いよいよ配達員から旅人に戻る!北海道旅の後半戦に出発!
7/05 Day129 61/24
天気:くもり時々雨
7時50起床
1998年の日本一周の時、旭川の祖母の家でテレビを見ると、SPEEDが流行ってた。
そして今回二回目の日本一周の北海道の親族の家でテレビを見ると、そのSPEEDのメンバーの一人が選挙活動していた。結婚出産して当時のSPEEDの年齢と同じぐらいの息子までいる。
あの時みんな若くても、24年も経てばおばさん、おじさんになるもんだ・・・
そんな24年前の若かったころに訪れた山奥のキャンプ場に再訪する。あの後どう変わったのだろう。同窓会気分である
11時旭川出発。広大な北海道は安く給油できるところが限られるし、ガス欠もありうるので、出発早々給油。大手のGSではなく、安いモダで給油。モダってる!354km、12.12L、レギュラー161円で1949円。実燃費29.2と割と良い。メーターの燃費計は29.1だった。
ひさびさに大量に荷物があるのでバランスが悪いのか、繊細な操縦がより必要になり、いつもより疲れる
配達員から旅人に戻る pic.twitter.com/exhrobztiN
— たびいちドットコム (@tabi1com) July 5, 2022
昔来た覚えのある博物館?24年前と変わってないが、24年も経つと絵もだいぶハゲかかって寂れ始めていた
昔来た覚えある pic.twitter.com/MXk2iGhb2X
— たびいちドットコム (@tabi1com) July 5, 2022
旭川の外れや美瑛のあたりに来ると、のびやかな快適な道が現れる。まるでトルコの田舎のような、チリのアンデスのふもと的な道。80~90キロで走ると気持ちいい。
Googlemapの通りに、国道を外れた田舎の抜け道を快適に進む。
— たびいちドットコム (@tabi1com) July 5, 2022
ところがこの日はひどい天気だった
雨が降ったり晴れたりで、いちいち合羽を脱着せんとならんので、こういうめんどくさい天気は嫌いだ。そして狩勝峠に入る前にどしゃ降りにあう
ずぶ濡れ。コメリで買った合羽ズボンも、丈が短いので、すねの下半分がずぶ濡れだし、防水シールもだめなのか、結局おすぃっこをおもらししたような状態になった。
ぐったり pic.twitter.com/mL3uODhOTE
— たびいちドットコム (@tabi1com) July 5, 2022
目的地に近づくと、見覚えのある風景になってきた。
昔来た覚えある pic.twitter.com/uvtAJk8nGh
— たびいちドットコム (@tabi1com) July 5, 2022
こうして雨の中、24年ぶりの然別野営場到着。個人的にここは日本一のキャンプ場だ。
それは24年前は無料だったが、現在は1泊250円。そして入り放題の温泉があるのが決め手。おかげで私も来るたびに何泊か連泊していた。
無料だった頃は、ドカシーをタープ代わりにしてるような世捨て人のようなキャンパーが何人かずっと住み着いてたと思うが、今回はそんな気配は感じられず、代わりにリタイヤ老人の滞在者が多い。
24年前も、山の側ではなく川の側にテント張ったのだった。そこそこ離れているため、勘的に昔泊まった場所とほぼ同じだと思う。川のせせらぎがいい。
旅の全荷物 リヤカーで運ぶ
キャンプ場奥の川沿いの露店温泉は湯船が3つあり、中央のは適温 手前のは熱めで奥の湯船は熱くて入りにくい
CGCのミートソースは、6月以来ずっと冷蔵庫に入れてたのだが、まだ十分食えた。
本当に静かだ。キャンプ場は真っ暗。
北海道の深部にあるキャンプ場なので、スマホも圏外なので通話もネットもできず、トイレも和式汲み取りで昔のままだし、変な虫もめちゃくちゃ大量に発生という、日本の文明から隔絶されたような原始的なキャンプ地なのだが、それゆえにそれまでのようなうっとうしいミーハーグループキャンパーなんて来ないので、ワイルドな大自然を味わいたびいち的に日本一の秘境のキャンプ場だ。ネットデトックスだ。
そんな隔絶されたエリアのため、有料になった以外は設備にしても何にしても24年前とほとんど変わっていないのがうれしい。昔に戻った気分になれた。
朝
昼 おにぎり 韓国ポテトチップ ドーナツ
夜 スパゲティ
宿 然別野営場 250
走行 189km
7/06 Day130 62/25
天気:霧雨
8時40起床 5時20分ごろ目がさめた。
湿ってたので冷え込まず寝袋は汗ばむほどだったが、テントを開けると冷たい空気が入ってくる。川のせせらぎの音がいい
9時過ぎから草刈り。近くでやられるとリラックスできず、しょうがないのでPC仕事をする。だいぶ年月立ってるのでPCのバッテリーの減りも速い
テント内23℃ 湿度80%
オーストラリアにいたときは、Your Own Riskという言葉をよく目にした。それは「自由にやっていいかわりにリスクは自分で負え」という意味。
かたや日本はくだらない過保護な理由で規制したり禁止したりで不快に思うのだった
犬のような吼え声がしてうるさくがっくりな気分。でもこれは犬ではなくキツネではないか。思えばこのキャンプ場でフライパンを盗まれたことがある。そのため匂いのあるもの、食器はもちろん靴やサンダルもテントの中に入れないといけない。
長万部のはっぴーディアーズで安売りしていた韓国食品やラーメンなどしこたま買ったとはいえ、食料が微妙だ。かといって近くのスーパーまで20キロはありそう。なんだかんだとうろうろしてたら時間がかかるし、しかも霧雨が降りそぼっているので、やめにする。ダイエットしよう。24年前の自分にとってはこのワイルドな野営場で韓国食品を食べるなんて想像もつかなかったけど。
昼食後はポータブル電源もあるのでPC仕事。24年前の時はテントの中でどうして時間をもてあましてたかというと、ゲームボーイを持ってきたのだ。1990年、中学一年の秋ぐらいにこずかいはたいて買ったゲームボーイだ。然別キャンプのテントの中にこもって夢中になっていたのだ。
そしてなんと今回も全く同じゲームボーイを、この日のために持ってきたのだ
しかし24年も経つと、いや買ってから30年以上経つと、液晶が霞んでるし、なにより老眼で見えにくい!もう若くはないのだ。
その反面、このゲームボーイが、買った当時の中学時代、24年前。そして現在につながってると思うと、感動した
夕方、用便後温泉はいると元気が戻ってきた
温泉には初老の二人。モンベルのシューズなど。リテラシーがあるのがいい
うすぐらくゲームボーイできないので、PCならちょうどいい。
18時前、はっぴーディアーズで買っておいた辛ラーメンで夕食
昼に食べた宮崎から麺は、キムチ味と醤油味の合わさった味だった。
辛ラーメンは久々だが、韓国インスタントめん特有の懐かしい味。宮崎辛麺よりも、イヤになるほど辛い。タイだと並みの辛さだろうが、日本で言う激辛レベルで、辛さに慣れてない日本人にとっては、カクゴが無いと食えない。なのであまり売れないと思う
ネットもできない、電源もない北海道の原始的キャンプなので、食べ終えたらさっさと寝る準備しよう 21時半寝る
火曜と木曜以外は電灯がつくらしい。
背もたれもないのでPC仕事もつらい。腰痛がまた悪化しそう
朝 コーヒー 韓国ポテトチップ ドーナツ残り
昼 宮崎辛面
夜 辛ラーメン
宿 然別野営場 250
走行 0km