今回のテーマはパンク修理を「確実」に直すコツです。
自分でパンク修理をしたがいいが、しばらくするとまた空気が漏れた、あるいはどうも乗りごこちよくないと言う人はぜひお役立てください。
近頃、自転車の前輪が
3日もすると空気が抜けてくるので、そのたびにシコシコ空気を入れていた。
そんなある日、前輪の空気が一挙に抜けていた。
さっきまでは普通に空気が入っていたのに。
かといってパンク修理できるのは家なので、何とかして帰らないといけない
乗り出す頃にはまだ空気は残っていたが、走っているうちに、完全に空気が抜けてしまった
このまま乗ると、前輪に重量がかかってチューブが破損するので、
しょうがないので、シリをサドルではなく後ろの荷台に載せて漕いだ。
アメリカンバイクのようになってると言えば響きがいいが、
はたから見るとアホな中学生。
でも緊急時なので、人のいないところでは「アメリカンポジション」で乗って家に辿り着いた。
まずは虫ゴムに注意
パンクっぽくはないが、4~5日経つとタイヤがしぼむ、どこか微妙に空気が抜けている、
とおもったら、
入り口の空気漏れを調べよう。虫ゴムが劣化している可能性がある。
見分け方は簡単。空気バルブの入れ口に水を付けるだけ。
空気漏れとして気泡が出てくるのですぐ判る。
虫ゴムが変色劣化していたので、新しい虫ゴムに交換。
虫ゴムなどが入ったパンク修理セットは百円ショップで売っている。いい時代である
とても簡単なことなのに、なぜ見抜けなかったのか。
そしたらその都度空気を入れる手間が省けたのに、あるいは安心して長期に自転車を置けたのに、と思う。
そしてパンク修理
てっきり虫ゴムが完全にダメになったから一気に空気が抜けてたのかと思ってたが、
チューブを取り出すと、穴が開いていた。
穴の正体はどこだとタイヤを触ると、発見!
トゲのような鉄片が突き刺さっていた。にくたらしい。
そうして無事にパンク修理を終了したわけです
自転車での世界一周は、110年前から行われていたが、当時はどうやってパンク修理したんだろうか?チューブやゴムノリは手に入ったのだろうか。
確実に修理するコツ
穴の周りを、ヤスリでたっぷり広範囲に砥ぐ
ヤスリによってチューブの表面を削ってキズをつけることにより、ゴムノリが浸透して接着できるようになる。パッチよりも一回り大きく削っておくこと。
ゴムノリをたっぷり広範囲に塗る
これも、パッチの一回り以上は塗ること。
ケチってギリギリの範囲しか塗らないと、パッチの端が剥がれてしまい、そうなると空気が漏れて結局最初からやりなおしで、逆にめんどくさいことになる
修理が終わったら、半分だけ空気を入れて均等になじませる
パンク修理を終えたら、そのまま空気を入れて走ってはいけません。
なぜならチューブがバルブの周りに偏ったままなので、
そうなると回転するたびに「ボコッ、ボコッ」と乗り心地が悪くなるので、均等にする必要がある。
なので修理した後は
1、半分だけ空気を入れて
2、少し転がしてチューブをタイヤに均等に慣らす
3、そして空気を全部入れるようにする。
これで完了!
それでは、快適な自転車ライフを!