 さぬきうどん・寿司セット半額199かぼちゃ天半額44 焼肉さん太郎13×5
宿 釜石 大平公園
走行 418km
6/14 Day108 40/03
天気:くもりのち晴れ
8時起床 草刈りの音がするが、ほとんど車もこない。この野宿場所はあたりだった。朝食のおにぎりの名まえが「みそっこ」てのが、みちのくらしくていい。
10:36、釜石駅前の市場・サンフィッシュにて、
ミクシなどのネットニュースで話題になった「さむらいヒラメ」を見た。
さかなクンもギョッとするぐらいに古来のサムライにぐらい似ている。
最初、人面魚みたいで不気味で気持ち悪いかなと思ってたが、たまに動くのを見ると面白い。
このヒラメは1週間ぐらい前にニュースで知ったばかりなので、釜石に来たらぜひ見るぞと思ってた。
いつまで生きれるかはわからないので、タイミングよくいいものを見させてもらった。
11:15頃、釜石中央ICを出発。釜石からの三陸道はトンネルが続き、追い越し不可区間が20キロ以上続いたので、本当につらかった
交通量も無くなったところで余裕でかっ飛びしていると、神戸ナンバーのさらに速いBMWバイクが追い抜いていった。BMWも八戸から北海道へ行くんだろうか。
三陸道はアウトバーンのように走れるわけじゃないので、デカバイクよりも250㏄バイクがパワー的に一番ムダが無い。日本の道路には250㏄は最高!
13:15頃、八戸郊外のICに到着。むつへ向かう途中の道で、たまたまソフトクリーム100円という店があったので食す。
九州と違うのは、九州モードのまま現地のおばさんと話しても、まったく話が盛り上がらない。ときにはつまらなそうに話していた。もちろん東北でも九州でも人にも寄るだろうけど、九州から戻ると、同じ日本のおばさんでもここまで違うのかと驚いた。
奥ゆかしさが美徳とされる東北のおばちゃんよりも、積極的な南国気質の九州のおばちゃんのほうが幸福度が高い気がする。
これもたまたま見つけた、ある意味有名な自作ガンダムが置いてある理髪店。
この時はウクライナ問題一色の時代だった あまりの手作りガンダムコレクションなので下校途中の小学生男子もいじってるし。自分が子供の頃はガンダム世代ではなかったので、ガンダムよりもマンダムのCMのほうが印象あった
17時、下北半島に入ると、早くも北海道のような雄大な道が現れる
17:47 昭和レトロな居酒屋にありそうな看板が残る
むつは下北半島中心の町とあって、ロードサイド店がたくさんあり、はなまるうどんまであった。淡路島の中心・洲本のような街並みだった
18:55、24年ぶりにむつ中心部のデパートに寄る。三陸は震災をえてだいぶ激変したものの、ここの店内は24年前とぜんぜん変わってなくて、タイムスリップした感じでなつかしい。バンコク・カオサン通りに近いデパート・タンフアセンのような面影。
昔はデパート内にあったモスバーガーで試食ができたと日記に書いてあるが、そのモスバーガーは道を挟んだとなりに新築されていた。
三途の川までも、メリケン企業のGooglemapはエンマ大王に忖度することなくナビゲートしてくれる。
むつ市内から三途の川まで四輪車だと20分、13㎞!地獄の沙汰もハイテク次第!
20時、三途の川についた。とは言え私はまだ生きてますけんども。
三途の川は、その名にふさわしいほどあたりは仄暗く、全く車も人の気配もない。生死をさまよってるような不気味さがいい。県道の番号も「4号」と言うのも、「死」を感じさせていいではないか。夜なので恐さ4割増し。
そんな死後の異世界のような暗黒の山道をひたすら走り、奥薬研温泉到着。つい先日ネットで見つけた「隠れかっぱの湯」は、看板も目印も何もない隠れ湯で、秘湯の中の秘湯だ。
全裸でヘッドライトをつけて入浴。最初熱くて入れないと思ってたが、ちょっとずつ浴びてくうちに気持ちよくなってきた。湯船の部分がとても浅いので、あおむけに寝そべるように時間をかけて身体をあっためた。
この時間になると、全く人も車も来ないので、歩道の階段の下にテントを張って、隠れ温泉をのんびり独り占めで堪能したのだった
朝 メンチカツあげぱん半額50 メロンブレッド半額50 チーズブッセ半額35おにぎり青南蛮みそっこ半額49
昼 ソフトクリーム100
夜 たんぽぽの葉スパゲティ
宿 奥薬研 隠れかっぱの湯近く キャンプ
走行 359km
日本一周電子書籍・第2弾を来年2024年に出版予定
2021年の日本一周・第1巻につづいて
第2巻は(2022年編・四国、九州、北海道編)です。
ブログでは載せない話や、温泉のマル秘話や、写真も多く載せたパーフェクト版です
今回の北海道編も、
1998年の若き日の日本一周編と併せてお楽しみください。kindleUnlimitedなら全部タダ!