5/10 Day174(09)
天気:はれ
7時前起床
興奮とあまりの寒さでよく眠れず
9時50分ごろ出発、またイオンでPC仕事とケーブルを買う。
なぎさハイウェイにも行きたいし、兼六園とか忍者寺とかにも観光したいところだが、今回の旅の目的は働きながらツーリングすることなので、あちこち観光すると全然進めずキリがない。忍者寺は老人になってからでも行ける。
もう出発して9日目なのにまだ石川県なので、早く進みたくなった。今日は一気に西へ進むことにする
いおんでPC仕事。忙しい
1時のおやつに「Vストドーナツ」はいかが
やっと石川県を脱出。田んぼで休憩。ここなら道の駅とちがってマナーの悪い不快な人間やナンシーおじさんもいない。
敦賀は、北陸新幹線が開通したばかりなので、行ってみたかった場所の一つ
新幹線の終点とあってか、田舎の街に似合わず駅周辺にはビジネスマンがとても多かった。
銀河鉄道999的な世界観の彫刻が随所にあり、ボタンがあるので押してみると999のテーマソングが流れるではないか。旅人はみんな大好きなのだそうだ
自分もタイで夜行列車に乗ってた時は999に思いをはせながら聞いてたので、このとき4回ぐらいボタン押してリピートした。
商店街には旅人をテーマにした松本零士的な彫刻もあり、実際私は松本零士を生で見たことがあるので、旅人として感慨深い。
フードコートで食す。道草寄り道であっという間に20時。
この日は舞鶴あたりまでいけばいいかと思ってたが、途中のおおい町で寝ることに
おおい町の道の駅は海に面して広大だ。しかしここでキャンプとなると、うるさいのが来たら落ち着かないし、最近はテント禁止な道の駅も多い。
そこで、WCで水だけ汲んで、山のほうをめざすと、川沿いにまずまずの空き地を発見。近くの建物の旗のポールのカンカン音がきになるが、いい野宿地だ。
朝 よもぎスパゲティ いちごラテ
昼 ついすとドーナツ割引72 ハイローラー半額165
夜 チーズチキン半額189 麻婆豆腐半額99 キャベツ焼き半額60 サラダ割引78
宿 おおい町 川沿い空き地
走行 231km
5/11 Day175(10)
天気:はれ
7時半起床。テント内の暑さで目がさめる。なので寝不足を防ぐためにも23時半ぐらいには寝ないといけない。ときおり変な鳥が突然ギャーッとうるさいのがマイナス。
おおい町は一時期騒がれた大飯原発の町なので、ハコモノのオンパレード。ほかの田舎の町に比べると、道の駅や公共施設の建物がやたら立派なのですぐわかる
道の駅に戻ると、エルガイアという建物がある
松本零士が手掛けているので気になった。
昨夜の敦賀の銀河鉄道999もそうだがこのあたりは零士にゆかりがあるのだろうか
な宇宙をテーマとしており、銀河鉄道999に似たキャラクターが出て、ゲームや実験コーナーがある
バブル時代だった子供のころの博覧会ブームを追体験した。なので個人的にはしっかり楽しめた。
シアターコーナーでは、13時10分からマチュピチュのVRの旅を上映するとのこと。すごい興味がある。
かといってこんなに天気がいいのに、上映までの2時間以上まつのが時間がもったいない。かといって見ないとあとで後悔しそう。うーむ。
そこでひらめいたのが、近くでコインランドリーを見つけたので、その間洗濯すればいい!
洗濯は一番小さいマシンで400円。感想は100円10分を2回。
掃除のおばちゃんと、常連のおばちゃんと与太話をしてると、あっという間に時間が過ぎる
近くに住んでる常連のおばちゃんは、大量の洗濯物を持ってきたが、このコインランドリーを利用したほうが自宅の洗濯機よりもコスト的に安いという。本当だろうか。おもえば去年以前の日本一周はいちいち手洗いをしてたが、コインランドリーに任せた方がはるかに楽なことに気づく。
おばちゃんの話の中でいかにも現代的で印象的だったのが
「おじさん上司が肩をたたいてくる。セクハラだ」と新人女子社員が愚痴を言っていたことに対し、おばちゃんは「おじさんだろうが、男から声をかけられるうちが花なのよ」と女子社員に言っていたこと。
それを聞いてほっこりした。最近なんでもかんでもセクハラ認定だと、人との距離が遠くなって恋愛が困難ではないか。その代替として推し活や二次元にはまると、この国は間違いなく衰退する。ラテン国家のように適度なスキンシップができるようになってほしいし、性に寛容的になるべきだ。
洗濯がおわった。Yシャツは出発以来10日間洗ってなかったが、きれいになるとすべすべのサラサラ。スッキリ。
いそいそとエルガイアに戻ってマチュピチュを堪能
24年前に世界一周した時は、ペルーに行きながらマチュピチュには日程と予算的に行けなかったのでリベンジ。
ガイドアナウンス付きなので、遺跡の様子がいろいろとわかった。もし、あの時マチュピチュに行ってたら、実際には行くだけで疲れ切ってしまい、ただの遺跡に感じただろう
そんなこんなでおばちゃんや警備のおじさんと与太話してるうちに
もう14時半過ぎになり、やっとこさおおいを出発。
といいつつ、空腹なので海を見ながら昼食&PC仕事
もう夕方なのに、全く進めない
でも洗濯もできたしいろんなこと話すことができたし天気もいいし海見ながらだと気分はアゲアゲで心からにやける自分がいる。結果的には正解だと思う。逆にただバイクで走るだけの旅なんて、なにが面白いんだろうと思ってしまう。
といいつつ、出発から10日が経ってもまだ福井県。いつまでもダラダラと全然進めないのはいかんと思ってしまう葛藤。
さあ今夜の目的地は1998年の日本一周以来の湯原温泉。西日本最大級の混浴露天風呂だ。遅れた分は夜を駆ける。昼間だと道草をくいまくってしまうが、夜だと走りに集中できるし流れも速いので距離稼げる。
その後はノルマを挽回するように、ひたすら走ることにした。
舞鶴、福知山、鳥取、倉吉と経由。片側1車線追い越し禁止の走りにくい道がつづくが、京都府と兵庫県になると北陸や鳥取よりもわりと流れも速く、空気を読んだ運転をしてくれる気がする。そのため関西区間はあまりストレスを感じなかった。
20時を過ぎると疲れが出てくる。もう若くはない。齢のせいだ。なので普段ならこのへんで野宿地を探しはじめるのだが、♨入りたいのでひたすら疾走。
22時20分、湯原温泉砂湯に到着するなり早速真っ先に入るが、ぬるい!なので湯から上がると寒い!一番あったかいところを見つけ、しばらくしてほんのりあったまって気持ちいい
この時間でも入浴者は割と多く、中年ぐらいの女性も入っていたがタオルでしっかり覆っていたか、水着を着ていたと思う。うーむ
温泉に入った後は、26年前と同じ場所で、街はずれの空き地でテントを張り、1時50分ごろ寝る
朝 よもぎスパゲティ 味付きとんかつ半額149 Coffee
昼 おにぎり半額64×2 味付きとんかつ ワッフル半額99 サラダ とんかつ
夜 スナックスティック割引58
宿 湯原温泉外れの空き地テント
走行 288km 2024.06.30