タイの洞窟、どんどん救出の方向に向かってますね。
事件となったタムルアン洞窟は、私にとって大好きな洞窟なので、このところいつもいつも洞窟のことばかり考えております
その洞窟を知っているものとして、救出作業については、一時はどうなることかと思いました。
一番確実なのは、水が引く乾季まで待つことだけど、そこまで待つのは現実的ではないぐらい長すぎるし、これから雨季が本格化してどんどん水かさが増してゆく。かといって救出も危険だというので、このままでは八方ふさがりでは?と思ったわけです
しかし、熟練の救助ダイバーたちがおり、なによりも入り口からのガイドロープがあるというので、それならロープを伝っていけば、潜水しても迷うことなく入り口に戻ってこれるじゃないか!ということなので、それなら問題ないと思います
実際救出に成功しているので、今後とも注目していきます。
光と闇の国立公園
きのうに引き続き、洞窟周囲のネタになりますが、洞窟一帯からさらに周囲の話。
事件となった洞窟(赤い留め印)から南に2~3㎞ほど行くと、T字路になり、集落があります。この一帯は国立公園となっています
そこから西へ少し進むと、池と小さい洞窟がありますが
タムルアン洞窟とは全然雰囲気がちがいます
レジャー地となってます
いつもにぎわっており、大人は花見のように酒を飲み、子供は池で遊んでます
2018年4月14日撮影
2005年1月8日撮影
集落から国道にかけてのあたりは、商店もあるので、きっと少年たちもここで洞窟に入る前の買い出しをしたのではないか?と思います
しかし、
タムルアン洞窟では、まったく趣が異なります
見ての通り、とても静寂で、人によっては不気味さすらただようと思います
当初に書いた通りの伝説があるからだそうです
メーサイの町
洞窟から約9Kmの町で、タイ最北端の町メーサイ。小さな川を境に、タイとミャンマーに分かれています。
ここを起点にしてのんびり過ごしておりました。とくに2018年4月は、なんだかんだで3週間近くすごしました。
山から見る隣国ミャンマー
大事件が起こっても
今回の大事件が起こって、もうあの洞窟はそれまでのような静けさはなくなり、今後は観光化されていくのではと思います。もう自由に奥まで入れないかもしれない。
それでも以前の洞窟を知る者として、今後、20年でも30年でも、安全な乾季にタムルアン洞窟には通い続けていきたいです。