【復刻】なつかしブログ 2005 6月編 エレキと無観客試合

STK 1(復刻版)
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温故知新!18年前のたびいちはこんなこと書いてました

今はなき画像無しのブログ「さるさる日記」をSTK1に移植、

そしてさらにたびいちドットコムに移植しました

当時の流行をお楽しみください

■2005/05/25 (水) 六本木のエレキライブ

ちょっとまえの5月4日、FM局とバンドのキーボード演奏で活躍するの♪さん(FM西東京の出演でお世話になったパーソナリティの女性)のバンドが出る、テケテケライブを見に六本木へ行ってきました ちょうど自分もベンチャーズのCDなど持っているのでまさに本物が聞けて、いや~本当に楽しかった!

来る前はコピーバンドだけなのかな、と思って行ってみると、なんと元ベンチャーズのノーキ・エドワード氏が出演するとの事。
エレキと聞くと寺内タケシのエレキ魂、反骨精神、といったイメージもあるが、当然ステージも観客もオヤジパワー全開。

♪さんは前座のバンド「メモリーランチャーズ」で紅一点隅の方でキーボードを演奏していたが、やはりパワーあふれる男の世界。ドラムとエレキの音にかき消されてしまう。
なんともバンドリーダーは加山雄三や寺内タケシのバンドにいた事のある人だからすごい。

このバンドで特徴なのはベンチャーズのみならず、山形花笠音頭などの民謡をアレンジして迫力あるエレキサウンドに変えていく。だからアメリカ人がジャパニーズ民謡を演奏しているような、なんともオリエンタルな不思議なフィーリングだ。

その後司会者も変わり、いかにもこの道司会者一筋30年、といった熟練そうな司会者になった。そして真打ともいえるノーキの出番。

圧倒される狂いのないリズムと繊細さと、狂ったような迫力を兼ね揃えていた。そしてドラムの完璧なリズムとダイナミックさ。おいらはドラマー嵐を呼ぶぜ~とはこのこともいえるぐらいに最後まで夢中になって聞いてしまった。
やっぱり本物の会場で演奏する本物は違うな~と、いなか者の私はしみじみしたね。
さて、ノーキはてっきり50代だと思っていたのだが、司会者によるとなんと彼は70歳だった!
森光子とノーキはエイジレス、とはこのことを言うのね。
興味がある方は検索して調べてみてください

そういえば、その大御所司会者は、一体どんな風にノーキと話すんだろう、と思っていたら、特に会話はなかった。ノーキも過去に何十回も来日している割には日本語全然しゃべれないのだが、インタビューがなくても音楽に国境はない。エレキに言葉は要らない。と感じ取れた。
ベンチャーズの曲は歌のないインストゥルメンタルなものばかりなので、クラシックと同じ、曲だけなら言葉も国も関係なく共有できる。その時司会者はなぜかファイヴ・ナイン、と言っていた、次のライブは5月9日、と言う意味のようだ

さて、前述の「メモリーランチャーズ」には、特別出演に7歳の女の子がステージに出ていた。エレキの弾ける天才少女!将来はエレキのモーニング娘。!とリーダーが意気込んでいた。ウェスタンな格好をしていて、ふっくらとしてかわいいのだが、いかにも疲れてだるそうな顔をしていた。子供は正直だ。
まさに客寄せ着ぐるみチックなレッサーパンダのようなものだろう

そのバンドが終り、しばらくするとその女の子が会場の一番後ろにたってエレキライブを聞いていたのだが、その「正直」な女の子は、なんとエレキのノリノリなリズムに合わせて一人で踊りまくっていた(笑)

その日本人離れした感覚には思わず感動してしまった。というのも中南米(アフリカやアジア、インド、沖縄あたりもそうだろうが)の場合、よく街角や祭り広場なんかで大音量でポップソングやダンスミュージックがかかっていたりするのだが、子供はもちろん、若者も大人も場所ふりかまわずスピーカーの音にあわせて腰を振って踊っていたりする。
彼らは曲によっていつでも反射的、本能的に体が動いてしまうのだ

転じて日本の場合、たとえば日本でイベントや祭りのとき、ダンスミュージックが流れていたとしてもそれにあわせて身体を小躍りさせたり、踊ってる日本人はまずいない。
そんなところに子供が踊っていたりすると親から「みっともないからおよしなさい」とか、友人から、からかわれたりしてしまう。
そういう日本的な壁をもろともせず、自分の本能に忠実に踊っていた彼女はある意味、めぐまれた環境に育っているともいえる。

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■2005/06/09 (木) サッカー、日本タイ北朝鮮

サッカーの試合なんぞろくすっぽ見ないのに、あのときはなんたって「北朝鮮」との、しかも「無観客」試合というのが興味があったのでテレビにかじりついてしまった。
タイ・バンコクで試合なので、一ヶ月半ぶりに見るバンコクはなんかなつかしい。ただ高温と雨季に入って湿気が高くなり、ものすごく大変そうだ
試合前半。0-0で終った。なかなか点が入らないが試合の展開からすれば日本が有利なのはわかった
そして後半、2点を入れる。だが日本の勝利で幕を閉じる終了間際に、北朝鮮の選手がヤケクソなのかキレテしまい、レッドカードになった。感情のコントロールできない北朝鮮の本性をまたも見せつけられる。だが、サンフィレッチェ広島に所属する金一点、金髪に染めた選手が必死で彼を止めに入っていた。彼も北の選手とは言えど、日本のチームに所属して日本ナイズされた考えをもっているので止めに入ったのが唯一の救いだったかもしれない

当然何万人という観客がいないので、スタンドはガラガラ。試合中は日本のサポーターの声がスタジアム外からカセットテープのように流れてくるのだが、試合が終るとぱったり止んだので、なんかW杯というよりも草サッカーで勝ったような素朴な感じがしたのが印象的だった。

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