6/15 Day109 41/04
天気:曇り時々晴れ
8時40分起床 疲れが溜まっている。テントの中は快適だが外に出ると少し寒い
24年前に利用した元祖かっぱの湯はさらに行ったところにあり、建物も新しく建て替えられていた。昔のような混浴ではなくなり、男女別時間分けされ、シャンプー・石けん使用不可。しかしこの時はなぜか閉鎖されて入れなかった。後で気づいたが、その日の水曜日は定休日だったのだ。昨夜隠れキャラの方に入れたのでいいのだけど。
これから本州最北端の街・大間に向かい、いよいよ北海道へ行く。
大間からのフェリーは、14時10分発の便なので、大間には13時半ぐらいに付かないといけないので、そのまま大間に向かう。大間までは工事の片側通行で待たされたりして、ちょっと焦る。
風間浦から海に出る。集落に入るたびに、工事用車両のマナー監視所というのがある。そんなのはじめて見たが、電話ボックスを大きくしたような広さの建物にひとりのおばさんが監視してる。
監視しないと気が済まない地域性なのか、かといってここのトラックのモラルがそんなに低いのかは、よくわからない。
だが、「監視」はまさに某近隣諸国のようにとにかくでダウナーで辛気臭く厭な気分だ。こういう重箱の隅をつつきあって、いったいだれが幸せになれるのだろう?
なぜ、おたがいをつつきあうよりも、おたがいを信じあう世界にしないのか?そのほうがいいはずなのだが。
首都圏などでは気づかないことだが、大きな産業のない僻地の果ての地域がコロナで打撃を受け、日本の過疎地がさらに過疎になって急激に衰退して、住民がどんどん去っていくと、なんだかぶきみなディストピアがいろいろ起きている気がしたのだ。
13:15に本州最北端・大間岬に到着。
これが24年前!
大間岬は24年ぶりだが、佐多岬から宗谷岬への旅はまだまだ続く。岬では近くのみやげ店から演歌が大音量で流れていて、hiphopが流れていた宮崎県の道の駅つのとは、同じ日本でもえらい違いだ。
しかし、その時代遅れのダサいド演歌の旋律が、目の前の曇った寂しい荒海に見事に絶妙にマッチしてるから、見事な哀愁とサウダージの境地だ。曇った荒海にBossa Novaは似合わないだろうし。
このあたりでは屋外なのに、みなマスクをしている重苦しい。
北海道のフェリー
大間岬の後は、急いでターミナルへ。14時10分の出航30分前にターミナル到着。
大間函館のフェリーは、規模や航行時間的に四国から九州のフェリーに似ているが、ここでは住所やらなにやら書かされる。そして運賃が2460+二輪2090=4550円とめっぽう高い。(津軽海峡フェリー・B期間)
24年前乗った時は、大間→函館は1日3便あり(現在2便)、運賃も2等1100円 原付800円(750㏄以下1100円)合計1900円と安かった
24年前は自動二輪込みで2200円だから、2倍以上する。その後一時は大間航路は存続の危機もあったからしょうがないのだろうけど。
なお、青森>函館だと2200二輪3060=5260円(青函)と値段的にあまり変わりないが、24年前と同じく、陸路で佐多岬から本州最北端を大間岬を目ざしてから北海道に最短距離で上陸というこだわりがあるので大間から行くが、そうでない場合は青森港から青函フェリーを使ったほうが便数も多いので得策。
さらばじゃ pic.twitter.com/k1NIwRIRFY
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18分前に乗船。船内は大部屋タイプ 全員マスクしてたが、私は一人で黙ってるのでノーマスクを貫いた。政府も屋内でも会話しなければマスク不要と言ってたので。
PCを大部屋隅にあるコンセントに充電。24年前もコンセントにニッカド単三電池を充電したっけな。少しヒルネしてたらもう函館に着いた
ハーるばるきたぜ pic.twitter.com/4bESk2JLuS
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函館に来るのは6年ぶりだが、そのときは18きっぷの旅だった。
そして24年ぶりにバイクで上陸。Vストローム250ともども北海道に上陸できたことに、武者震いして興奮してしまう
函館に来ると洗練された歴史と観光の街とあって、途端に陰気で辛気臭い雰囲気が皆無なのもいい。
ついに北海道に来た うおおお pic.twitter.com/sgQtJaO6Uy
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24年前は
「本州最北端の大間から函館に最短フェリーで来ると「♪ハ~るばるきたぜハーコダットエェーッ」という気がする
上陸した時の感想は、さすがは北海道、いきなり道が広い!!何もかもが広く感じる。さすがはでっかいどー」
と書いてあったが、今回も東北・本州から来ると、やはり北海道は日本語と日本円の通じる別の国みたいに思えた。沖縄もかつては独立国だったが、北海道も幕末の頃に函館を首都として独立するような動きもあった。
北海道は道が広いがね pic.twitter.com/u4KA7T36RD
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函館には6年前の18きっぷ旅でもお世話になった、ねぶた祭つながりの旅仲間Kさんの家に行く。
突然の訪問なのであいさつだけでもと思ったが、特別に2泊させてもらうことができた。函館で仕事するとなるとホテルに泊まろうと思ってただけに、助かった。
朝 たんぽぽの葉スパゲティ サラミ Coffee
昼 オリオンミニコーラ30
夜 レトルト金のどんぶり中華丼100 ライス半額143 ほろ酔いサワー100
宿 函館 旅仲間の家
UberEats271日目
初の北海道・函館。鳴らないと思ってたが、そこそこ鳴った。しかし19時半にはならなくなり、天気も悪くなってきたので終える
配達途中、ある家の前では、ふくよかな母さんと3人の小さい子供とふれあう、軍服を着た自衛隊員の父の姿が見えた
そのカモフラージュ柄の軍服姿と、北国の函館なので、ロシアやウクライナ兵と重なって見える。
大分や熊本でも軍服着たまま帰宅してるのを見かけたし。
昔は軍服着て歩くのはタブーだったらしく、当時ギニア出身のタレントが疑問を投げかけていて、24年前旅した時もプライベートの場での軍服姿はまず見かけなかったが、最近は米軍の縮小やウクライナ戦争もあって、運用も変わって隊員は頼もしい存在として見られるようになってきたのだろう。
収益
17時半から19時半まで稼働
¥2,745() オンライン2 時間 7 分乗車5 時給1297円
内訳:+チップ333
走行 82km (稼働24km)
6/16 Day110 42/05
天気:雨のち曇り
9時50分起床。きのうは北海道上陸早々仕事してきた。しかしきょうは疲れが溜まっていたのか二度寝。
函館は見所も多いので何日かかけたいが、そうなると日程的にほかのところに行けなくなるので、キリがなくなるね
昼仕事の時間がやってきたが、だるい。11時半からONにして40分ぐらい経っても鳴らないので、オフにしてそのまままた14時半まで寝てしまう
せっかく屋根のある家に泊めさせてもらってるので、この日はのんびりさせてもらう。パソコンやポータブル電源なども充電して、自分自身も充電する。
函館の北国らしい複雑な空。南九州のトロピカル的な湿った空も、地元関東の乾いた空も、それぞれ違いがある。そこが面白い
夕方、Kさんに連れられて近くのスーパー・ラルズに行くと、お目当ての半額セールがはじまった
私も明後日の朝の分まで買ったった。ざんぎやかにちらしなど、北海道らしい弁当も買えて満足
テレビの天気予報では、まず札幌市内の各区10か所ぐらい出してから、函館だの旭川だのと出すので、函館っ子のKさんは、札幌ばかり優遇してと不満を漏らしていた
函館人は函館愛が強い。札幌と魅力度ランキングの首位を競り合ってるので、札幌がよけいににくらしいのかもしれない(?)
朝 中華丼残り チョコホイップパン64 石狩平野大地の夢牛乳169
昼
夜 かにちらし半額199 ざんぎ弁当半額199 豆大福半額57 ポテチコンソメ味178 プリン98ほか
宿 函館 旅仲間の家
走行 0km
日本一周電子書籍・第2弾を来年2024年に出版予定
2021年の日本一周・第1巻につづいて
第2巻は(2022年編・四国、九州、北海道編)です。
ブログでは載せない話や、温泉のマル秘話や、写真も多く載せたパーフェクト版です
今回の北海道編も、
1998年の若き日の日本一周編と併せてお楽しみください。kindleUnlimitedなら全部タダ!