この1週間は取材ラッシュでした。テレビ出演したり自分が映ったりで、あまりにも非現実的な日々が続き、夢を見ていたかのような一週間でした
そのきっかけは、
タイ北端の町のメーサイにロングステイしてたとき、よく通っていたのがタムルアン洞窟ですが、タイだけでなく日本や世界をも巻き込んだ大事件が発生。
そこで事件が起こる前の洞窟の周囲は、どんなところだったのか?写真をまじえて公開していきます
取材ラッシュの1週間
タイの洞窟事件以降、これまでの自分の人生で、この1週間は「革命」そのものの一週間でした。
というのも、今週は毎日のようにテレビに映り、全国に放送されたわけで、そのためテレビ局との打ち合わせと、現在の状況や情報の収集と、事実確認・検証と、準備と、出演と、放映された番組の確認と、多忙をきわめてましたが、おとといあたりから落ち着いてきました。
実はちょうどおとといに日本テレビさんからも打診があったので
「テレ朝・フジ・TBSそして日テレで、これで4放送局制覇か!?」
と思ってたら、別の大事件がはいったためボツになってしまいました。残念!!
センセーショナルだったタイ洞窟事件も、さすがに下火になったと思います
ということで、きのうはひさしぶりにのんびり過ごすことができました。
取材もひと段落したので、たびいちドットコムを通じて、テレビでは伝わらなかった部分にも焦点を当てていきます。
今回は、
問題の洞窟のあたりはどんなふうなのか?
をおつたえします
洞窟付近のロケーション
洞窟周辺の簡単なマップです。
テレビを見た方はおわかりかもしれませんが、私は図を描くのがあまりにへたくそなので、ペイント機能で描きました。それでも判りにくくて恐縮です。
これが、洞窟と国立公園事務所方面に続く道です。
普段はこのように静かだが、現在では排水作業が行われているため、かなり様子が変わってると思います
ここをしばらく上ると、右手に洞くつの入り口、さらに進むとトイレやミニ洞窟、国立公園事務所などがあります
タムルアン洞窟の入り口
2018年4月に再訪した時は、アセアン諸国の旗が建つようになった。
テレビ中継で見たところ、現在では、このあたりは救出活動のため資材が並び、立ち入り禁止になってる様子です
普段は全く静かな洞くつの前。夕方や週末になると、このあたりにはちょくちょく地元の人がくるけど、平日などはほとんど誰もいないことが多いです。私は右手の隅にレンタルバイクをとめて洞窟の中に入りました
2018年撮影
ほこらに謎の美女?それとも・・・
2010年撮影。入り口の手前には、ほこらがありますが
中には寝仏像と、女性像。(王女の像?女神像?)
といっても女性像はいかにもブティックの払い下げのようなマネキンにタイ衣装を着せたものという、そういうテキトーなところがタイらしい。
その婦人服売り場のような女性像ゆえに、いったい何を意味しているのかがわからなかった。
2013年に撮った、夜のほこら。あらたに二人の子供が生まれ(?)、そして衣装がデラックスになってますが・・
やっぱり不気味!
でも不気味なほうが魔よけのように大自然に対する畏怖をいだくので、安易な洞窟侵入は避けられる効果があるかもしれません
そして2018年撮影の洞窟の入り口手前。右手に寝仏像がある。
男1人、女2人の3人組がいます。車でやってきたのでタイの国内観光客のようです
大方の来場者は、日の差すあたりで引き返すのですが、彼らは珍しく300~400mぐらい中に入ったようです
なぜか400mぐらい進んだかが分かったというと、この後私が洞窟内に入り、400mぐらい進むと、彼女らの香水らしき匂いが漂ってたからです。
洞窟内は無味無臭の世界(時折コーモリの小便の匂いがするが)で、空気が拡散されにくいので、通った人の香水などの匂いが漂い続けるようです。
洞窟の入り口。
洞窟の入り口から少し入った空間(直径100m程度)は、太陽の光が差し込むこともあり、事件のあった最初のころは、家族や住民などが救出を願って祈祷していたり儀式を行ってましたが、いまでは完全に前線供給の基地となってるようです
洞窟周辺の施設
洞窟入り口からさらに少し登ると、開けた空間があります。
入場時間は8時から18時ぐらいで、遮断機があるけど、実際はいつも夜でも開いたままです
開けた空間。ここにトイレや事務所などがあります
キャンプサイト ソンクラーンの時期には珍しく1台の車とテントがあったが、普段は誰も泊まっていない
ミニ洞窟は、仏像などが祀ってある、ごく小さな洞窟でした。奥まで通じることはないので、もちろん遭難の危険はありません
本日のテーマは以上ですが、なにかあったら追記します