タイのサッカー少年達が閉じ込められた洞窟は、いったいどんな洞窟なのか?

寝耳に水の大事件!

なぜなら、世界的な事件の舞台となったタイ北部の洞くつに、これまで私は何度か入ったことがあるからです!

7月3日追記:4日、5日とテレビ出演なるかもしれません

明日4日は、テレ朝さんとフジテレビさん

明後日5日はTBSさん に放送されるかもしれません

くわしくはこちらへ

【またTV出演?】あす7月4日朝と昼に、またテレビ出演なるかも
祝!タイの洞窟で無事発見! そのこともあって、本日は立て続けにテレビ局2社(のちにもう1社)から連絡が入りました。 ...

昨夜、ヤフーのトップニュースで出てきたのは

サッカー少年ら13人閉じ込めか タイの洞窟で捜索難航

タイ北部で、少年サッカーチームの選手ら13人が、洞窟に入ったまま、行方不明になっている。

タイ北部・チェンライ県の洞窟に入ったあと行方がわからなくなっているのは、地元サッカークラブに所属する13歳から16歳の少年12人とコーチ。

13人が中に入ったあと、豪雨による大量の雨水が流れ込んで洞窟をふさいだため、全員、外に出られなくなったとみられる。

引用元:動画あり

https://www.fnn.jp/posts/00395052CX

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180626-00010016-houdoukvq-asia

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180627-00010001-reutv-asia

「タイ北部の洞くつで行方不明」という話を聞いて、

「まさか、あの洞くつでは?」と不安に思ったのです。

ニュース動画の洞くつの入り口や、中の手すりを見て、「あ、見覚えある!」と感じ

上記のニュースサイトではあまりに情報が少ないので、英語のサイトで確認すると タームルアンとあり

https://www.bangkokpost.com/news/general/1491574/12-feared-trapped-in-mae-sai-cave-search-underway

https://www.thestar.com/news/world/2018/06/25/thai-officials-believe-12-boys-missing-in-cave-are-alive.html

「やっぱりそうだ!あの洞くつだ!」と確信したわけです

では、どんな洞くつなのか

事件となったタイ北部の洞くつはターム・ルアン

タームルアンは、タイ最北の町・メーサイから南に10㎞ほどの距離にあり、そこまでの交通手段はないため、バイクや車などでアクセスするしかありません。

なので日本人でも行ったことのある人はごくまれじゃないでしょうか。

写真の右側、桂林のような水墨画的な山並みの中に、あの洞くつがある。

洞くつへ続く道。普段はこのように静かだが、現在ではこの道に救急車やテレビ局の車などが停まっている模様。

洞窟の入り口。

そのため観光客が来るような場所ではなく、来るのは主に地元の人たち。

タームルアンの洞くつは国立公園とあって無料で自由に入ることができます。過保護な日本とちがって照明がついて観光化されたり、小うるさい注釈はありません。タイの洞くつは完全自己責任の世界です。

週末とかになるとぼちぼち洞くつに入る人がいますが、それでも入り口付近の光の差し込む広間だけで帰る人が多い。

そこから奥は真っ暗闇になるからです。普通の人はこわがります。

そのため、平日の昼間に行くと誰もいないことが多いので、私は一人で洞くつの中に入ってました

コウモリの羽音と鍾乳石から雫の落ちる音が聞こえる以外は、全くの静寂(その代わり不気味だけど)なので タイの喧騒を離れるのはうってつけ。

真っ暗闇の中、ちょっとすすむとストーンサークル風の休憩所のようなものもある。まるでドラクエの洞くつっぽい。

なお、洞くつ内は常にこまかい粒子が空気中を舞っているため、フラッシュ撮影するとこうなる。外よりは若干すずしいが、非常に湿度が高いのでむしむしする。

その先も、岩場だらけの狭いセクションを抜けると、広大な洞窟になったりと、変化に富んで冒険心をかきたれられます。

そんなRPGの勇者になった気分、またはファミコンのスペランカーの主人公になった気分で、ヘッドライトをつけながら洞くつを散策してました。

そびえる鍾乳石

洞くつに入るために持って行った装備

真っ暗闇のたった一人で入るからには、絶対に100%地上に戻れるよう、私の場合は以下の6点を必ず持っていきました

1、ヘッドライト(もちろん予備電池付き)

2、LEDライト付きのスマホ

3、デジカメ

4、GPS

5、iPod touch 4G

6、水(すぐに手が泥で汚れるので、手を洗ったり飲料用)



洞くつの奥に入ると、そこから先は真っ暗闇です。コースを外れたり危険なところまでいかなければ、散歩感覚で洞くつを散策できますが、ライトが消えると何も見えないので、死が待っています。

もし完全な真っ暗闇になると、方角すらわからなくなるため、暗やみの中出口を探すのはほぼ不可能。恐怖ですよ。

ただ、1と2の二つあればどちらかが一つ切れても十分戻ってこれるし、もし万が一両方二つが切れた場合でも、2と3と4と5の液晶画面のバックライトをフルに使えば、なんとか戻ってこれるからです

真っ暗な中戻れなくなり、何日かして誰かに発見救助されるというのは、非常に迷惑がかかり、末代の恥です。

洞くつの中は、簡素な案内板もあり、階段や手すりが整備されて歩きやすい。ただしまっ暗やみなので、先へ進むにはヘッドライトなどは必須。リレミトの呪文は存在しないので、何があっても自力で地上に戻らないといけない。

文字通りのNO WAY。道なき道を進むと「とんでもない」ことになってしまった。

でも2005年に撮った写真なので、今年来たときはもうこの看板は見当たらなかった。

洞窟で使っているこのヘッドライトは、軽量なので装着も軽いし、荷物にもならない。安宿では停電がおこったりするので、旅先では必ず持って行っています。

なぜ洞くつで洪水に見舞われたのか?

洞くつの入り口には看板があります

危険!!7月から11月(の雨季)は洞くつ内は浸水するため入場禁止!

ここから先は行くな!

タイ北部の場合、4月下旬か5月ぐらいから雨季が始まりますが、6月ぐらいまでが小雨季、7月ごろから大雨季、といったところでしょうか。

そのためサッカー少年たちは「7月から入場禁止なら、6月のうちに行っておこう!」と考えたのではないでしょうか

かといって、7月からぴったり大雨季と洪水が始まるわけじゃないので、6月でも下旬になれば、当然集中豪雨と浸水の危険があります。そこを油断して見くびってしまったのではないでしょうか。

1キロまでの範囲か、それとも5キロ以上先か?

そして私が疑問に思ったのが

洞窟の入り口から5km以上奥に入ったところに、少年たちは閉じ込められているとみられている。

なぜなら、自分が実際その洞くつの中を歩いた限りだと、

あの洞くつで人間が行けるのは入り口から約1Kmぐらいまでです。

1キロまでの範囲で閉じ込められたのなら、すでにそこまで電線などが配置されたという話なので、救出されるとおもいます。

しかし、もし本当に5Km先に閉じ込められてるとしたら、相当大問題です。捜索は非常に困難になると思われます。

なぜなら1キロから先に進むとなると、その先が行き止まりになり、その先に続く道があったとしても非常に狭くなるため、人間の幅では進めないと思います。

もし少年たちが「もっと探検しよう。行き尽くところまで行こう」と何らかの形で行ける道を探し当て、泥だらけになりながらもほふく前進などして先へ先へ進もうとしたら、戻るのは困難です。

追記:テレビ取材の依頼が来ました

本日6月28日、タイの洞窟について取材依頼がありました。

取材を受ける番組は

「テレビ朝日スーパーJチャンネル土曜」

です。1週間のニュースをランキング形式で紹介するコーナーで、タイの洞窟事件についてです。

もちろん私が実際テレビに映れるかどうかは確定できませんが、映る映らないにかかわらず、当日とにかく見てくださるとありがたいです。

追記:ついにテレビに映りました!その時の様子などはこちらに随時追記していきます

スーパーJチャンネル・テレビ朝日に出演!その時の様子
先日タイの洞くつの記事を書いたところ 6月28日に、なんと制作会社の方から番組の出演依頼がありました。 取材を受...

7月1日追記:実は、呪われし魔の洞窟だった!

私の大好きなタームルアン洞窟。その反面13人の行方不明者を出してしまった。その洞窟には伝説があることを知りました

自分が映ったテレビでは

洞窟は「男性に強い恨みを持って死んだ女性の体内」

といわれてます。

後になって調べた結果、どういうことかというと・・・

この写真の通り、

洞窟の山々は、タイ女性が横たわっている姿にあまりにそっくりです。

洞窟の中が、女性の体内にあたる。

だけどね、実はそんな伝説があったのはいままで全く知らず、今回テレビを見て初めて知ったわけです。

洞窟内に案内板があったりしててっきりレクレーション的・スポーツ的な感じだったので、自分は能天気にちょくちょく洞窟に入ってたわけですが、まさか呪いと怨念の魔の洞窟だったとは。

そしてテレビでは

「むやみに足を踏み入れると災いを招く」

どうりで辺り一帯は極端に人気が少なく、よくよく考えたらどこか不気味だったわけです。

ただ、自分が感じた限りでは、その洞窟は安らぎと癒しがありました。あたかも女性の胎内にいるかのような。

しかしその反面、ひとつまちがえれば一転して災いを招くのも事実。

だからこそ、なおさら日本人というよそ者である自分が入るからには、災いと禍根を呼ばぬよう、洞窟を最大の敬意を払い、己の力を過信しない謙虚さと用心深さをもたないといけないのです。

「きょうの洞窟は、普段とちがってどこかおかしい」「あぶない感じがする」「いやな予感がする」と思ったらすぐ出るべきだったのです。

さいごに

メーサイに来ると必ず寄るこの洞窟。

暗やみの静寂の中、心を無にできるし、外に行けば森林浴でいやされるので、私の好きな場所です。

一日でも早い救出を願っています。

7月3日追記:

13人は、無事発見されたのことです。

1週間以上経過しても音沙汰がないため、「もしかしたら最悪の結果になるのでは」と思ってた矢先の電撃一報なので、本当に良かった!

もし最悪の場合になったら、もう次からはあの洞窟に入ることはできないんじゃないかと危惧してました。

ただ、大騒動になったため、今までのように自由に洞くつに入れなくなるのは確かかもしれませんが。

ともあれ、本当に良かった!

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